ある方にメールでお話しする上で

検索したら引っかかったので

みなさんと共有したい。

SAPIXのマンスリー

どこまでやるの?

である。


  マンスリーの出題元(主に算数)



理科には基礎トレがなくなったので、

算数だけの話ではあるが、

基礎トレで50点、残りが授業テキストであることがわかる。


  基礎トレのうちわけ


マンスリー確認テストの難易度別配点〜基礎力トレーニング〜


定義はこう。

【5年生〜6年生前半】

易しい:35点

やや難しい:5点

【4年生】

易しい:50点

※易しい=教材掲載問題から、数値、または文章の主語・述語・目的語が変わったもの


難易度を見ると5年と6年で難問が出てくるが

配点が5点しかない。

それ以外は単なる数値替えである。


  デイリーSAPIX(メインテキスト)

内訳はこう

マンスリー確認テストの難易度別配点〜デイリーサピックス〜

図3【6年生(前半まで)】

★1つ〜★2つの数値・言葉替え:70点
やや応用(数値・言葉替えではない):30点
発展:10点

【5年生】
★1つ〜★2つの数値・言葉替え:90点
応用(★3つまたは応用問題):20点

【4年生】
★1つ〜★2つの数値・言葉替え:85点
応用(★3つまたは応用問題):15点
※数値・言葉替え=教材掲載問題から、数値、または文章の主語・述語・目的語が変わったもの


重要なことは

150点のうち★★2までで

50+90=140になることだ。


▼4年生・5年生
「デイリーチェック」で出題されなかった「★3つまたは応用問題」と考えられる問題が、4-5年生は、合計15~20点分、が出題されています。これはこの回だけではなく、毎回似たような傾向で3-5問程度は、比較的難易度の高い応用問題が出題されております。

図4

ただ、逆に言いますと、

「4ー5年生はデイリーチェックと同レベルの問題が125点-135点分、出題されている」ということです。

そこから数問ミスをしたとしても、110点-120点は最低限取らなくてはいけない問題構成になっていると言えます。少なくとも難易度的には。(繰り返しになりますが、5年生で110点を、4年生で120点を取れれば、回によりますが、7割を超えますので、偏差値60以上になります。)

▼6年生

また、6年生は一見すると応用の割合は増えておりますが、あくまでも本当の意味での発展問題は毎回10点前後で、「テキストの数値・言葉替えではないが、入試まで1年を切った6年生ならばすでに習っている知識で十分得点できる問題」=「やや応用問題」が30点分出題されています。
1年後に迎える入試はテキストの数値替えや言葉替えではもちろんありませんので、そのような問題にも十分対応できるようになってほしい、という意図から出題されているのでしょう。つまり、

「デイリーチェックと同レベルのものを含め、6年生であれば得点できる問題が140点分出題されている」

ということです。もちろんミスやテキストと見た目が異なる問題で少し点を落としてしまったとしても120-125点は十分に得点することができるはずです。

驚く女の子

これが、マンスリー確認テストの実態です。  


中から見てても自明で、
※なんで理科科なのに算数を解いているのか
理由は自明。
クラス変更時に電話する前に解いておくのが当たり前であり、
私は生徒答案を見ながら×の理由を全科目から洗い出している。じゃないとアドバイスできない。
電話かけてるくせに聞かれて困るとか最悪なのだ。

  αの資格

というわけで、当然選抜クラス基準はこう


▼アルファ下位クラスの基準

◯大規模・中規模(アルファクラス3つ以上)

4科目偏差値 56〜58
→マンスリー得点率68~70%

◯小規模学校(アルファ2つ以下)

4科目偏差値 55〜61
→マンスリー得点率68~74%

60取ればほば受かる。

だからね?

偏差値60が必要で、そのために必要なのは

基礎トレとデイリーの★2つまで。

できれば上がるのである。


だからここまでやればいいだけなの
【アルファ中位〜アルファベット上位】デイリーチェックは8割以上を取れているけれど、マンスリーで105点以下のお子様
『適切な学習方法と努力次第でマンスリーテストは110点(≒偏差値60でありアルファの基準)まで得点できる』
一見難しそうに思える
サピックスのマンスリー確認テストですが、
内容は「デイリーチェック」「基礎力定着テスト」で出題される内容・レベルのものが約8割を占めており、
「定着さえ出来ていれば」
高得点・高偏差値を取ることが可能です。

