2025年開催の万博ですが…
当初の予定では必要経費が1,250億円でした。
それが膨らんで2,350億円になりました。
これは、人件費の高騰、ウクライナやガザ地区の戦闘による原油の高騰、資材の高騰と説明されています。
この2,350億円の内訳は…
日本国民…一人当たり627円
大阪府民…一人当たり5,071円
大阪市民…一人当たり19,147円
今でも一人当たりの負担が大きいですが、この負担がもっと大きくなることは去年の12月1日に発表され、シャトルバスのルート整備費が1,600億円、そして日本館にかかるお金が837億円必要になったそうです。
万博にかかるお金は、2,350億円+シャトルバス1,600億円+日本館837億円です。
今のところ分かっている総額は4,787億円です。
当然、国民一人当たりの金額も、大阪府民一人当たりの金額も、大阪市民一人当たりの金額も増えるのです。
この増え方、東京オリンピックの時と同じですよね。
その東京オリンピックで一部の上の方のポケットに東京オリンピックにかかるお金が入っていたのではないですか。
同じことを既に万博でしていませんか。
人件費は高騰します。
それは働き方改革によることが大きいですが、私は建設業界に若い人が就かなくなったことも一因だと思っています。
かつての1970年大阪万博の時も開催に間に合わない状態で、突貫工事をしたそうです。
その突貫工事は無茶な働き方だったそうで、今の日本でそのような働き方が出来ないのです。
人も少なくなって、その上に過重労働は出来ないのですから…。
第一、大阪府民としてお願いしていない「万博」の誘致に幾ら税金を投入したのですか。
大阪府知事ならびに大阪市長はそれらを開示しなければならないと私は思っています。
ミャクミャクが汚されたとかで、その犯人を「万博反対派」だと大阪府知事はXにポストしたとか…。
馬鹿ですか。
何も分かっていない状態で、「反対派」が行ったと言い切るのは馬鹿だとしか思えません。
「約3兆円の経済効果がある」ということですが…
どのような試算で、誰が行ったのですか。
本当に3兆円も経済効果があるかどうかは分かりません。
やってみないと分からないのです。
ですが、膨らみ続ける建設費によって、経済効果も薄れてしまうのではないかと私は思います。
何かというと反対派へのけん制をするのではなく、説明責任を果たして欲しいのです。
安全対策も明らかになっていません。
地震の際の避難誘導などについてを分かりやすく説明してください。
メタンガスは発生続けるという話もあります。
どのように減らすのか、また減らせるのかを説明してください。
大阪湾にゴミで作られた埋立地です。
大変軟弱な地盤だということも指摘されています。
阪神大震災時のポートアイランドのように地震による液状化が起きると指摘されています。
それらに対しても説明をしてください。
大阪府知事ならびに大阪市長
貴方達は全く説明責任を果たしていないことを理解すべきです。