『妙徳山 華厳寺』
通称:鈴虫寺
臨済宗単立寺院
ご本尊 大日如来
創建 享保8年(1723)
開基 鳳潭
通称の通り、秋だけでなく四季を通じて鈴虫の音色を聴くことのできるお寺さんとして、またどんな願いも一つだけ叶えてくださるという、わらじを履いた「幸福地蔵菩薩」様がいらっしゃることで有名です。
宝永6年(1709)、鳳潭上人は当時無住であった松尾上山田村の安照寺に入寺し、正徳5年(1715)安照寺は寺号を華厳寺に改め、華厳寺が成立しました。
享保8年(1723)、華厳寺は現在地の松室に移築され、それ以降現在に至るまでの約300年間、法灯を伝え続けています。
華厳寺が建っている場所は「太平記」に登場する天台宗延朗上人が創建した最福寺の故地です。最福寺は七堂伽藍に大楼閣を有する大寺院でしたが、戦国時代末期に焼失しています。
鈴虫寺では受付後に客殿に入殿し、鈴虫3000匹が音色を奏でるお部屋で、お茶とお菓子をいただきながらご住職の法話を30分ほど拝聴するのが慣習となっています。
お話の中で、わらじ履きの「幸福地蔵菩薩」様へのご祈願の仕方の説明や、鈴虫寺についての詳しい縁起をお聴きすることができます。
法話終了後に庭園を周って、ご希望の方は御朱印を拝受。最後にお地蔵様にお参りするという流れになります。
ということでわたくしもご住職のユーモア溢れる法話を拝聴。鈴虫の飼育は先代の住職様が、鈴虫の音色に禅の悟りの境地を感じて始められたそうで、温度管理にかなり試行錯誤されたそうです。鈴虫の数は季節により変動はあるものの、常に一万匹が成虫の状態なのだそう。実際に法話の間もずっと鈴虫が音色を奏でていました。
鈴虫の他にも、とても面白くそして心に響くお話をたくさんお聴きすることができました。
法話終了後に、希望の方は客殿で「幸福御守」を拝受することができます。わたくしは予定ではなかったのですが、法話の中で祈願の仕方も拝聴できたことだし、と流れに乗ってみることに✨
幸福御守を握りしめて、庭園を拝観。
とても綺麗に整備されています🍀
ですが残念ながら鈴虫寺は土砂災害危険区域に指定されており、近いうちに移転を余儀なくされるとのことです。資金もかかるためご住職様が「皆様ぜひご朱印を拝受されてくださいね」とおっしゃっていたので、ご協力させていただきました。
☆御朱印
☆大日堂
鈴虫寺のご本尊であら大日如来が安置されています。
☆白龍大明神
☆幸福地蔵菩薩
鈴虫寺参詣のクライマックス❗️
こちらの幸福地蔵様に願掛けをいたしました🙏
願掛けは私たちが神仏の元へと出向いて行うものですが、こちらのお地蔵様は自ら私たちの元へ歩いて訪れ、願い事を一つだけ叶えてくださるのだそう。なので時間がかかるとのことです。
願い事が成就したら幸福御守を鈴虫寺へお返しし、新たな願い事があればまた同じ要領で願掛けをします。
願い事が叶うと良いなぁ♪
この日の昼食は鈴虫寺のすぐ近くの
「柚之茶屋」さんで名物のとろろそばをいただきました♪
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