先日、龍ケ崎市を訪れた時のお話。
文化財巡りスタンプラリーに挑戦しようとしたら、場所が探し当てられず結局断念
スタンプラリー対象のスポットとは関係のない女化(おなばけ)神社に寄ってきました。
牛久市の中にありますが、この神社の建っている所は龍ケ崎市。
珍しい、飛地の神社です
陸の孤島みたいな感じになっているには、過去の歴史に理由があるようで。
(記事の一番最後に、過去ブログで書いた記事がありますので見ていただけたら幸いです、って手抜きすんな😅)
簡単に言ってしまうと女化神社とそれが鎮座する土地の所有者・管理者がらみの問題が昔あって、その流れから現在のような格好になっているようです。
いつの時代も不動産にトラブルは付き物だということか
鳥居をいくつも越えて、本堂に入ります。
蝋梅が美しい
この女化神社は狐の伝説を秘めている神社です。
仕事の帰りに猟師の罠にハマった狐を逃がしてあげたところ、その狐が人間の女性の姿になって恩返しをし、3人の子供を産んだというお話です
神社の名前もそこから(女が化けた)来てるのかな?
案内板を見る限り、永正2年(1505年)創建(伝)とのことで、”女化稲荷”と称されていたとあります。
既に”女化”という名前が使用されていたようですね
訪れたこの日、梅はまだ蕾でした。
あれから2週間経過。
どこまで咲いたかな
では、お参りします
本堂手前の両側に、狐とその子供達の石像が置かれています。伝説の狐かと思われます
昔、現在の稲敷市に住んでいた百姓の忠五郎(忠七という説も)という人が土浦からの帰り、猟師に狙われていた白い狐を助けたそうな。
その狐が人間の姿になって忠五郎の家に住み、やがて妻となって3人の子を産み育てていましたがある日とうとう、狐の姿になったところを子供に見られてしまい、森へ逃げてしまいました。
その後、狐は忠五郎や子供たちの前に姿を見せることはありませんでした。
我が子が恋しい、でも正体がばれてしまった以上もう人間の世界にいることはできない・・・。
去っていく女狐の心中はいかに
姿を消した狐、そして残された忠五郎とその子たちのことを思うと切ないです。
ちなみに子供たちは人間としてその後、すくすくと成長し出世したそうです。
では、この度の御縁に感謝
何か意味ありげな絵馬が本殿に
鳥居が描かれているところから、この女化神社を表わしているのかな?
う~ん、やっぱり謎です😅
龍ヶ崎市には、こうした昔話や伝説等が史跡とともに残っているようです
こうしたスポットを訪ね歩くのも面白いかもしれません。
女化神社について過去詳しく書いた記事をリンクいたしました。
よろしかったらm(__)m
毎年旧暦2月の最初の午の日(今年は3月2日?要確認→📞029-872-2237)には、境内で初午の縁日が行われるそうです。
植木市も行われ、盛大なお祭りが行われるようです。
本日も御訪問・御閲覧誠にありがとうございました!
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