超望遠で撮った「旧陸軍施設」

 金沢 晴れ、きょうは一日を通して晴れ間が広がりますが、きのうよりも気温がぐっと下がる予報です。

 週末のネタ仕入れ、LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm 【超望遠ズームレンズ】を持ち出し「旧陸軍施設」をいろいろ撮りました(笑)

 「旧陸軍金沢偕行社」は、陸軍の高級将校の集会所、いわゆる将校クラブとして建てられました。木造瓦葺き2階建ての建物で、マンサード屋根やドーマー窓など、当時の洋風建築の技術が用いられています。明治時代に建てられた数少ない木造洋風公共建築の遺構として貴重な存在であり、1997年(平成9年)に国の登録有形文化財に登録されており、現在は国立工芸館の施設の一つとなっています。


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 「第九師団司令部庁舎」は、明治時代に建てられた洋風建築で、木造瓦葺き2階建ての建物です。正面玄関部分のピラスター(壁面より浮き出した装飾用の柱)や、破風の大きなペディメント、上げ下げ窓の下につけるバルコニー風手摺の装飾など、初期洋風建築の特徴を有しています。左右対称型の構成で、簡素なルネサンス風の外観を見せています。令和2年(2020年)には、国立工芸館として利用されています。

 「歴史博物館」は、石川県の歴史を扱う博物館で、併設する加賀本多博物館とともに「いしかわ赤レンガミュージアム」の愛称で親しまれています。建物は、1909年(明治42年)から1914年(大正3年)にかけて建てられた旧金澤陸軍兵器支廠の兵器庫3棟を利用しています。
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【撮影場所撮影場所 金沢市出羽町:2025年03月22日 DMC-GX8】