わんだふるぷりきゅあ最終回感想「ず~っとわんだふる!」伝えたかった言葉

わんだふるプリキュア最終回

わんだふるぷりきゅあ最終回感想「ず~っとわんだふる!」の感想です。物語は感動のクライマックスを迎える。プリキュアはガオウを説得することに成功した。スバルは人間の姿に戻り、ガオウが迎えに来てくれた。

スバルとガオウ

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スバルは後悔してたことを伝え謝罪すると、ガオウが言葉を話した。ガオウはガルガルとなり側にいたのだが、スバルは負の感情が強くて、隣にいたことに気が付かなかった。ガルガルとガオガオーンとなっていたのは、ガオウだったのだ。

ガオウはスバルと出会えたことで、救われ幸せだった。それは他の狼達も同じ気持ち。だが、二人に残された時間は少なかった。消えそうになってしまったスバルに、わんだふるが抱きつき、みんなが抱きしめ合う。みんなを包み込むニコ様。

「ガオウすまない…約束を守れなかった…守れなかった…俺のせいで」

「顔を上げろスバル」

「謝らなければならないのは私の方だ…長い間苦しい思いをさせてしまった…側にいたのに」

「ガオウは、ずっとスバルの側にいたんだよガルガルって、ガオガオーンって言って」

「怒りや憎しみに囚われていると大切なものが見えなくなってしまう」

「だから気づかなかったんだね」

「私には怒りも憎しみもない…スバルお前がいたからだ…我らにたくさんの幸せをくれた」

「身勝手な人間もいるが、我らを友と呼ぶ人間もいる…我らのために力を尽くしてくれる」

「お前の優しさで我らは救われた」

「お前に話したいことが…」

「ぎゅ~♡」

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消えそうになっていたスバルは一時的に戻った。ワンダフルはガオウに、自分の言葉でスバルに伝えるようにと声をかける。互いの好きを伝え、ザクロも加わった。するとリリアンが号泣する。トラメや仲間が迎えに来てくれた。

「ガオウの気持ちガオウが言った方がスバル嬉しいよ」

「お前に会えてよかった、大好きだ」

「俺も大好きだ…これからも…ずっと」

「それがあなたの本当の声だね」

「みんな大好き素敵な世界だね」

大好きなみんなと一緒で嬉しいということを「ワンダフル」という。こむぎはガオウに言葉の意味を教え、ザクロはニャミーとリリアンにお礼を言う。狼達は山へと姿を消した。

プリキュアの使命

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物語は解決して、プリキュアとしての役目が終わった。メエメエの提案で、お疲れ様パーティをしようとするのだが、ニコ様は感謝の気持ちを伝え、パクトを回収する。本来、人間界とニコガーデンは関わってはいけない世界。ニコ様の言葉を聞いてメエメエは泣き出す。大好きな悟との別れ、まゆとも手芸が趣味であると意気投合したのに、ここで別れたくないと騒ぎだす。

ニコ様の髪が伸びで自分の体を包み、本来のユニコーンの姿に変身した。

「スバルやガオウ達を助けてくれてありがとう…多くの動物達が救われました」

「世界中の動物達と友達になるのが、私の夢だから、狼達と友達になれて嬉しい」

「怖いこともあったけど、嬉しいことの方がたくさんあったよね」

「悪くなかった」

「プリキュアやってすごくすごくわんだふるだったよ」

「あなた方と共に過ごした日々は、とてもわんだふるでした」

「ニコガーデンでお疲れ様パーティをしましょう」

「残念ながら、それはできませんニコガーデンとこの世界は本来交わってはいけない」

「メエメエあなたも分かっているはずです…」

「メエメエ離れていてもダチはダチだ…ずっとな」

「大福の兄貴!」

「こちらこそありがとう」

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ニコ様達を見送ると、こむぎはワンと叫んだ。いろはは後ろを振り向くと、そこにいたのは犬状態のこむぎだった。パクトは鏡石から生まれたものであり、鏡石はニコ様の力である。それを使って人間とプリキュアに変身していた。回収したということは力を失ったということ。つまり、もう人間の姿になれず、言葉を話すこともできない。

ず~っとわんだふる

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早朝、こむぎはいろはを起こして散歩に出掛ける。いろははこむぎが言葉を交わすことができず、寂しい気持ちがあった。悟が犬飼家に迎えに来て一緒に登校する。通学途中に鏡石を見る。こむぎと話したいと願っていた。

悟の考察で、スバルの日記は神社で保管されていた。日記を見て共感した人間が、ずっと保管するようになり、人間と動物が一緒に過ごすアニマルタウンができたのではないかと考えていた。

まゆは家に帰るとユキがお出迎えしてくれた。まゆもいろはと同じ気持ちだった。すみれがまゆにバズってるアイドルの決めポーズをする。これって次回作のキミプリ…それをまゆの母がやると…

いつもの3人は、バズってるアイドルの動画を観ていた。ユキはスマホを停止させる。いろははユキの気持ちを考えた。自分のことを構ってくれないことにヤキモチ妬いたのかもしれない。まゆはユキのことを撮影する。

アルバムからニコガーデンのことを思い出し、もう楽しい時間が終わり、現実が寂しいと思ってしまった。泣きだしたいろはにこむぎは飛び掛かると…

「楽しかったよね本当に…わんだふるすぎる毎日だったな…」

「大福と話すって夢は叶ったけど、もう話せないんだなって思うと」

「ユキの声が聞きたいなって」

「こむぎとプリキュアやって楽しすぎて、寂しいな…」

鏡石が光り、こむぎたちが話せるように力を与えた。人間の姿にはなれないが、話すことが可能になった。ニコ様の力ではなく、大好きであるという気持ちに鏡石が共鳴して起きたのだ。ニコ様とキラリンウサギが話す。

「いろはぁぁぁ~!寂しくないわん!ずっと一緒わん!仲良しわん」

「まゆあなたの話聞いてたけど、これからは私の話も聞いてくれる?」

「勿論だよ♡」

上空にキラリントランクが出現し、メエメエが悟に落下する。大福がメエメエにキックして飛ばす。なんだかんだでニコ様も甘く、二つの世界は交わることになりました。いろはは、こむぎに伝えたいことがあったのだが、嬉しくて言葉にできなかった。

「悟君♡ずっと一緒!悟君とみなさんに会いたくなってしまって、本当はダメェなんですけど、時々ならとニコ様が」

「また賑やかになりそうだな…マブダチだけどよ話せた方がわんだふるだな」

「言いたいこといっぱいあったのに、うまく声にならないよ」

EDは「Wandaerful Smile」に切り替わり、いつもと違う映画風のエンディングとなりました。

戦闘シーンがほとんどなく、戦わないプリキュアでした。人間と動物の日常を描き、ほのぼのな作品も悪くなかったです。個人的にまゆちゃんファンなので、初期登場から中盤、終盤で性格がこんなにも変化するのが、とても面白かった。

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