ユキマツの「長期投資のタイミング」

「景気(企業利益動向)」「中銀の金融政策(金利動向)」「投資家のリスク許容度」などから長期投資のタイミングを探る投資ブログ

●Jリート 割安感なし ●テスラ 50%OFF ~週次 あれこれ~

最近気になるテーマをいくつか。

・投資判断はご自身で行ってください

・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません

テスラ(TSLA)の株価(ここ5年)

※出所:https://jp.investing.com/equities/tesla-motors

先週週間では約「-5%」。

2024年12月のピーク「488.5」から約「-49%」水準。

エヌビディア (NVDA)の株価(ここ5年)

※出所:NVDA | Nvidia 株式-Investing.com

AIバブルの象徴っぽいエヌビディアの株価変動。

先週週間では約「+8%」。

今は2024年11月ピークの「152.9」から約「-20%」水準。

ビットコイン(ドル建て、ここ5年)

※出所:https://jp.investing.com/crypto/bitcoin/btc-usd

先週週間(3.7~3.14の終値)では約「-3%」。

今は2024年12月ピークの「108,080」から約「-22%」水準。

「ユーロ50の空売り」と「米国債(2621)の買い」の運用状況

2022年11月中旬、ユーロ50(ユーロ建て)を空売り。

今は約「-37.22%」の含み損(前週は-39.89%)。

2023年10月下旬、iシェアーズ 米国債20年超(H有)【2621】を買い。

今は約「-1.3%」の含み益(前週は-0.4%)。

先週

☆ユーロ50売りの含み損は減少。

☆【2621】は含み損増加。

【落ちるナイフ】米国債を買ってしまう 

成績は「-2%」で含み損 ~日本市場の概況~

欧州株の空売り ~日本市場の概況~ 

「米国:失業保険継続受給者」「インディード求人件数」(2022年1月~)

※出所:Continued Claims (Insured Unemployment) (CCSA) | FRED | St. Louis Fed

2022年1月以降の「米国失業保険継続受給者」と「インディード求人件数」の推移。

①:「米国失業保険継続受給者:」の直近値は約187万人。

直近では「横這い」傾向か。

②:「インディード求人件数:点線」は「109.3」。

直近では「横這い」傾向か。

ただ、じんわりと低下トレンドが再開している印象も。

とりあえず今は落ち着いた動き。

NAAIMエクスポージャー指数

※出所:NAAIM Exposure Index | NAAIM

NAAIMエクスポージャー指数は米機関投資家のポジション状況を示唆する指標。

数値が大きいほど米機関投資家は株に強気、小さいほど弱気。

3.12の最新値は「68.80」(前週「74.96」)。

2024年は概ね平均「84.1」であり、最新値は最近では

低い

という印象。

今、機関投資家スタンスは「弱気」か。

※NAAIMエクスポージャー指数について↓

※出所:マーケット|SBI証券

円 投機的ネットポジション(ここ5年)

※出所:米国商品先物取引委員会 円 投機的ネットポジション

「円」の米国先物市場における投機的なトレーダーのネットポジション(週次データ)。

☆マイナス幅が大きいほど投機的な円売りポジションが大きい

☆プラス幅が大きいほど投機的な円買いポジションが大きい

と判断。

2021年3月~2024年8月、3年半近く「円売り」モード継続。

その後

「円買い」(11週)

「円売り」(5週)

「円買い」(4週)

「円売り」(5週)

と目まぐるしく変化。

最新値は「+13.39万」(前週は「+13.37万」)で6週連続の「円買い」。

昨年9月以降、ほぼ「-5万~+5万」程度のレンジでしたが、先々週から円買い方向に大きく逸脱。

<ここ1年>

Jリートスプレッド

Jリートの指標(Jリート平均利回り-日本10年債利回り=Jリートスプレッド)、週次でも観察。

「Jリートスプレッド」について詳しくは⇒Jリート やや割安圏か 

※出所:JAPAN-REIT.COM日本 10年 債券利回りのデータより管理者作成

※期間:2003.4~2024.10

2月末のJリートスプレッドは「3.7%」。

2025.3.14は「3.6%」。

☆Jリート平均利回り:5.09%

☆日本10年債利回り:1.52%

2001年以降の長期中央値は「3.6%」であり、今は「ふつう」か。

トランプ大統領下のS&P500変動

大統領就任直前2025.1.17のSP500「5997」。

今は「5639」で約

-6%

おわりに

先週のテスラ、エヌビディア、ビットコイン3つの値動き。

☆テスラ:-5%

☆エヌビディア:+8%

☆ビットコイン:-3%

テスラは2024年12月のピークから約「-49%」水準で約半値。

約3ヵ月で半値に暴落。

もっとも2024年4月の安値から8ヵ月ほどで3.5倍に暴騰したので、前年比ではまだ大きくプラスですが。

 

最近低下傾向だったJリートスプレッド(Jリート平均利回り-日本10年債利回り)がさらに低下、直近で約3.6%となりました。

これは2001年以降の長期中央値と同水準。

この観点では割安感なし。

ただこの指標、米国サブプライムバブル渦中の2007年5月には

0.9%(・Jリート平均利回り:2.60% ・日本10年債利回り:1.75%)

まで低下したことあり。

もし今Jリートスプレッドが突然0.9%になるとすると(分配金は今と同水準で)、リート株価は2倍以上になる計算。

あくまで一つの指標、平均利回りが5.1%くらいあるんだから、買いたいから買う、というのも一つの判断。

個人的には割安とも割高とも感じない水準。

・投資判断はご自身で行ってください

・本ブログ記事に何らかの投資行動を推奨する意図はありません

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