(続)移住気分！

仕事とかね、パブリックなことについては、善意だからと誤りを許してはいけないときがある。例えば知事が善意や正義感で下した処分が誤りだったときに、いやいや悪意はなかったのよとそのままにしていいはずかない。

いやぁ、悪気はないけど納期忘れてました、で、通用しないのとベクトルでは同じである。

得てしてひとは、自分がシンパシーを覚えるひとに対してついつい寛容になり過ぎる。私的にはそれでいい、家族やら友人やら恋人やら、それはね。それで本人が救われることだってあるしね。

でも、パブリックな場面ではダメである。その分別がつかないひとは名誉ある地位についてはいけない。私情で、社会を崩壊させてしまう。

泣いて馬謖を斬るのが、正しいのである。

それにしてもしかし、あの知事さんはちょっと異常な気がする…。弁護士とか法曹家がルールとして間違ってると言ってることを撤回しないってのは、ちょっとね。

腹を切れとか知事を辞めろとか言われてないのにね…。怖いよ。  

あと何年かしたら、小切手と手形がなくなるらしい。

小切手と言えば金持ちがこれを使いたまえ、と、スラスラ切るイメージで、手形と言えば、何とかこれであと10日払いを待ってくれ、と、町工場の社長が苦しそうに切るイメージで。

お金をめぐる悲喜こもごもの象徴みたいな小道具だったから、なくなるよと言われてもピンとこない。

まぁ、小切手は、今やチャージチャージのキャッシュレスの世の中やから、そうなるんやろなという想像は出来る。お金があるひとが現金を持ち歩く愚を避けるために振り出す紙切れだったから、直接A社のキャッシュからB社のキャッシュに電子決済すりゃいいんだろなぁとは思う。

手形はどうなんのかねぇ。今は手持ちのお金ないけど10日後には売上が入って決済出来るからこれを持っておいてくれ、って代物だし、そんなひとはチャージすべき原資がないよね。金貸しに融資受けるしかなくなるんかね？それとも、キャッシュレス決済的な会社が、売掛金でも担保に取ってチャージさせてあげるんかね？

なんというか、古い簿記で学んだ経済の概念が根本から変わるような改革なんだけど、あんまり耳にしないのはなぜ？

いやぁ、勉強しなきゃ世間についていけなくなるぜ。  

10万円の商品券を今おみやげで渡したらどうなるか想像力が働かないひとがリーダーってのは、ちょっと困るね。

別に金銭感覚はひとそれぞれだから、リッチなひとにはリッチなひとのフィーリングがあるのは分かるし、それが法律に触れないものなら、そこはとやかく言うもんではないよ。

ただ、そうしたら人心がどう動くか理解できないひとの出す政策なんて、およそ信頼ならんね。

まぁ、ひどいもんだねぇ。  

令和の米騒動とやらは、これ、単純に転売ヤーがどうたらこうたらみたいなもんじゃないのよ。きっとね。

確かにトドメはそうかもしれんけど。

結局、そうなるのは需給バランスがギリギリで、ちょっとした不作で米不足になる生産量であるのが原因で。

それは多分、奨励金やらなんやらという名の生産調整政策にあって。農家はそれに従わないとそもそも赤字になってしまうという構造的問題があって。

そこには、個人の小規模農家をロールモデルにした化石のような保護政策があって。農業も製造業の一形態である以上、コストを無視した生産をしても黒字にならないわけで。

みたいに、沼のように問題がある日本の米作の破綻の最後の一押しが転売ヤーだった、みたいな話で。

まぁ、むちゃくちゃやねん。
きっと。  

夫婦別姓とか同性婚とかで、個人的にミスリードじゃないかと思うことがある。

伝統的家族制度が崩壊するという反対論があるけど、まるで、みんなが夫婦別姓や同性婚せねばならなくなるような主張に聞こえる。

それが、選択制である限り大多数のひとは引き続き伝統的家族制度とやらを選ぶだろうからご心配に及ばず、と思うのは私だけだろうか？

だいたい、そこまで過保護にせねば続かない程度の伝統ならばさほど価値はないと思われる。

なんかね、右にしろ左にしろね、硬直化した意見や主張を好むひとの話は、そもそもの前提がピンボケしてるように思えてならない。  

あの、羽生善治が将棋のリーグでB級2組に降格かぁ…。AからCまで確かあるんだけどね。今の若い衆は知らんかもしれんけど、藤井聡太みたいに勝って当たり前みたいな時代が羽生さんにもあったのよ。

