カテゴリ:博物館など
大覚寺展の第1会場A室に入ると、高さ2m前後の五大明王像に圧倒される。明治期に清涼寺から大覚寺に移れた。大覚寺の本堂は五大堂(5間×5間×入母屋瓦葺)と呼ばれ、五大明王像が本尊。通常、重要文化財の明王像や牡丹図は、霊宝堂に安置している。ここから東京へ移送された。
第1会場内では個人の写真撮影は禁止されている。トーハクのHP資料や「展覧会公式図録」を参照する。入口付近の大きな五大明王像は、製作時代が異なっている。不動明王、軍茶利明王、大威徳明王の3体は、室町時代の仏師・院信の作。降三世明王、金剛夜叉明王の2体は、江戸時代に再興されたもの。 一回り小さな、明円(みょうえん)作の重要文化財「」五大明王像」は、普段厨子にはいっているため、ガラスケース越に観られるのは貴重な機会。平安時代の仏像で、後白河上皇の御所で作ったとされる。平安特有の優美さ、気品ある作風と云われる。 ----Blo-katsu AD---- ----Blo-katsu AD---- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年03月30日 06時00分10秒
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