◆さよなら東京 | 六甲山麓里山写真館~田舎スローライフの風景~

◆さよなら東京

最後の術後検査を受けるために
一昨日、日帰りで東京に上京して来ました。

空路で羽田に向かい、病院の最寄り駅まで空港バスを利用。
外に出たのはバスの乗り降り時と、駅から病院までの徒歩10分程、
あとは空港の展望デッキに出た時くらい。

どこにも寄り道せず、
帰りのリムジンバスの中から東京タワーとスカイツリーを見ました。



夕暮れの羽田空港管制塔


今度の上京はギリギリまで行かないつもりでした。

前回の検査で、去年の3月に上京したそのあと数週間、
貧血や吐き気など、原因不明のひどい症状に悩まされたのがとても辛く怖かったからです。

それでも、頚椎症の苦しみから救ってくださった恩人である先生には最後のお礼を言っていなかったし、
少し気になることもあり、東京に行くことにしました。

マスクと帽子、花粉よけゴーグルに食料を持ち、滞在時間はできるだけ最短にしました。

去年の時と違うのは、スマホでいつでも状況チェックが可能なことと、
現地で外食しなくていいことです。


実際に東京へ行ってみて感じたことは、
「誰も何も気にしていない」ということです。

新型インフル騒動の時は、あれほど大騒ぎでマスクも品切れだったのに、
マスクをしている人は冬なのに一割にも満たないようすで、

特に気にせず外食している人も多く、
帰る頃には周りの「大丈夫感覚」に感化されそうになってました。

あそこに住んでいたら、過敏症の自分でも危機感を保ち続けるのは難しいだろうと思います。



羽田空港から東京ベイエリアを望む、真ん中奥に小さく見えるのはスカイツリー


でも、伊丹空港に到着してすぐ、千葉沖での地震のニュースを知り、
やっぱりのん気に観光などせず素早く帰ってきてよかったと、身が引き締まる思いです。

帰ってから念のため、着ていったものはすべて洗濯しました。


大阪などより都心部に公園が多くあり、緑が豊かな東京が好きでした。
明治神宮とか、新宿御苑とか、代々木公園とか。

他にもTDLやビッグサイトなど、思い出深い場所はたくさんありましたが、
もう、余程の理由がない限り東京に行くことはないでしょう。