万博よりも関西だけを見たら確実に経済効果があるのは「阪神タイガースの優勝」です。

回数は少ないですが…過去にも実績があります。

今日、阪急阪神ホールディングスから発表がありました。

阪急阪神ホールディングスのスポーツ事業部は前年比120億円増だそうです。

凄いと思いました。

今、そんなに景気が良いと実感できていないので、前年比120億円増は凄いと思いました。

阪急阪神ホールディングスは部門によると増益でしたが、タクシー業界はどうでしょうか?

 

実は私が住んでいる地域のタクシー会社が倒産しました。

茨木高槻交通という会社です。

病院のタクシーを呼ぶ電話に「茨木高槻交通は倒産しました。」と張り紙がされていて、電話を使えなくしていました。

地域の高齢者が特に困るのです。

私も…あっと言う間に高齢者になるでしょうから、タクシーを呼べなくなるのは困るのです。

 

タクシー業界とバス業界は、運転手の確保も難しいと聞いています。

運転手の高齢化も業界が生き残れるかにかかってきているとも聞きました。

少子化が色々な所でじわっと影響してきていると思いました。

 

維新は「0歳児に選挙権を」をマニフェストにするらしいですが…

判断できない子どもに選挙権を与えるより前にすべきことがあると思います。

①待機児童を0

②男性の育児休暇取得率を上げる。

③学童保育の拡充

④保育士、学童保育の指導員の待遇改善(給与を上げる)

など、私でもこれくらいは考えられます。

 

若い人の投票率を上げたかったら、「何も変わらない」と思わせないようにしないといけません。

政治は変わるのだと思えないからかもしれないのです。

若い人で投票する人が多いのは、宗教がらみのように思います。

選挙に行かなかったら、宗教がらみの政策を推進するようになるかもしれません。

出来れば投票行動をして欲しいと思います。

 

4月30日に大阪家庭裁判所に行き、長男の「成年後見申立て」を行いました。

整った書類を全て提出し、書類に不備がないかどうかを確認していただきました。

不備がなく「成年後見申立て」は書類の提出まで終えることが出来ました。

次は本人への面談だと思います。

夫の甥の成年後見申立ての際に書類を提出した後で本人との面談があったのです。

夫の甥へ幾つか質問をされましたが、その中の一つだけが今でも記憶に残っているのです。

その質問は「200円のパンと100円のジュースを買いました。幾ら払いますか。」でした。

夫の甥は答えられず、その結果、私が成年後見人に選出されました。

本人との面談も「成年後見」になるのか、「成年保佐」になるのか、「成年補助」になるのかが決定される一つの判断材料ではないかと私は思っています。

長男との面談においても同様の質問がされると思います。

 

長男を大阪家庭裁判所に連れて行くのに私は車を使用する予定です。

グループホームが交通の便が悪い所にあるので、車でないと大変だからです。

夫の甥の時も車でした。

大阪家庭裁判所の駐車場を使わせてもらいました。

幸いなことに満車でなく駐車できました。

長男の面談の時も駐車場が開いていますように!と今から祈っています。

2025年開催の万博ですが…

 

当初の予定では必要経費が1,250億円でした。

それが膨らんで2,350億円になりました。

これは、人件費の高騰、ウクライナやガザ地区の戦闘による原油の高騰、資材の高騰と説明されています。

この2,350億円の内訳は…

日本国民…一人当たり627円

大阪府民…一人当たり5,071円

大阪市民…一人当たり19,147円

 

今でも一人当たりの負担が大きいですが、この負担がもっと大きくなることは去年の12月1日に発表され、シャトルバスのルート整備費が1,600億円、そして日本館にかかるお金が837億円必要になったそうです。

万博にかかるお金は、2,350億円+シャトルバス1,600億円+日本館837億円です。

今のところ分かっている総額は4,787億円です。

当然、国民一人当たりの金額も、大阪府民一人当たりの金額も、大阪市民一人当たりの金額も増えるのです。

 

この増え方、東京オリンピックの時と同じですよね。

その東京オリンピックで一部の上の方のポケットに東京オリンピックにかかるお金が入っていたのではないですか。

同じことを既に万博でしていませんか。

 

