シネコン・ウォーズ2024②
今2024年2回目の「シネコン・ウォーズ/シネコンウォーズ」
【1回目アーカイブ】
- ユナイテッド・ウニクス南古谷/シネコン・ウォーズ2024①(2024年02月10日)
- 『ハンガー・ゲーム0』シネコン・ウォーズ2023最終(2023年12月28日)
今回のお題は、
2024年5月13日、自分としてはけっこう衝撃なネットニュースに接した。
024年5月13日
MOVIX三郷 閉館のお知らせ
このたび「MOVIX三郷」は、賃貸借契約満了に伴い2024年11月30日(土)をもって、閉館することが決定致しました。
MOVIX三郷は2005年6月、ピアラシティ内スーパービバホーム三郷店シネコン棟2階に12スクリーン2549席の規模で開業し、現在に至っております。
お客様をはじめ、地域・関係者の皆様におかれましては、これまで賜りましたご愛顧・ご支援に対し、心から感謝申し上げます。
翌14日に現地でも確認。
松竹系シネコンと言えば、
「ガンダム」や「ヤマト」の劇場期間限定グッズ販売が盛んだが、
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の限定ガンプラは、
この動画を見て
2024/01/29
公開1週でさすがに売り切れていたのをチェックした。
このシネコンにはお世話になったなあ。
↓本田美奈子.さん(右)の訃報( 2005/平成17年11月6日)は、
↑左は岩谷時子氏。
ガラケーのミクシィ告知で、
MOVIX三郷がある、ピアラシティ(2005年5月開館)の
バス停を降りて駐車場を映画館に向かう途中で知った。
私は1992年から2002年までは千葉県船橋市在住で、
その頃の千葉ではシネコンがどんどん充実していったのに対し、
(※以下、地図との兼ね合いもあり、順不同)
* ワーナー・マイカル・シネマズユーカリが丘(1999年)
* TOHOシネマズ市川コルトンプラザ(1999年/ヴァージン)
A 京成ローザ
B シネプレックス幕張(2002年)
C TOHOシネマズ八千代緑が丘(2006年)
D シネマックスちはら台(2007年)
E TOHOシネマズ船橋ららぽーと(2006年)
F 成田HUMAXシネマズ8(2002年)
G ワーナー・マイカル・シネマズ市川妙典(1999年)
H シネマイクスピアリ(2000年/AMC)
I TOHOシネマズ流山おおたかの森(2007年)
*MOVIX柏の葉(2006年)
埼玉県民に出戻りした2003年当時の埼玉県のシネコン環境は貧弱きわまりなくてヘキエキした。
だってさあ、
まずは自宅(松原団地駅)から一番近いのが、
2017年(平成29年)4月1日 - 獨協大学前駅(副駅名:草加松原)に改称
かなり遠方で、
現在は埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)の鉄道博物館駅(2007年10月14日より)になっている、
当時の大成(おおなり)駅(1983年12月22日開業)が最寄りの、
サティ大宮内のワーナー・マイカル大宮(2000年10月21日オープン)だったんだから!
2011/3/11、「大宮サティ」から「イオン」に屋号変更するも、ワーナーの外壁エンブレムは、しばらくそのまま。
現在はさすがに、イオンシネマに看板が差し替わっている。
草加から一番近いシネコンが大宮駅から一つ先で、しかもニューシャトル駅を降りても、
そこから徒歩でけっこうある、サティ=イオン大宮店までわざわざ行くってのも…。
※鉄道博物館駅になってからの、イオンシネマ大宮には一度も再訪せず。
大宮周辺の2000年代シネコン事情
大成のワーナーマイカル開館から4年後の、
2004年9月17日には、
コクーン新都心(現在のコクーンシティ)に、
MOVIXさいたまがオープン。
三郷にMOVIXができるまでは、
ここが自宅から一番近い(さいたま新都心駅にある)MOVIXだった。
MOVIXは、千葉時代には馴染みのないシネコンで、
MOVIX柏の葉がオープンしたが、
自分の認識では、いかにも埼玉に特化したシネコンである。
大宮からニューシャトルで一駅先のワーナー・マイカルと、
ができてしまった影響で、
大宮の老舗(しにせ)集合映画館、
大宮ハタシネマは⭐︎、
1970/昭和45年に開業して以来、旧大宮市と周辺市町住民の娯楽を提供してきた。特に映画館が3館あり、地元の青少年は「映画はハタプラザ」というのが一種のスタイルであった。しかし、
2000年代に入ると旧大宮市内でも再開発が進み、櫛引町の「大宮サティ」やさいたま新都心の「コクーン新都心」にシネマコンプレックスが開業して打撃を受けた。大宮にはほかにも、大宮駅東口の南銀座通りにも映画館が4館あったが、同時期に廃業が相次いだ。