時代の流れ、無常を感じるニュースだなぁ。  

先日、ついにバイクを手放した。家族が出来てひとりでお出かけしたり旅行したり、という機会がガクッと減ったからだ。

バイクは置物じゃないし、維持費もそれなりにかかるしね。それなりに乗るならばコストは無駄ではないけど、乗らないならもったいないから。

てなわけで、バイク屋まで走ったのがひとまずのラストラン。

また生活形態が変われば乗ることもあるだろうけど、ひとまずはさよなら。

楽しいバイクライフだったなぁ。そんなに悔いないなぁ。たまに淋しくなるんだろうけど。  

今日は国際女性デーなんだとか。時代の流れによって男性が優位だったり反対だったり。今は、男女の格差をどう改善するかって課題が問われてるよね。

ここでね、僕がひとつだけ願ってることがあって。男女同質ではなく男女同権を目指して欲しいなってこと。そもそもの、ある集団をひとくくりにするカテゴライズの是非はさておいて。

男という集団と女という集団がまったく同じになる必要はまったくないのよ。こどもを産めと言われても男は永遠に産めないし、男と同じ筋力をつけろと言われても女性にはムリなことが多いし。

同質であれば、たったひとつ人間とカテゴライズすれば足りるが、現実そうならないのは、やはり、男女の区分けが自然なことだからだと思う。

つまり、男女は異質であることが多いのだ。
だからといって、男が女より上とか下とか不平等に扱うのは間違いで。目指すべきは異質同権なんだろう。

みんながエースで4番バッターのチームが、野球で勝てないように、その時々、男が強い、女が強いというシチュエーションや局面はあって当然で。それは悪いことではなくて。

同じチームメイトとして五分五分であれば、それでいいんだと思う。

ま、口で言うほど簡単じゃないんだけどね。  

新聞のコラムでチラッと読んだんだけどね。

原爆や東京大空襲を始めとした戦禍に対する民間人補償が実現してないことを指摘する内容でね。主語はないんだけど、前後の文脈を見るに、きっと筆者のなかでは日本政府が補償すべきといいたいのかなと思って。

俺は別に右翼でもなんでもないけど、バカみたいと思う。散々空襲したのは、米軍であって日本軍ではないのだから、補償を求めるのであればそっちだろう。

戦争の愚かさとか悲惨さとか、正義の天秤が日米のどちらに傾くのかとか、様々な論点はあるだろうけど、それは補償と関係ないよね。

爆弾を落としたのが米国で、落とされたのは日本なんだから、その件に関しては償えと訴える先は米国以外あり得ない。

ホンマ摩訶不思議な議論やで。
同じ物差しをウクライナとロシアで当ててみたら、そのバカさ加減が少しはわかるだろうよ。

ゼレンスキーさんに、ウクライナの悲惨な状況を償えというのかい？言わないでしょ。戦争の是非や正義の行方がどうであろうと。

戦後80年も経つと、こんなにひとはマヌケになるのかねぇ？  

時代は変わったんだなぁ…。  

最近バタバタで、あっち行ったりこっち行ったりしてます。まあ、それが自分のためではなく、家族のためだったりするのはありがたいことなんかも。

ただ、バテ気味です。  

何も地球の反対側で死ななくともいいのに。御冥福を祈ります。  

トップアイドルの醜聞と急転直下の引退に始まったテレビ業界の一斉崩壊。まぁ、みんなどんだけ正義が好きなんだ、と思うね。

報道によると和解金があったらしいから、トップアイドルになにがしかのトラブルはあったんやろうね。でもさ、その、なんていうか、僕らは結局ホントのところを知らないわけで。

今、報道が流れてることのどれが事実で事実でないか分かりようがないなかで、ここまで正義を思う存分発揮できる方々ってのは相当怖い方々ですよ。

芸能人が引退しただけでは気がすまず、テレビ局が潰れるとこまで追い込むなんてのは、ね。

そのアイドルが実際どうだったのか、やっぱり長くテレビで親しんだ人間だから気にならないわけでなく、断罪されるべきことをしていたなら断罪されるべき、とは思うけど、結局、僕には確たることが分からない。

そのテレビ局もなんだかんだ親しんでたから当然気になるし、なんか花魁もビックリな接待してたならペナルティを受けるべきとは思うけど、分かんないからね。

なんかね、正義に走るひとたちが僕よりもいくつも証拠を押さえてるとは到底思えないのよね。誰かに死ね、会社に潰れろと言うも同然の断罪ってのは間違えたら取り返しがつかないわけだから、よっぽどそれが正しいという確証がなければやっちゃいけないことなんだよ。

古くは日露戦争後の日比谷焼打事件とか、大東亜戦争開戦とか、あの頃となんも進歩してないんではないだろうか。別に私は右利きでも左利きでもないけど、集団心理の暴走が繰り返してるという意味ではそんな気がする。