人件費は高騰します。

それは働き方改革によることが大きいですが、私は建設業界に若い人が就かなくなったことも一因だと思っています。

かつての1970年大阪万博の時も開催に間に合わない状態で、突貫工事をしたそうです。

その突貫工事は無茶な働き方だったそうで、今の日本でそのような働き方が出来ないのです。

人も少なくなって、その上に過重労働は出来ないのですから…。

 

第一、大阪府民としてお願いしていない「万博」の誘致に幾ら税金を投入したのですか。

大阪府知事ならびに大阪市長はそれらを開示しなければならないと私は思っています。

ミャクミャクが汚されたとかで、その犯人を「万博反対派」だと大阪府知事はXにポストしたとか…。

馬鹿ですか。

何も分かっていない状態で、「反対派」が行ったと言い切るのは馬鹿だとしか思えません。

 

「約3兆円の経済効果がある」ということですが…

どのような試算で、誰が行ったのですか。

 

本当に3兆円も経済効果があるかどうかは分かりません。

やってみないと分からないのです。

ですが、膨らみ続ける建設費によって、経済効果も薄れてしまうのではないかと私は思います。

 

何かというと反対派へのけん制をするのではなく、説明責任を果たして欲しいのです。

 

安全対策も明らかになっていません。

地震の際の避難誘導などについてを分かりやすく説明してください。

メタンガスは発生続けるという話もあります。

どのように減らすのか、また減らせるのかを説明してください。

 

大阪湾にゴミで作られた埋立地です。

大変軟弱な地盤だということも指摘されています。

阪神大震災時のポートアイランドのように地震による液状化が起きると指摘されています。

それらに対しても説明をしてください。

 

大阪府知事ならびに大阪市長

貴方達は全く説明責任を果たしていないことを理解すべきです。

万博のキャラクターであるミャクミャクのグッズをJR大阪駅で売られていました。

グッズを見ている人は大変少なく、人気が無いことを表しているようだと思いました。

私は、単純に可愛くないキャラクターだと思っています。

可愛くないだけではなく不気味です。

子どもが幼い頃のことですが…

ウサギとクマの着ぐるみを初めて子どもが見た時に泣きだしたのです。

2歳の息子にとって、大きな着ぐるみのウサギとクマは怖かったのだと分かりました。

ウサギとクマの可愛い着ぐるみでも幼い子どもにとっては恐怖の対象になったので、不気味なミャクミャクでは子どもにとって怖い存在ではないかと思います。

 

その後で阪神百貨店の阪神タイガースのグッズ売り場に行きました。

ミャクミャクとは違って人が多かったです。

 

今の所、大阪では万博<阪神タイガースのようです。

 

 

万博を開催するためにしなければならないこと

 

①メタンガスへの対処法を詳しく発表する。←不安払しょくのため

②児童生徒の無料招待を止める。←メタンガスが処理されていない状態だから

③南海トラフなどの巨大地震、上町断層などの活断層による地震の際の対応を明らかにする。

 ↑現在の所、どのような対策をして顧客の命を守るかが見えてこない。

④万博誘致から現在までの金額を詳細に至るまで明らかにする。

⑤必ず終わった後に反省と対策をする。

 

①~③は安全対策であり、大変大切なことだと私は思っています。

④と⑤は、過去の国際イベントに於いて詳細にわたるまでの金額が明示されてこなかったように思います。

そして、反省はどんなイベントであってもしなければなりません。

「終わればお終い」では駄目なのです。

同じ間違いを起こすからです。

反省をすることによって対策を練ることが出来ます。

 

かつて多くの方に大きな犠牲を強いた太平洋戦争の時、その作戦を立案して全滅した後に全く反省をしなかったのです。

反省をしないままに次の作戦を立案することを繰り返していたのです。

その当時のアメリカは違ったようです。

 