⭐︎2006/平成18年6月18日、建物の老朽化を理由として廃業した。跡地には超高層マンション「グランドミッドタワーズ大宮」(全941戸、30階建ツインタワー)が建設され、2011/平成23年8月に竣工した。
MOVIX三郷の思い出
そしてようやく、2005年6月1日に、
自宅からかなり近くのMOVIX三郷のオープン。
なのでずいぶん、ここで映画を見まくりましたよ。
このブログで記録に残すようになってからでも、
- 『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!! 』(2018/3/18)
- 『劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』(2019/3/8)
- 『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019/6/26)
- 『ジョジョ・ラビット』(2020/1/27)
- 『AI崩壊』(2020/2/10)
- 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2020/2/10)
- 『サーホー』(2020/6/11)
- 『風の谷のナウシカ』(2020/7/5)
- 『ぐらんぶる』(2020/8/7)
- 『劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』(2020/8/7)
- 『ミッドウェイ』(2020/9/13)
- 『妖怪人間ベラ』(2020/9/13)
- 『喜劇 愛妻物語』(2020/9/13)
- 『モスラ』(1961)4Kリマスター(2021/12/30)
- 『異動辞令は音楽隊!』(2022/9/12)
- 『パンダコパンダ』『同・雨ふりサーカスの巻』(2022/9/25)
- 『妖怪の孫』(2023/3/22)
- 『Winny』(2023/3/30)
↑※ピアラシティ併設のイトーヨーカドー三郷店も閉鎖という情報が。食品館ららぽーと新三郷店のことと混同ならいいが…。
コストコ新三郷倉庫店(2009年7月7日オープン)
および併設する
ららぽーと新三郷(2009年9月17日にオープン)と
ピアラシティとは離れた地区、武蔵野線の新三郷駅前にまとめて商圏が集合展開し、
そっちは鉄道駅から歩ける距離なため、
バスかクルマ、チャリでしか行けないピアラシティ=イトーヨーカドー/MOVIX三郷からはすっかり客足が遠のいてしまった。
そのためピアラシティの駐車場エリアには、ルール無視のマナー最悪カーが闊歩し、
これでまた、周辺住民のピアラシティ離れが加速した模様。
三郷周辺シネコン事情
たとえ三郷地区にはMOVIX以外のシネコンはなくても、
かなり近場の越谷レイクタウンに、
2016年4月23日の『ズートピア』からは4DXまで導入して、
2023年6月26日の月曜日に撮影したレイクタウンの外観。
外観は4DX表示のまま。
↓2023年7月11日の月曜日の撮影分。
↓※2023年7月7日に撮影。
まだ最終入口の表示は4DXのみだが、さらに引いたシネコン入口では、4DX表示が取り払われている。
周辺には、
さすがにIMAX予告がチラホラと。
2023年7月14日からは、とどめのIMAX導入で周辺シネコンを完全に凌駕。
↓2023年7月11日の月曜日の撮影分/IMAXオープン前日7月13日木曜日の体験会の告知
↓7月13日の体験会の撮影分。
越谷レイクタウンのIMAXスクリーンサイズが、かなり小ぶりなことが判明。
IMAXの没入感に浸るには、中央通路の前のA列からC列までしか適していないことを把握。
ただし真のIMAX通なら、
レイクタウンで凌ぐより、
新松戸のユナイテッド・シネマ
テラスモール松戸に通うとは思うが、
とにかくMOVIXが撤退しても、
お台場のシネマメディアージュ(2000年4月22日 - 2017年2月23日)
→ユナイテッド・シネマアクアシティお台場(2017年4月29日 - )や、
「イオンシネマユーカリが丘」(ワーナー・マイカル・シネマとして1999年3月6日オープン
↑ワーナーマイカル時代
2013年7月1日からイオンシネマとして2018年5月31日まで営業)
2013年6月15日より「シネマサンシャイン ユーカリが丘」として再開業⭐︎
⭐︎の2例のように、休館したシネコンは撤去せず、他社シネコンが小改築(主に客席)の後、
リサイクル/リニューアル再オープンが通例となっている。
そうなるとどのシネコンが肩代わりするかだが、
近隣で競合するイオンはまずないので、
TOHOシネマズか、
ユナイテッドか
ひょっとするとシネマサンシャインとか、
はたまた意外なT・ジョイ