受験組VS内部進学組 … 付属校への進学について | 悠太郎が綴る中学受験国語と、ときどきパパナス育児ブログ

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中学受験と国語、まれに育児、ゆる~~く綴ります。

というわけで、リサイクル記事となります

 

小学校が付属にある中高にご進学されてたのであれば、

 

ご一読頂くことをお勧め致します

 

 

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本日、授業でお越しになっている生徒さん、某私大付属中にお通いです

 

その生徒さんは、内部進学組で、内部進学テスト対策のため、主に受験算数を習うことがきっかけで、入塾されました

 

(学校の授業で一切触れていないものを、内部進学テストに出すのもどうかとは思うのですが……

 

算数だけではなく、理科もなかなかに範囲外のものを出される学校さんです)

 

私たちに「中学受験で入ったヤツは相当デキるよ」と、脅されたわけではないですが(苦笑)、

 

中学に入っても、学校の授業をしっかりとこなしています

 

定点観測的な質問で、たまに

 

「中学受験組とはどう?差がある?」

 

なんて質問をしています

 

中学入学直後は、

 

「計算のスピードが全然違う」

 

なんてことを答えてくれていたのですが、

 

本日のその質問に対しては、

 

「あっ、もう全然変わんないですよ」

 

とのお答え……


 

中学受験で、どこの学校とも御縁がなかった生徒さんが、そのまま公立の中学へ進学し、学校内での業者テストを受けると、

 

中学受験の偏差値よりも、だいたい10は上がるのが相場です

 

それほど、中学受験での学習量というのは、かなりのものがあり、それを行っていない生徒さんとは、かなり大きな差となって現れます

 

そして、高校受験の世界においては、入塾時期と偏差値がだいたい相関があるのですが……


 

その付属中学校さんでは、着々と均質化が進んでいるようです

 

どちらかというと、学校の定期テスト補習を受ける対象は、中学受験組の方が多い状況、とのこと…


 

これまで、どちらかと言えば進学校へご入学されるお子様向けの記事は書いておりましたが、

 

付属校に進学されるお子様には、あまり触れていなかったですね…

 

そんなわけで、少々触れます


 

幾分偏った見方ではありますが、中学受験組のお子様が、大学付属校に進学されるとどうなるのか…

 

① 勉強しなくなる

 

ええ、はい。これをまず第一に挙げます

 

生徒さんに希望学校を聞き、系列を問わず大学付属校を挙げる生徒さんを毎年のように見ます

 

その理由は

 

これ以上勉強したくない

 

という、いたってシンプルなもの

 

中学受験というものを、ストレスを抱えてこなしてきたから、ということでしょうか…

 

ご自身が、合格を機に、もう勉強しない、塾に行かない、と宣言することが度々…

 

その宣言通りされるのが困りもの…

 

…部活やら趣味やらに、何か熱心な結果ならばよいのですが、さにあらず、ということが…

 

妥協して通信系の教材を親御様がお取りになっても、埃をかぶっておしまい、ということが多いようです

 

……学校側も血が通っていますので、放校、という形はあまりありませんが……

 

とはいえ、あくまで、「あまり」です

 

冒頭で記した生徒さんがお通いだった付属小学校、例年数人、多いときは十人くらい、そのまま上がれない、ということがあります

 

その付属中ならば………。。。

 

…テスト成績も重要ですが、そもそも学習に対して、ある程度の前向きさがあるならば、多少は…とも思うのですが、それはそれで、将来希望学部へ行けない、なんて事態にも繋がります

 

積極的な通塾を勧めるわけではないですが、

 

数学と英語、お気をつけください

 

英語、付属小に所属の段階で英検準二級より上をお持ち、というお子様がポツポツいらっしゃいます

 

(付属小だからか、小学校の段階で、英語教育に力を入れているご家庭が多い印象です)


 

② 付属共学内での人間関係の受け止め方

 

ちょっとまわりくどい表現かもしれません

 

内部進学勢はすでに友達関係、そして中学受験組がそこに入る形となります

 

しかし、かといって、内部組VS受験組という構造になる、ということは少ない印象です

 

(私の知っている範囲では、ですが。学校ごとにカラーが異なるのは間違いです)

 

では、項目タイトル、何を指すのかというと、

 

男女間のこと

 

公立小学校だと、男女での争い、と言いますか、敵対関係でケンカばっか、ということあるやもしれませんが、

 

付属小だと、生徒さん同士よりも、親御さん同士の付き合いが密接なことが多く、その結果か、わりと男女間の仲が良いな、と思えるケースがあります

 

…なかには、すでにカップルが出来上がって、付き合って何年、というケースもあるやもしれません

 

だいたい親公認(ただし父親は除く)というケースな気がします

 

そうすると、小学校までのノリと大きく異なることがあります

 

くれぐれもご注意を。

 

空気が読み取れない系男子は、慣れないうちは戸惑うことが多くあるやもしれません

 

…性別で分けずに、より広く人間とお付き合いすることで、視野が広がるよい機会ともなります


 

③ 付属男子・女子校内での人間関係について

 

お子様の個性を爆発させてください

 

帳尻は大学で合わせましょう


 

④ 余暇

 

これまで勉強に費やしていた時間をどのように過ごすのか

 

もちろん学校内での授業の予習復習にあててほしいですが、

 

一部お子様がそれでも多くのお時間をもてあますことになります

 

その余暇を、何かに情熱を向けることが、大人としてはとても安心するのですが……

 

これはもう周りの大人がどうこう言うことではないですかね…

 

お子様の自主性に任せましょう


 

⑤ 親御様向け、休日の異様な多さ

 

試験休み、入試期間の休み、季節のお休み、私立付属中はとても多いです

 

公立の比ではありません

 

その期間部活禁止ですので、お子様は暇をもてあまします

 

さて、そのお時間をお子様はどうすごすでしょうか…

 

人間関係からの外出などが多くなるお子様もいらっしゃいます

 

小学生のころとは違うという認識と、

 

お子様ご自身で律することができるという良識を、

 

親御様お子様双方が持たないと、無用な親子ゲンガに発展してしまうかもしれません

 

ご家庭により、考え方が大きく、そして多種多様に異なる領域になりますので、これ以上踏み込みませんが、

 

ケータイなどの学校外での友達同士での連絡手段、

 

門限・おこづかいなどの行動範囲を規定するもの、

 

成績・部活動などのお子様が頑張りを示せるものをどのように評価し、要望を取り入れるのかという約束、

 

などなどなど

 

事前に、あるいはお友達の状況を見て、お決めになると良いかと思います

 

 

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ここまで、リサイクル

 

……なんか、年々、附属校内でも、

 

ジャッジが、厳しくなってきますかね……???

 

大学入学組と、小学校入学組とで、

 

大学の先生方が、その差を取り上げることがままあり、

 

その結果、中高に、厳しい指導の要望、

 

というもの、年々高まっています。。。

 

 

そうしますと、

 

やはり、学内での成績の維持に努めましょう

 

小学校附属組と比べて、

 

英語以外ならば、現時点では、

 

圧倒している場合が多いです

 

数学と、英語にひとまず、焦点をあてて行えば、

 

下位グループになることは、

 

まず、ない、はず……。。。

 

 

始めの中間テストくらいまでは、

 

なんとか、親御様の後押しを……。。。





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