大昔にEmyliさんのファーストアルバムを持っていてとてもお気に入りだった。
歌がうまくて洋楽のセンスのある女性アーティストって日本で正しく評価されない事が往々にしてあると昔から思っていた。
もっと売れてもおかしくないしアルバムもすごく良かったのに。
アイフォンで聴いてる曲って古い曲ばかり笑。
新しい曲で心に留まる曲って本当に少なくて。
割と女性ヴォーカルが好きです。
毎週思うのですが、何もしないうちに毎日が過ぎてあっという間に週末になってしまう。
今週はこれを読みました。
父・井上光晴、母、そして瀬戸内寂聴をモデルに、逃れようもなく交じり合う3人の〈特別な関係〉を、長女である著者が描ききる。愛とは、〈書くこと〉とは何か。各誌で話題沸騰となった問題作、いよいよ文庫化!
この作品が想像と全然違ってある意味驚きました。
井上光晴とその妻、そして瀬戸内寂聴の三角関係の話を井上の娘である井上荒野が書いたって言ったら何ともセンセーショナルなんだろうという勝手な想像があった。
しかしこの作品はノンフィクションではないので想像とは違う仕上がりだった。
フィクション、小説としてきちんと仕上がっていて生々しさが抑えられていた。
特に井上光晴が亡くなった後から最後までがとても良かった。
そのうちブログに書こうと思いますが、まだこの作品の余韻がすごくて書ける気がしないです。
以前は年寄りが登場する話ってあまり興味なかったんですが、自分が年をとったせいで死に近い状態で人が生きていくっていうことに興味をそそられます。
それに前提としてまず年寄りだとか若者だとかという括りはとてつもなく大雑把なもので人間は一人一人違う個性を持っているものですから。
老齢になってからの笙子(井上の妻)とみはる(瀬戸内寂聴)の部分がとても良かった。
さて、明日は金曜日で私の中では少し息抜きの曜日です、例え仕事があっても。
土日は大抵仕事なのでその前の一休みという感じです。
新しいドラマにも乗り遅れそうなのでTverで確認しないと。