今月はいつになく日本からの観光客のアテンドが忙しく
27・28日と同じお客様のご案内だった。シルバー世代の
ご夫婦とその妹様3名である。1日目はマラガパラドール
からネルハ・フリヒリアナ・ミハスのコース。2日目は
マラガパラドールからロンダ・カサレスのコースだった。
ドライバーはマドリードのコーチ会社から派遣された
プロフェッショナルで車もベンツ6人乗りで、今回私は
アテンドのみの参加である。皆さん同世代だし気さく
でとても良い方たち、話も弾んだ。盗難にあったのは
2日目ロンダの路上、日曜日で人気の観光地ロンダの
メインストリートは私も初めて見るほどの凄い人出。
お客様はリュックを背中に背負い中は一番上に一つの袋
に入れていたパスポート(ご自分と奥様の)カード3枚
お財布の日本円¥50,000と400€がごっそり盗まれた。
確認のためにリュック内を見たときにはもう遅く、盗まれ
た後、そのまま市外にある警察署に行って盗難届を出す。
警察によるとその日は被害にあった人がすごく多くて、
犯人は東欧のマフィアグループだと強調していた。遠く
日本から来てスペイン人が犯罪者だとは思われたくない
のだろう。今後の教訓として以下の様に気をつけたい。
①人混みではリュックは前にかける
②現金・パスポート・カードは1ヶ所に入れない
③現金は分散して持つ
集団で暴力がらみの盗難もあるようなので、身体的被害
がなくて幸いだった。お客様はその後グラナダそして
マドリッドへ行く予定だったので、今回そのお客様を
紹介してくださった同じアテンド仲間さんは、盗難は
経験済とのことで、大使館への手配等も手際よくやって
くれて、初体験の私としては大助かりである。同じ経験
をまたしたくはないけれど、やはり一度は知っておく
べきかなとも複雑な心境だ。