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- 0017「行き違い」 みけの物語カフェ ブログ版
- ビルの屋上。夕焼けが街を染めている。女がひとり、たたずんでいる。そこへ男が現れる。男「どうしたんだ。こんなところへ呼び出して?」女「あっ、ごめんね」男「いいけどさ。なんかあった? また、ミスでもしたんだろ」女「そんなんじゃないよ。……」男「悩みごとか? まあ、恋愛のこと以外だっ…
みけの物語カフェ ブログ版 - 0017「行き違い」
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- アンテナにトンボ 超短編小説 トモコとマリコ
- 墓参りに行くと、墓石の前に、死んだ母の、下半身だけが、立っていた。 おかしいなと思い、墓石のてっぺんのアンテナを見ると、アンテナの先に、トンボが一匹、とまっていた。 トンボがアンテナにとまっているせいで、死んだ母を、うまく受信できていないのだとわかった。 私は手を振って、トンボ…
超短編小説 トモコとマリコ - アンテナにトンボ
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- ホームページで再公開しました。 みけの物語カフェ ブログ版
- ブログ短編0723「最強の呪文」を再公開しました。 <みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。 左側のブックマークの欄からいけますよ。
みけの物語カフェ ブログ版 - ホームページで再公開しました。
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- 花が枯れる 超短編小説 トモコとマリコ
- 仕事帰りに通りかかった花屋で、綺麗な花を見つけた。「お水はいらないんですよ」 店員は言った。「どうやって育てるんですか?」 私は尋ねた。 店員は答えた。「愚痴を聞かせるんです」 それならいくらでも出来る。 私はその花を買い、自室の窓辺に置いて、同居している姑への愚痴を、毎日聞か…
超短編小説 トモコとマリコ - 花が枯れる
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- 【鬼滅 if 現代編】第10話「盃」 二次創作短編小説集
- 殺しに行った相手に、逆に窘められて帰るという顛末は、燈子の短い生涯の中でも特に忘れ得ぬ記憶として刻まれる事となった。いつの間にか降り始めた小雨は次第に強くなり、敗北感に打ちひしがれた燈子の頭を、追い討ちをかけるように小突き回す。「あーあ、何やってんだろ、私」濡れた制服に体温を奪わ…
二次創作短編小説集 - 【鬼滅 if 現代編】第10話「盃」
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- ホームページで再公開しました。 みけの物語カフェ ブログ版
- 連載物語0022「空からきた少女」を再公開しました。 <みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。 左側のブックマークの欄からいけますよ。
みけの物語カフェ ブログ版 - ホームページで再公開しました。
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- 桜色の君になって【TSF、入れ替わり】 女装写真をイラストに
- 桜色の君になって【TSF、入れ替わり】 https://ping.blogmura.com/xmlrpc/7285qsxaexpx/春の風がそよぐ放課後、俺は校門の前で立ち止まった。 視線の先には、満開の桜の木。 ちらちらと花びらが舞い落ち、まるで何かを誘うように地面に降り積もっ…
女装写真をイラストに - 桜色の君になって【TSF、入れ替わり】
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- あんなとこ 超短編小説 トモコとマリコ
- 「また地球に行ってきたのね」 母が、テレビを観ながら酒を飲む父に、微笑みながら話しかける。「行ってねえよ、あんなとこ」 父はぶっきらぼうに答える。 母と私は顔を見合わせて笑う。父が脱ぎ捨てた宇宙服のヘルメットに、桜の花びらが一枚、くっついていたのだ。
超短編小説 トモコとマリコ - あんなとこ
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- 【鬼滅 if 現代編】第9話「看破」 二次創作短編小説集
- その日、可楽と共に出かけた寄席から逃げるようにして帰宅した燈子は、目を真っ赤に泣き腫らしながらベッドの中に潜り込んだ。「う゛ぅぅ、悔しい……ぐやじいよぉぉぉぉぉ!!」戦いの道を歩む事に関して「覚悟が足りない」と言われた事にショックを受けたのはもちろんだが、それ以上に、日頃から全幅…
二次創作短編小説集 - 【鬼滅 if 現代編】第9話「看破」
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- ホームページで再公開しました。 みけの物語カフェ ブログ版
- ブログ短編0722「古寺百計」を再公開しました。 <みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。 左側のブックマークの欄からいけますよ。
みけの物語カフェ ブログ版 - ホームページで再公開しました。
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- 【Re:ゼロから始める異世界生活】第66話の感想まとめ!ベアトリスの活躍とユリウスの衝撃的な結末に迫る ロゴユメ2
- Re:ゼロから始める異世界生活3期最終回、第66話の視聴者感想をまとめました。ベアトリスとオットーの感動的な戦いから、ユリウスの記憶喪失という衝撃的な展開まで、ファンの生の声をお届けします。4期への期待と共に、水上都市プリステラ編の決着を振り返ります。
ロゴユメ2 - 【Re:ゼロから始める異世界生活】第66話の感想まとめ!ベアトリスの活躍とユリウスの衝撃的な結末に迫る
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- FF8やってみた。ジャボテンダー、バハムート、アルテマウェポン戦 女装写真をイラストに
- FF8やってみた。ジャボテンダー、バハムート、アルテマウェポン戦 https://ping.blogmura.com/xmlrpc/7285qsxaexpx/ジャボテンダー 一気に倒さないと逃げてしまうので注意が必要。 針一万本はもうしょうがないね。 この戦闘はかなり挙動がおかし…
