みんな元気ですか

 

物語りの続き

 

最高評議会は2つの最重要拠点を定めました。

 

一つはやまとの明日香。

 

その理由は・・・

 

彼らはパターン認識に独特の理論を

 

展開していました。

 

人や動物の行動でも

 

形でも

 

かおり

 

色彩

 

音階

 

すべてにパターンがあります。

 

そしてそのパターンは繰り返します。

 

広がりを持ちます。

 

同じパターンを引き寄せます。

 

それがパターンの連鎖の理論。

 

宇宙で最も美しいとされるフィボナッチ数列

 

をもとにした美のパターン。

 

ダビンチのモナリザの顔の縦て横の比率。

 

ギリシャのパルテノン神殿の縦て横の比率。

 

大自然に咲く可憐な花びらの形。

 

動植物の繁殖のかたち。

 

現代でも最も美しいと言われるほとんどの

 

大自然や人工の造形物。

 

それらは１：１．６の黄金比率を

 

踏襲しています。

 

一方やまとの国を第一の拠点に選んだ

 

理由こそがやまとが持つ独特の地形の

 

パターンにありました。

 

評議会は日本の地形と世界の大陸の地形

 

との相似性に注目しました。

 

北海道は・・・アメリカ大陸

 

九州は・・・アフリカ大陸

 

四国は・・・オセアニア大陸

 

本州は・・・ヨーロッパ大陸

 

能登半島は・・・スカンジナビア半島、

 

等々。

 

この独特の相似性を持つ地形の

 

意味するところはパターンの連鎖でした。

 

やまとの国（日本）で起きることは

 

いずれ世界で起きる。

 

やまとの国を世界の精神性の中心に置き

 

その言葉、音霊および言霊を広め

 

この国のよって立つ心のよりどころ。

 

大自然と共に歩む生き方を世界に

 

広めること。

 

それが今でも世界中に日本の言葉の

 

痕跡が認められる理由。

 

やがて世界がそのパターンに連鎖をおこし

 

評議会の計画する精神性の広がりを

 

成就させる。

 

これが最高評議会が倭の国、そして

 

そのほぼ中央にある明日香の地を

 

第一の拠点に選んだ理由でした。

 

それではもうひとつの第二の拠点とは。

 

それは北米大陸のほぼ中央、

 

世界の「こころ」のもうひとつの発信地

 

となるようにとの希望をこめて、

 

高い精神性をそのまま未来に伝えるための

 

特別な役割を持った人々。

 

霊性を保つ人々、保霊、ほひ、ホピ、

 

古代「霊」は「ひ」と読みました、

 

と呼ばれる人々がその地に集まりました。

 

彼らはホピ族の祖先。

 

北米ネイティブアメリカンは多くが

 

この部族の精神的影響を受けています。

 

彼らは当初から大自然と共に生きることを

 

選びストイックに文明を拒否しました。

 

同じ過ちを繰り返さないために。

 

さらに彼らが使う言葉には日本語と同じ

 

発音で同じ意味を持つ言葉が今でも

 

多数残っています。

 

最高評議会は未来を見る力を

 

持っていました。

 

この二つの場所を選んだのはその場所が、

 

あるいはその人々が、未来の世界にも

 

生き残るだろうと言う判断をしました。

 

長い時の流れのなかで、幾多の試練が

 

降りかかる事も同時に予見しては

 

いましたが、同時に世界の精神的な

 

柱であり続ける事を心から願って。

 

ホピの人々は今でも高い精神性を保ち世界に

 

警鐘を鳴らし続けています。

 

もうひとつのやまとの民は、

 

アインシュタインが日本に来た時に

 

彼らを見てこう言いました。

 

「世界の精神性の中心の民族」であると。

 

さらには「神がこの地を作りたもうたこと

 

に感謝します」と。

 

やまと大陸文明の事はすべてが

 

忘れ去られました。

 

遠い記憶のかなたに。

 

彼らはいつかその忘却が来ることも

 

見越していました。

 

でもあなどってはいけません。

 

彼らは先々を見通す非常に優秀な

 

指導者です。

 

もうひとつある仕掛けを作りました。

 

長い時の流れにも負けないような。

 

その仕掛けとは。

 

続きはまたね

 

 

後ろが気になるなぁ～