こんばんは~🌃

柳瀬川の河岸から見えた
こちらのお寺さん↓
埼玉県新座市の
「福壽山普光明寺」です。
山門↑
(新座市指定文化財)
享保年間に建立

こんなところにこんなお寺がびっくり
という駅から遠い場所ですが、川越街道まではすぐ、という立地です。
新座市観光協会によると、寺脇を「鎌倉みち」が通る、とありますが、どの鎌倉みち?という感じ。(支道かな?)
寺伝によると、大同元年(806年)平安時代の開山で、当地に立ち寄った坂上田村麻呂が、寺の創建を願い出た一輪坊という僧に地蔵菩薩を与えたことから、その像を安置する寺を創ったとのことです。

一時途絶えたものの中興され、
今回御開帳された秘仏
“千躰地蔵尊“は
鎌倉2代将軍・頼家公が奉納したものと伝わっています。
なんとこちら、
33年に1度の御開帳チュー
秘仏度かなり高しニヤリ
なので朝からこの混雑です。
前回の御開帳(平成4年)の時は
1日3万人訪れたといいます。
少し戻ってこちら
山門越しの景色↓
山門の正面に見えているのが
秘仏「千躰地蔵尊」を奉っている地蔵堂です。
サクラ、キレイでしたが構図選べない混雑ぶりでした。
(並びながら撮るえー)
鐘楼↑
右・地蔵堂
正面・本堂
地蔵堂からは五色の紐が伸びています。
五色の紐は千躰地蔵尊と結ばれており、紐に触れることで御縁が結べるということでしたので、触らせていただきました。
地蔵堂↑
30分くらい並んだでしょうか。混んでいるといっても常に流れていますので大したことありません。
(ネズミの国ほどではないてへぺろ)

御朱印↑
秘仏は写真撮影不可でした。
鎌倉時代のものというのが信じられる素朴な、さほど大きくない仏様で、周りに小さな仏様がびっしり厨子を埋めておられました。
合掌お願い
本堂↑
御本尊は不動明王様お願い

桜、数種咲いていました。
こちらは品種わかりませんが。

こちらは珍しい固有種?

新座市にある湧水・妙音沢(黒目川沿い)の近くで発見された新種の“妙音沢旗桜“

安行桜も地元の固有種みたいでしたが、桜って各地に品種があるんですね。
この旗桜は、雄しべが変形してできた“旗弁[きべん]“が多いもので5枚程度あり、白い花びらが二重についているように見えるのが特徴だそうです。
葉っぱと花のバランスが美しいと思いました。

こちらは志木市の固有種らしい
長勝院旗桜↓
こちらは旗弁が1枚から2枚だそうです。
葉っぱが赤っぽくて、こちらも葉と花の競演がおもしろいな、と思いました。
ソメイヨシノは葉が後ですが、旗桜はヤマザクラの仲間なので葉と同時に花が咲くんですね。

最近は艶やかな桜が多いですが、こんな素朴なヤマザクラもいいものですウインク

境内ではずっとお囃子が演奏されていました。

複数の保存会の方々が途切れなく演奏してくださったようで感謝照れ


帰る頃には獅子舞も登場。
皆さん頭をかじって頂いていたので、私も調子に乗ってやって頂きましたてへぺろ
境内外の寺前には屋台も出ていて。
お祭り気分が味わえて楽しかったです爆笑
(なにも買っていないけどグラサン)


33年後には生きていたとしてもヨボヨボでしょうからキョロキョロ

お参り出来てよかったです照れ

埼玉県にもステキなお寺があるのねニヤリ


以上
お寺ルポでした。


お読みいただき
ありがとうございました。