面白草紙

子供の頃から植物に興味があった。
園芸が特に好きというのでもないのに、植物学者なんていいなぁ～と思っていた。
たしか仁木悦子のミステリーのお兄ちゃんも植物の専門家だった筈。

プラントハンターという存在も知ってはいたので、
「情熱大陸」で取り上げられた時は、大いに興奮して見た。

珍しい植物を求め世界を駆け回り、危険と紙一重、まるでインディジョーンズ。
ちょんまげで呵呵大笑するやんちゃ坊主みたいな
プラントハンター西畠清順さんの魅力にノックアウトされた。

この本には、まだ若い彼が命をかけて『花』を追う姿が
いきいきと語られています。


『誰かの為に植物を探して届け、それが誰かの人生を豊かなものにするのなら
男の一生をかけるに値するロマンがある』

　　　　　　　　　　　　そして

　　　　　　　　　　『念ずれば花ひらく』


面白くて熱い生き方を魅せてくれて、ありがとう！


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