女装写真をイラストに - FF8やってみた。ジャボテンダー、バハムート、アルテマウェポン戦
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- あの夏の記憶を 超短編小説 トモコとマリコ
- 真冬、橋の上から見た川の水面に、入道雲が映っていた。 この川は、あの夏の記憶を、まだ引きずっているらしい。 橋から身を乗り出して、水面を覗き込んだ。まだ綺麗だった頃の私が、そこに、映っていた。
超短編小説 トモコとマリコ - あの夏の記憶を
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- 虹 超短編小説 トモコとマリコ
- 今日の雨上がりの空に架かった虹を作った男は、虹作りの免許を持っていない、無免許の男だったというニュースが、テレビ局に伝えられた。 ニュース番組のスタッフは、さっそく街頭インタビューに出かけた。 街の人々はみな、スマホで今日の虹を撮影していた。「無免許だったんですよ」 とインタビ…
超短編小説 トモコとマリコ - 虹
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- 遊び方 超短編小説 トモコとマリコ
- おもちゃ屋さんに、人間が売られていた。 パッケージには『傷つけて遊ぼう!』と書かれていた。 僕はその人間を買って、その日から早速、その人間に愛を注ぎ始めた。
超短編小説 トモコとマリコ - 遊び方
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- 1491「くそ夫」 みけの物語カフェ ブログ版
- これは、とある夫婦(ふうふ)のお話だ。 妻(つま)が夫(おっと)に妊娠(にんしん)を告(つ)げると、夫はどこからか家政婦(かせいふ)を連(つ)れて来た。妻は心配(しんぱい)になって言った。「そんなお金(かね)、どこにあるのよ。そこまでしなくても…」 夫は嬉(うれ)しそうに、「心…
みけの物語カフェ ブログ版 - 1491「くそ夫」
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- 時間が解決してくれる 超短編小説 トモコとマリコ
- 愛用の腕時計の時刻が狂ってしまう。何度直しても狂ってしまう。 よく観察していると、長針と短針が重なる時刻になると、長針から逃れるように、短針がつっと先に動く。そのせいで正しい時刻にならない。 原因がわからない。時計屋に持っていくと、店主が、「痴話喧嘩ですな」 と言った。「長針と…
超短編小説 トモコとマリコ - 時間が解決してくれる
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- 妖精 超短編小説 トモコとマリコ
- 学校の授業中、教室の、開け放した窓から、何かが入ってきた。 それに気づいた私が、「あっ」 と声を上げると、みんながその声に気づいて、顔を上げた。 教室に入ってきたそれは、一匹の妖精だった。 クラスメイト全員がそれに気づいた後、やっと先生が気づいた。「珍しいな」 先生がそう言い終…
超短編小説 トモコとマリコ - 妖精
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- 液体 超短編小説 トモコとマリコ
- 冬の夜道に、赤ん坊が捨てられている。静かに息をする赤ん坊の傍らには、哺乳瓶が置かれている。哺乳瓶の中には白い液体が入っている。その白い液体は、街灯の白い光でますます白く見える。 そこをホームレスが通りかかる。ホームレスは空腹で倒れそうである。 ホームレスは赤ん坊を見つける。そし…
超短編小説 トモコとマリコ - 液体
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- ホームページで再公開しました。 みけの物語カフェ ブログ版
- ブログ短編0721「愛憎のはて」を再公開しました。 <みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。 左側のブックマークの欄からいけますよ。
みけの物語カフェ ブログ版 - ホームページで再公開しました。
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- メイド服と母の体の神秘【TSF、入れ替わり、メイド服】 女装写真をイラストに
- メイド服と母の体の神秘【TSF、入れ替わり、メイド服】 https://ping.blogmura.com/xmlrpc/7285qsxaexpx/「……ううん……」 目を覚ました瞬間、体に違和感を覚えた。 普段より体が軽く、指先が妙に細くなった気がする。 「……あれ?」 手を伸…
女装写真をイラストに - メイド服と母の体の神秘【TSF、入れ替わり、メイド服】
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- 指輪物語 超短編小説 トモコとマリコ
- ある朝、通勤電車に乗ったら、目の前におじさんが座って、うつらうつらしていた。 おじさんの頭は禿げていて、その禿げ頭の中央から何かが生えている。 それは一本の指だった。細く、美しい指だった。 指は電車の揺れに合わせて、おじさんの禿げ頭で揺れていたが、とある駅に近づいた時、アナウン…
超短編小説 トモコとマリコ - 指輪物語
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- 飛行機雲とにわか雨 超短編小説 トモコとマリコ
- 空を見上げる。 飛行機雲がある。 と思ったら、それは、雲鼠の尻尾だった。 ふと見ると、背後から雲猫が迫っている。 きっとじきににわか雨が降るだろう。
超短編小説 トモコとマリコ - 飛行機雲とにわか雨
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- 手 超短編小説 トモコとマリコ
- 「友だちが欲しい」 とお祖母ちゃんに言ったら、お祖母ちゃんは、仏間の押入の奥から小さな瓶を取り出した。 瓶の、小さなその瓶の中には、ピンク色の粉が入っていた。「水に溶くんだ」 お祖母ちゃんは言った。「友だちになるから」 お祖母ちゃんは言った。「綺麗な水に溶くんだよ」 お祖母ちゃん…
超短編小説 トモコとマリコ - 手
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