風の音を聞いてみたい

オーストラリア在住30年。好き勝手に語っています(^^)

歳をとると言うこと!

2024-04-29 22:41:40 | あれこれ、どれそれ
このネタを、車の中で思いついて、これは使えるよね!って思ってたはずなのに、ずーっと思い出せず。。。
ずーっと、ずーっと、思い出せず。。。

やっと思い出したんで、ブログ書けています。あー、よかった。

歳をとるとですね、脳疲労がひどくなります。
特に、言語を管理するあたりの耐久力が無くなるらしく、言語を使った作業がかなり遅れてしまいます。

特に、ボケが始まったくらいの人が、何か言っても拒否をするってのは、言われたことが脳で処理できず、何を言われているのかわからないため、何を考えたらいいのかもわからない。
それらがわからなくても毎日生きていけるし、困っていないのならば、わざわざわからないことを理解して、考えて、何かする必要はないだろう〜

そんなところらしい。

よく、ボケを遅らせるために、日記を書くと良いとか、別の国の言葉を勉強したら良いとかって言われているのですが、脳の言語を扱っている部分を活性化させると、ボケを遅らせることができるのだそうな。

昔、東北大学の川島教授が、アルツハイマーで表情もなく、言葉を発することも難しくなっていた、90歳くらいの男性に、学習療法をやったところ、半年か1年後には、笑顔でシンプルな会話ができるまでに回復したという、動画を見たことがある。

確か、あれは、オーストラリアの公文が川島教授を日本から呼んで行った講演会で見たんだった。

メルボルン大学のITエンジニアのチームが、手で書く公文の学習方法よりも、コンピューターの方がたくさんのことができるから有意義だ!脳にも良い影響がある!なんて議論をふっかけてた気がします。

川島教授は、公文と協力して研究をしていたので、手書きでの学習療法をやっていたんですよね。

その時の川島教授の切り返しが素晴らしかった「それは、とても素晴らしい研究だと思います。私の研究はコンピューターでの学習はしていないのですが、将来的に取り入れたいと思っています」

なんて感じだったと思う〜
学者さんたちは、こうやって自分の研究とか、調査とかを、反論に晒されて、精査して、どんどんコアな部分に近づいて行くんだろうなぁ。
反論に説明するってのは、なかなか大変な時があって、なぜなら、バカなレポーターみたいなのが来たら、その人が欲しい答えを言うまで、同じことを何度も何度も聞いてくるんですよね。

ああ言うのを見ると、いつも思うんだけど。
反論は、その人の考えであって、誰の考えでもないし、反論される方も言論の自由はあるわけで、正しいとか間違っているとか、神様でもあるまいし、正誤ありきで議論するのは、全く不毛。

あなたはこう思う。私はこう思う。一つの事象を見て、それぞれ違う思いがあると言うのは、どう言うことだろう?何が違いを生んでるのだろう?そして、それらは、同じところへ向かう性質のものなのだろうか?
なんて、発展的に考えていけば、もしかしたら、新しいアイディアにぶつかるかもしれないのに、自分の主張をせっせとするなんて、なんてもったいないんだろう。



なーんて、運転中って暇だから、何か仮説を考えて、いろんな方角から答えを出して(ブレーンストーミングと言います)、閃きを待ったり、理論証明をしたりしてるんですけど、最近、これも鈍くなってきたw

いかんなぁ。

ってことで、ちょっと頭が良くなりたいなぁって思ったので、腸内フローラについての番組を見てみた。
美鞠が小学生の時に、かなり腸の治療をしたり、腸内フローラについて勉強していたのですが、最近の様子はどうなんだろう?って思ったら、とうとう、テレビで便移植を放映するようになったんですねぇ。

ネットフリックスでやっていた便移植は、健康な人の便をもらって、水を足してミキサーで砕き、カプセルに入れて飲むってやつですわ。
有害な細菌もあるから、とてもお勧めできないんだけど、テレビでやってましたなぁ。

今の研究では、遺伝と言われている性格や、嗜好、能力までも、腸内フローラのバランスで決まるんですと。
でもさー これって、25年くらい前に、ノーベル医学賞を受賞した先生、誰だったかなぁ、その先生が授賞式の時のスピーチで言ってた気がする。

そして、その時代の医師たちは、そのアイディアをバカにして笑っていたんだった。

腸内フローラで、鬱などの精神病とか、自閉症まで改善するなんて言ってたけど、それは、研究室での実験結果であって、実用化してないんだ。。。
なんたって、向精神薬とか、抗うつ剤とかってのは、合法のドラッグだから、結構利益になるし、薬業者とか、医師とか、それに関わる人たちの生活が危険になるくらいの問題だから、簡単には行かないんだろうと、言われてたけど、いまだにそれだよね。

まぁ、その番組で言ってたのは、毎日60品目をスムージーにして、コップ一杯飲んで、3ヶ月くらいすぎたら、腸内フローラの種類が増えて、健康になるんですと。

1日60種類の食品を、スムージーにするために、リンゴをちょっとカットして、ブドウを2個入れてとかってやらなくちゃいけなくて大変。
せめて、週に30品目食べてくださいと。
また、袋を開けて食べられる、加工食品は、腸の入り口のところで、体内に吸収されるので、腸内フローラの食べるものがなくなるんだそうな。

腸内フローラは、繊維を食べるので、食料が入ってこない場合は、腸の粘膜を食べるんだそうな。
腸の粘膜は、体内に細菌が入らないようにブロックしたり、体に有害な物質が入らないように、体を守っているんだけど、繊維がないから、その大事なバリアーを食べるしかないんだそうな。

なんと、有害物質でもなく、有害な細菌でもなく、私の体を構成している大事な大事な腸内フローラが、私を食べている!!!!!

みんな、野菜、食べよう〜

ってことで、今日は、ニラとキャベツたっぷりの餃子を作りましたです。
1kgの餃子の皮を買ってきたけど足りなかった。
明日、1kg買ってきて、残りを作ろう〜
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