逆に言えば「二月の勝者」式に
2割落としてもαになるし、
その2割に時間とお金かかるのは無駄
が結論。
※国語だとわけわかんない記述を
まとめる時間があるならきちんと読めばいいのに
なぜか焦って雑な読み方をして最後の問題もまとめきれない。
理科でも同じ。初見は解けなくてもαになる

  ストラテジックSAPIXα攻略法

ここまでの話をまとめると、

1.最初から発展は勉強する価値すらない。

テキスト製作もそう思っている。てか指示が来る

2.努力すれば合格するが努力の方向間違えると

絶対にαにはなれない。

  いらない努力の例


1 テキスト全部解いて全部解法暗記

→戦記さんパターン

2 国語の解説の意味を考えてない。

○か×かだけでほとんど博打で臨んでる

ま、素人だから仕方ないのだけど。

3 理社は点で暗記(単純記憶)

4 マンスリーの過去問とか買っちゃう

5 テキストを習熟してないのに市販教材やっちゃう

※この場合の例外は

塾テキストが難しすぎたり

認知特性が違う場合である。


たとえば本を読むのが苦手な子に、

「よく読んで考えなさい」と言っちゃうパターン

つまり非言語優位に読解させるみたいなの。

たまーに親にプライドがありすぎて

間違いを認められない人がいる。

そこで親が答えられないと子どもに怒る。


SAPIXの教材全部の説明は講師でも無理だよ?

解答なしだと明白にわかる。

「解答を理解できる程度」でしかない。

学生講師には理解できてない人もいる。

元SAPIX生→早稲田大学

「漢字なら酸性、カタカナならアルカリ性」

非常勤講師管理課長と話してて

「何言ってんだろうね」

この理論が理解できなかった。

クエン酸、ホウ酸、アミノ酸、レモン水

石灰水、石鹸水、重曹水はどうするのか。

なので室長に言われたので電話で誤りを指摘したら

即座電話かけてきて退職した。

講師管理部から電話がきて

わけのわからないことを口走って

発狂しながら退職すると言ってきたとのこと

なので何言ってるかわかんないから

問い合わせが来た。

JGとW大の品位が落ちるからやめようよ

人間を。

なのでこの人はもういないから安心である。


  ​まとめ

戦略で重要なのは

持ってる駒をどうつかうかである。

つまり持ってない駒は使えない

もちろん駒の数を増やすのはアリである。

しかし、飛車角は盤面に4枚しかない。

これを取るために

全部の歩と金閣銀閣を失ったら意味がない。

一流のビジネスマンなら、

コストとは

必ずしも金額だけを差さないことを知っている。

結果的に可換なのだが、

例えば時間もコストである。

あるプロジェクトに対して

人月100人90日残業4時間を3ヶ月

費やしたとすると

(90×100×4×1.2)×3+(35万×100)×3

人件費コストである。

これに電気代と開発環境償却費と

他の業務の遅滞によって真のコストが出てくる。

私がWのExiVで教わったのは、

このコスト意識である。

※当たり前だがIB○で学んだから

人月計算はとっくに知ってる。

したがって人に何かをやらせるとなれば、

そこまで考えて仕事を振り、

取れる見込みのある案件に注力するのは当たり前

ここで家庭内では金銭が発生しないので、

家庭学習指導などに

コストに見合わない時間と労力を

無制限に注ぎ込むことになる。

怒る暇があるなら一問解く力を与えるといい。

そのために必要なのは親が困る姿だ。

開成と桜蔭100%合格させてるからα常連、

開成合格親も多数知ってる。

※そもそも理科に質問しにくる時点で

ものすごくできるか、ものすごくできないかなのだ

算数に行列が並び、

終わると理社には誰も並んでいなくても

質問すらせずに帰る親がいて、

私はその人の顔を覚えておく。

基本コースの面談担当になったときに

確実に危険度が高い生徒に育つから。

あ、ちなみに私は生徒の成績頭に入れてある。

頭の上に数字が書いてあるように見える

お迎えにきたときに親御さんの顔を知る。

だからどの子の親かわかってる。


できる方は自分の子どもに問題なくても

顔と名前自己紹介してくる。

だから理科に並ぶのはα親が多い。

もちろん危険水域案件の場合もあるので、

※特に力学

いずれにしてもこっちに来てくる段階から

検索と絞り込みと話す順番を考えている。

だからね、

私には「先生よく見てますね!」と保護者が言う

そら見てるよ

爪噛んだ回数と頭掻きむしった回数と

解いてる時の手の動かし方と解答途中の式もね

机間巡視は基本。

でも一部にこの言葉も意味も知らん人がいる。

前の教科長はそうだった。


私たちはきみがくるのを待っている。




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