前に進むために | higasinihonFIGHTのブログ
2011-05-27 04:35:31

前に進むために

テーマ:ブログ
まさかの津波・・・。
家がこんなに水につかるなんて・・・
床上150cm・・・地面からだと2mくらい。避難してよかった・・・

しかも海水・・・・今後の住宅に使われてる金物が錆びるだろうな・・

家中の床は真っ黒な泥だらけ。しかもガソリンくさい。

家具は浮力で浮き上がりいろんなところに落下。

台所はみんなバタバタ倒れてる。

たたみも海水の中くるくる回ったんだろうなぁ。折り重なっている。

もうだめだろうなぁ・・・この家。

そう思ってたんですよ・・・まじめに。

だけど近所の人たちは津波の翌日から「ごみはやく出さないとただでもって行かなくなる」と
被災した家財道具のごみだしがはじた。

なんだかうちらもやらなきゃ・・・・あせるいけないような気がして

とにかく家財と言うゴミ出しはじめた。壊れた居間のサッシからどんどんどんどん出したよ。

冷蔵庫や戸棚・・・買ったばかりの42型の薄型TVや周辺機器。コードが絡まり泥だらけで面倒なことになってた

母が「こんなの冷凍してた?」と体長50cmほどの魚を台所の床からもってきた

いやいや汗津波で残った魚だす。

座布団が小さいくせに泥水吸って・・・ものすごく重くなってた。
こんなとき運搬用の一輪車ほしいなぁ・・・と心から思った。


畳も二人で何とか縦にして引きずりだしたし。

他に流れてきたゴミで、灯油缶や新品のタイヤや港で使われてたと思われるコンテナ・・・封あけてないタバコ
いろいろなものが家の中に入ってた。イヤラシイけどお金はなかった。

とにかく家の前の道路にだしたらスッキリ音譜

おや?今度は、みんな床の上の泥だし始めてる
泥を土嚢袋に入れて出さないとただでもって行かなくなる・・・
うちらも早速どろかきした。

何日かして泥が乾いて、そしたらうちの家を建てた工務店の方が来た
さっそく窓なおしましょう。住めるようにしましょう。
見積もりは、後からもってきます。
数日後大工が派遣されてきて、早く壁壊したほうがいい。木が腐る。断熱材もはがしてて。水洗いしてかわかしてて。
その後床はがして床下の泥だそうと言われた
え?まじすか?

大工さんも別な家を建てて忙しく、なかなか来れないんだって

自然と家を修復する流れに・・・え?まじ?

とにかく壁壊して柱洗ってそのあと床はがして泥だしましたよ
そして洗いました・・・・・続く