第32回 奉納 靖国神社 夜桜能 2025 第ニ夜 感想レポ
平成4年からスタートしました。
4/3、4/4の2日間です。フジテレビ主催です。
場所/時間
晴天
靖國神社能楽堂及び内苑
靖国神社 最寄駅 地下鉄 九段下 1番出口 徒歩5分
雨天
文京シビックH
18:10〜21:20
追記
休憩時間は20分間で、お化粧室に行き、売店並んで食べても余裕ありました。並んではいましたが、すぐ向かえば間に合います。
すぐ近くのお化粧室は靴を脱いで上がりました。綺麗な建物でした。
演目/出演者
火入れ式
舞囃子「安宅」あたか
重要無形文化財保持
人間国宝 大坪 喜美雄
狂言「舟渡聟」ふなわたしむこ
親子
野村 萬斎
野村 裕基
能「海人」あま
宝生 和英
他
持ち物
物凄く寒いので、外の場合は防寒必須です。
・フード付きロングダウン(ファーなし)
後ろの人の邪魔にならないようについてたら取っとくといいです。寒いから被って見てる人も多かったです。
・手袋
手がとにかく寒かった。
・マフラー
・レッグウォーマー
・膝掛け、ストールなど
・現金
音声ガイドや食べ物を買うのに使います。
音声ガイドは電子マネーも使えたのですが、時間がかかるので現金をお勧めしますとお姉さんが言っていたので現金払いしました。
感想
心配していた通り、自由席だったので最初は人の頭で殆ど見えず(汗)オペラグラスは持って行ったのですが。休憩中に移動したら、少し見えるようになりました。
あと物凄く寒くて!前年に行った人がすごく寒かったとレビューしてたので、防寒していったのですがそれでも甘かったです。
寒くてよく見えないしで全然集中できずでしたが、能と狂言の違いが分かったり、能では子供の役者のことを子役とは呼ばず、子方と呼ぶことを知れました。
子方が高い声で話し始めた時にハチワレだ!と思いました。寒い中よく頑張りました。火があったかいといいな。
最初の火入れで松明で薪に火をつけるのです。それが暖房代わりになっているのかと思いました。
能は解説がないと分からない感じで、ゆっくり言葉を言う、周りが小鼓を鳴らしたり音楽を奏でたり、念仏のような歌を唄っている。
狂言は思ったより現代でも理解できる言葉で喋ってました。「俺も今朝から待っていた」「器量のいい男と聞いていたが、ブ男だ」とか。
狂言では笑いがよく起こっていました。おかしな内容だったのだと思います。酒というワードが多く出てました。あと髭を剃ったとか。
音声ガイドをレンタルしたのですが、番号がない初めて見るタイプでした。
観ながら解説を聞くのかと思いきや、この演目はこういうものです、という武蔵野大学の人が解説しているものでしたので、公演中は聞きませんでした。
今度は、ゆっくり屋内で前の方の席で見たいですね。
ですが、最後の能で盛り上がるところで風が吹いて、ザァっと木が揺れる音がして、夜桜が舞っていたのは幻想的でした。あの空気感を味わえたのはよかったです。他の観客も「いいところで風が吹いたね」と話してました。
青でライトアップされた桜も美しかったです。
これは普通のライトの桜です。綺麗でした。
シテの花というサンデーの漫画が宣伝されてました。
靖国神社
有名な神社ですが、初めて来ました。大きな鳥居です。でっかい鳥居に囲まれています。何個も鳥居があります。
おみくじ引きたかったけど、靖国のおみくじは24時間ではないようです。
大村益次郎の銅像。
ここが参拝するところ。
おわりに
極寒でしたが、休憩時間に甘酒飲んだらだいぶ耐えられました。甘酒の力すごい。柚子とクルミのパウンドケーキも美味しかった。
お着物着てる人たちも何人も見かけて、雅な空間でした。
能と狂言を見るのは小学校の課外授業以来でした。
確か、能を見たんだよな。何だったっけな、と座りながら考えていたら、そうだ附子(ぶす)だ思い出せました。衝撃のタイトルですよね。ぶすって。しかも毒。*本当は砂糖
今のぶすっとした表情だとか、容姿に関する悪口の語源だそうです。附子は教科書にも載ってるんですよね。それで観に行ったのかな。
附子が美味しそうで。行器(ほかい)の見た目から、トロトロとした黒糖を連想してました。能は金の扇子を持って舞う姿がうっすら記憶が。
ン十年ぶりに生で見たくなりました。思い出させてくれてありがとうございました。
月と桜
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