おはようございます。
今日は3.11 東日本大震災が起きた日。
14回目の鎮魂の日を迎えました。
あの経験から学んだ事。
一番最初に考えなければならないのは、当然のことながら自分の身を守るという事。
でも、実はそれが難しいのです。
家族やペットを心配してしまいますから・・・
妻は、自分の事より出汁丸と梵吉をまず第一に考えるでしょうから特に心配。
ただ、出汁丸は地震があると自らキャリーケースに入りますので、探す手間はかかりません。
でも梵吉は・・・難しいので、身柄確保の方法を検討中です。
2011年3月11日
あの日、私の部下の弟さんが一度は高台に避難したものの、家に残してきた犬が心配で戻ってしまい、第2波の津波に巻き込まれ、亡くなってしまいました。
一度逃げたら安全が確認できるまで、決して引き返してはなりません。
離れ離れになった家族に関しては、あらかじめ落ち合う場所(安全な場所&複数箇所)を家族間で決めておくことが大事です。
ただ、ペットが難しい・・・家族ですから・・・やはり、なんとしてでも一緒に連れ出すしかありません。
2番目は準備物。
防災グッズを用意しておくのは当たり前の事として、それ以外の準備としては、何度も何度も書いていますが、お風呂の水があります。
今やほとんどの家庭は水洗トイレのはず。
しかし、水道管が破損したらその水洗トイレが使えませんが、「出物 腫れ物 所構わず」と申しまして、いかなる状況においても排泄行為を止めるなんて出来ません。
そのために、お風呂の水は抜くこと無く、常に入れたままにしておく必要があります。
実際、落武者家もこのお風呂の水で助かりました。
今度の能登大震災でも、やはり水の問題がいまだに解決していませんし、自宅にとどまる場合にはこの水が生活を続けるために必須となります。
日本は、災害が絶えない国。
東日本大震災以降も、落武者領国においては三度大きな災害に見舞われています。
2019年の大水害。
この水害の時は、落武者も現役でして、仕事面で自衛隊に助けられました。
自衛隊出動の初日は、落武者職場の大会議室を提供。
翌日からは野営場所を確保したらしく、そちらへ移動。
ただし、食事は撤退する日まで職員食堂を利用してもらいました。
そこで会議なども開いていたようです。
隊長さんたちとも仲良くなりまして、自衛隊が完全に落武者領国から撤収する時に写真を撮りに、わざわざ訪ねて来てくれました。
自衛隊は武装機構ですので、その立場は難しいものであるとの認識を落武者は持っていますが、それでも災害等に関しては無くてはならない存在ですし、純粋に国防(専守防衛)に対しても重要な組織であることに異論はありません。
2021年2月の地震。
そして、2022年3月の地震。
このような災害は、いつ何時、皆さんを襲うかもしれません。
それが日本に住むという事。
大災害が発生した時、まずは数日間自宅に籠城する覚悟をしています。(あくまで落武者家の場合)
特に、避難所がプライバシーの確保すら出来ていない三流状態のこの国において、ペット同伴はまだまだ敷居が高いはず。
落武者家のニャンコも義父宅の茶々姫を含めると3人(猫)も居ますので、避難所は無理だと諦めています。
なので、落武者家は自己完結型の避難計画を考えています。
建物は、落武者自宅と妻自宅がありますので、どちらかは残るだろうと考え、残った家で生活出来るように準備。
もうリタイアして仕事をしていないので、とりあえずは家族を第1義的に考えれば良いですからね。
今日の鎮魂の時間、14:46には、自宅で亡くなられた方々へ黙祷を捧げます。