3月7日は実施3件
他はみんな、試験休み
18:00~19:00
中高一貫1年生(オンライン)
数学
19:00~20:00
小学6年生(オンライン)
数学
20:00~21:00
中高一貫1年生(オンライン)
数学、英語
さて、昨日も記事をアップしましたが、
「寝屋川高校、八尾高校、定員割れ」
大阪府の受験事情に詳しくない方には、このニュースがどれほど衝撃的なことか、ピンとこないかもしれません。都道府県No.1の公立高校、偏差値70以上の高校はどこにでもありますよね。では、その次に位置する偏差値65前後の高校はどうでしょうか?
寝屋川高校、八尾高校は、まさにこの層の代表的な公立進学校。かつては倍率が1.3倍、1.4倍と高倍率になることも珍しくありませんでした。たとえば2023年度、これらの高校は「倍率が高い公立高校」として紹介されるほどの人気校でした。
それが、たった2年で… 定員割れ。なぜこんなことが起きたのでしょうか?
定員割れの原因①:寝屋川高校の校舎建て替え問題
寝屋川高校については、校舎建て替えが影響したとも言われています。新校舎になること自体は良い話ですが、建て替え工事期間中は一時的に不便になるため、「受験を避ける生徒が増えたのでは?」とも考えられます。ただ、これがすべてではありません。
定員割れの原因②:高校無償化の影響
高校無償化制度が、公立高校の受験事情を大きく変えました。以前は「学費が安いから公立」という選択が当たり前でした。しかし、今は「学費の差がないなら、進学実績やサポートが手厚い私立に行こう」と考えるご家庭が増えています。
定員割れの原因③:私立高校の充実したサポート
大学進学を考えたとき、私立の方が圧倒的に有利なケースが多いのです。
✅ 指定校推薦の枠が多い
偏差値が高くない高校でも、難関大学の指定校推薦が充実している高校もあります。
✅ 授業が厳しく、成績を上げやすい
地獄のようなカリキュラムで、特に偏差値60未満の層でも、大化けすることがあります。
✅ 特待生制度・奨学金制度が充実
実際、私の生徒3人のうち、2人が私立の特待生や奨学金制度の対象になりました。
公立 vs. 私立の選択、どうすべきか?
以前から私は、「公立か私立か」で迷っているご家庭には、私立の選択肢も積極的に勧めてきました。
その理由はシンプル。
「公立に行ったけど伸び悩む」ケースがあまりにも多いから。「公立高校に入る」ことがゴールではなく、「その後どう成績を伸ばせるか?」が重要。
和歌山県でもTOP公立高校・桐蔭高校が定員割れ
この現象は大阪府に限った話ではありません。お隣の和歌山県では、県内No.1の公立高校である桐蔭高校が定員割れ。
今は大阪の文理学科トップ10校は安泰ですが、この流れが続けば、「公立高校の淘汰」が始まる可能性もあります。
まとめ
✅ 寝屋川・八尾高校の定員割れは、単なる偶然ではなく、大阪の受験市場の変化を示している。
✅ 高校無償化の影響で、私立高校を選ぶ生徒が増えている。
✅ 公立高校は「入ることが目的」ではなく、「その後どう成績を伸ばせるか」が重要。
✅ 「公立 or 私立?」を考えるとき、進学実績・サポートの手厚さも考慮すべき。
これからの受験戦略を考えるうえで、「公立 vs. 私立」の選択はますます重要になっていくでしょう。
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