ホント、恐ろしい世の中になりました。  

最近多い通り魔的な犯罪。そのすべての犯人が…ではないかもしれないが、周囲と没交渉になってたひとが多いような気がする。

孤独、というより孤立している、ような。

そうなってしまったのは身から出た錆で本人に非があったのかもしれないが、一方的に悪かったのかどうかは私は知らない。

ただ、社会から孤立すると、人間は精神的に破壊されてしまうんだろうとは思う。通り魔の全てが、元からどうしようもない悪人だったとは到底思えない。何かのきっかけで社会から浮き上がり、狂気を育んでしまったような気がする。

もちろん。
だから許してやれ、とは思わない。狂おうがどうしようが、罪は償わねばならないと私は思う。精神鑑定の結果罪に問わないとかってのは、私にはよく分からない。

一方で同情はする。
誰だって孤立したらこうなる可能性があるのだから。私だってそうなるかもしれない。何か特別な異常な先天的な性格がなくたって、ひとはたやすく殺人者になれてしまう。

失われた生命はもはや取り戻せないが、失われる生命を減らすことは出来るはずだ。

異物を排除してとことん孤立させたら、いずれこんな悲劇が訪れる。そこに幸せはないのだ。  

動画サイトでさっきたまたま見たのは、探偵ナイトスクープのある作品。

不慮の事故で亡くなった息子の代わりに、息子の行きたかった有名校で母がラグビーをするっていう内容。

50過ぎたおばちゃんが、全力で、やったこともないラグビーを笑顔でやってる。息子の代わりに走って、スクラムして。

中身は違うが、黒澤明の生きるをなぜだか思い出した。なんというか、人間の本気の想いってのは、ものすごくパワーのあるものだし、リスペクトされるべきものだと再認識させられるところが一緒のような。

それが、息子の命か、本人の命かの違いはあれど。

こんな不思議な企画を快く受け入れた、あの高校の教育関係者や生徒さんはホントに素晴らしいと思う。

私は嗚咽が止まりませんでした。お母さんの姿が胸を打ち、ずーっと。

あなたはいかがですか？  

アイリスオーヤマの冷凍庫のコマーシャルでいい味出してる女優さんは誰か調べたら、大山真絵子さんという方だった。

ドラマを普段見ないからさっぱり知らなかったけど、もう忘れない、かな？  

なぜかよくわからないが、動画サイトのおすすめでガチャピンの流鏑馬が出てきた。

あのガチャピンが馬に乗って、馬上で矢をつがえて、2枚ほど連続で的を割るだけの動画なんやけどね。

45歳の汚れたオッサンは、あんな着ぐるみで良く駆ける馬から落ちないなとか、良く矢をつがえてタイミング良く射られるなとか、中の人凄すぎるわって感動をもらうんだけど。

子どもなら、こんな生き物がいてスゴイと目をキラキラさせて、僕も明日頑張るんだって未来を夢見るんだろうな。

そう考えると、ガチャピンって、ホントに永遠のスーパースターだなぁ。40年前に目をキラキラさせてた45歳児はそう思うのでアリマシタ。  

なんかね、あれってね、昔の金本選手みたいに日頃究極の努力を積み重ねて実績も残して、それでもまだ心の弱さにどうしても競技中に揺れてしまう、みたいなレベルのひとにとって意味があるんであって。

僕みたいにそもそもの努力が問われてしまうような人間がやっても、あんまり意味はないように思う。そんなん家で瞑想でもしとけ、昼間は練習しろ、と管理職に言われるだけでね。

なーんかね、いろんな兼ね合いがあるのか、護摩行せにゃいかんみたいな雰囲気に見えるのは、ちょっと違う気がするのよね。  

今は亡き、広島東洋カープの津田恒実投手の座右の銘が、弱気は最大の敵。これも、ひとの強さとは何か教えてくれることばな気がする。

どんな素晴らしい豪速球が投げられても、そんな自分に自信がなかったら強くなれないのよね。

もちろん、テクニックとしては打者の弱点にボールを投げるとかあるのだけど、それも、まず自分のベストピッチを投げられる強さがあってのことで。

残酷なくらいベストピッチが打たれることもあるけど、じゃあどうしたらいいかって、やっぱりマウンドにいる限りはベストピッチを続けるしかないのよね。弱気になって投げたい球を投げないでは、さらにもっと結果が悪くなるだけでね。

そういう心構えとしての強さを言い当てた言葉のように思う。

ホントにカッコいいピッチャーだったのよ、ホントにね…。  

8年ぶりのインフルは、ホントに強烈で死ぬかと思った。患者急増のトレンドに不本意ながら乗ってしまい。

いやぁ、、、、キツかったです。