「失敗でも成功でも」その時に「何が良かったのか」「何が悪かったのか」を探ろうとしないのは日本のお家芸のようです。

「何が良かったのか」「何が悪かったのか」を探ることにより、次に活きるのです。

この前の東京オリンピックに於いて、反省会を開かれたのかどうか…。

全くないのではなかったのかと私は思っています。

国民の血税を投じるのです。

しっかりしてもらわないと困ります。

知的発達障害者の長男を私はいつの日か残して去っていきます。

親が子どもよりも長く生きることは少ないです。

いつの日か…この世に長男を残して逝く私が長男のためにしなければならないことの一つが長男のグループホームへの入居です。

そして、もう一つが成年後見人の選出です。

 

グループホームへの入居は色々な経緯がありましたが、幸いなことに現在摂津市のグループホームでこの1年問題なく過ごせております。

グループホーム・オリーブハウスさんの世話人の皆様のお陰です。

そして、その前にグループホームを転々としていた時から支援を続けてくださった日中活動の場であるスマイルクオ摂津の職員さんの皆様のお陰です。

1年もの間、粗暴行為がなく過ごせたのは何年ぶりでしょうか。

嬉しく安堵の気持ち、そして相反する気持ちですが、再び粗暴行為が出るのではないかという不安がなくならないのです。

粗暴行為がなくなっただけではなく、何も出来なかった長男が自分の衣服を洗濯して干し、自分の食器を洗っていると知った時「今のグループホームに入居して良かった。」と思いました。

感謝の念が絶えません。

 

そして、もう一つの「しなければならないこと」である成年後見人の選出ですが…

去年の12月に高槻市役所で療育手帳の更新の際に窓口の職員さんから「成年後見人については息子さんが若いので個人での成年後見人ではなく、法人による成年後見人の方が良いです。若い方の場合ご本人よりも成年後見人の方が早く亡くなる可能性があるからです。」と教えていただきました。

その上、高槻市内で成年後見をしているNPO法人を教えてくださったのです。

本当に感謝しています。

そのNPO法人で面会をしていただき、今年2月初旬に「成年後見をします。」とのお返事を頂きました。

3月中旬に長男に面談してくださいました。

面接はグループホームで行われ、長男と私、そしてグループホームの世話人さんとNPO法人の方4名でした。

グループホームの世話人さんから来る人の名前を教えてもらっていたのでしょう。

長男は初めて会ったNPO法人の方の顔を見てすぐに「こんにちは。Kさん。」と挨拶したのです。

驚きました。

面談も穏やかに過ぎました。

 

この面接の次の日に私は大阪家庭裁判所に行きました。

「成年後見申立てセット」を貰うためです。

随分前ですが、私は夫の甥の成年後見人になりました。

今は下りています。

成年後見申立てについては知っているので、難なく出来ると思いました。

大阪家庭裁判所に着いて驚いたのは、正面玄関で持ち物チェックが行われていたことです。

「甥の時はなかったよね。」と思いながら、持ち物を全て渡してチェックしていただき中に入りました。

前に来ていたのに、後見申立ての場所が分からなかったです。

無事に「成年後見申立てセット」を貰いました。

 

「成年後見申立てセット」を貰ってから、全ての書類を整えることに注力しました。

高槻市役所で「戸籍謄本」と「住民票」を取り、大阪法務局に行き「成年後見の登録がされていないことの証明書」を発行していただきました。

茨木市にある法務局に行き「不動産の登記簿謄本」(土地と建物)を発行していただきました。

グループホームの責任者に「本人情報シート」を渡して作成を依頼しました。

新阿武山病院には「診断書」を渡して作成を依頼しました。

その他の書類に私は記入して、領収書などをコピーしました。

依頼した書類は全て頂きました。

最後に権利擁護たかつきに「後見人等候補者事情説明書」を渡して作成を依頼しなければなりません。

出来れば、あす権利擁護たかつきに行き、私が整えた書類を渡して、「後見人等候補者事情説明書」を渡したいと思っています。

 

 

知的発達障害者の成年後見申立てについてお伝えしたいことがあります。

父親の死亡後に、自宅などの不動産を本人が相続していても登記が出来ない場合があります。

成年後見人がいない場合です。

その場合、申立人は「登記していないから」という理由で「不動産の登記簿謄本」(土地と建物)を不要と思うでしょう。

ですが、必要です。

登記していないだけで相続していますので、「不動産の登記簿謄本」(土地と建物)は必要書類です。

これがお伝えしたいことです。