アメリカツアー、JMイーグルLAチャンピオンシップの予選ラウンドが終了しました。
距離も短く、過去に日本人選手が上位に入ったことのあるコースなので期待していたのですが、予選ラウンド2日間の日本人選手は停滞ムードです。
予選ラウンド終了時点のトップは12アンダー、2位が8アンダー、3位が6アンダーとなっています。6アンダー以下は団子状態ですが、トップのグレースキムさんが好調のようです。ただ、決勝ラウンドに入れば追い上げてくる選手も出てくるでしょう。
日本人選手の成績です。
31位 E 西郷さん 71-71
45位 +1 古江さん 74-69
45位 +1 渋野さん 74-69
61位 +2 畑岡さん 73-71
以下、予選落ち
105位 +5 稲見さん 76-71
105位 +5 吉田さん 72-75
西郷さんのスタッツです。
FWキープ 10-12(22/28)
パーオン 12-14(26/36)
パット数 29-31(60)
午後スタートの初日は2バーディ2ボギー、午前スタートの2日目は3バーディ3ボギーでした。スコアよりも手首の痛みの方が心配です。日本のコースよりもフェアウェーが転がるということは硬いということですから手首を痛めやすいのかも知れません。シーズンは長いですから、しっかり治療してほしいですね。
古江さんのスタッツです。
FWキープ 13-14(27/28)
パーオン 10-14(24/36)
パット数 31-30(61)
午後スタートの初日は3ボギー、午前スタートの2日目は5バーディ3ボギーでした。ティーショットは相変わらずの安定感、ポアナ芝のグリーン対応が難しいのは仕方がないですが、2日目は午前スタートにも関わらずボギー3個というのは勿体ないですね。
渋野さんのスタッツです。
FWキープ 11-11(22/28)
パーオン 10-9(19/36)
パット数 30-25(55)
午前スタートの初日は2バーディ5ボギー、午後スタートの2日目は3バーディ1ボギーでした。相変わらずショットの精度は高くないですが、午後のラウンドで25パットというのは彼女の気持ちが前向きになっているからでしょう。ただ、パットが良くても今のショットでは上位に入るのは難しいでしょう。
畑岡さんのスタッツです。
FWキープ 12-11(23/28)
パーオン 10-13(23/36)
パット数 30-31(61)
午前スタートの初日は3バーディ3ボギー1ダボ、午後スタートの2日目は5バーディ5ボギーでした。パーオン率を見ても畑岡さんらしさを欠いたプレーになっています。パットでカバーできるグリーンではないので苦しいですが、予選落ちは免れました。
稲見さんのスタッツです。
FWキープ 13-13(26/28)
パーオン 12-9(21/36)
パット数 35-26(61)
午前スタートの初日は1バーディ6ボギー、午後スタートのの2日目は4バーディ2ボギー1ダボでした。ティーショットは安定していますが、稲見さんの持ち味であるショットが良くなかったですね。西郷さんと同じく手首が痛いという情報もあります。
吉田さんのスタッツです。
FWキープ 13-13(26/28)
パーオン 13-10(23/36)
パット数 32-30(62)
午後スタートの初日は1バーディ2ボギー、午前スタートの2日目は1バーディ5ボギーでした。ティーショットは良いのですが、アメリカの芝生に手古摺っている感じですね。
リシャッフルに向けて厳しくなってきました。リシャッフルまでに出場できる試合は1試合になるようなので、そこで上位に入らないといけません。
国内ツアー、パナソニックオープンレディースの予選ラウンドも終了しました。
過去4回のスコアからは想像できないバーディ合戦となりました。
2日間のスコア比較です。
1R ベスト63、60台34人、アンダー64人、平均71.0741
2R ベスト63、60台48人、アンダー82人、平均69.7593
2日目は平均スコアが70を切りました。アンダーパーで回るのが当たり前、60台でプレーしないと順位が落ちます。
予選終了時点のトップが13アンダー、カットラインが4アンダーとなりました。
午前中に降った雨の影響でグリーンが選手にとって攻めやすい状態になったのだと思います。川奈のように癖の強いコースではないですし、ある程度のショットとアプローチ、そしてグリーンもタッチを合わせやすいのでプレーも楽なのでしょうね。最終日は少しグリーンも速くなってくると思いますが、スコアの伸ばし合いになるのは間違いないでしょう。
優勝スコアは17アンダー前後になるでしょう。
9アンダーの竹田さんの逆転優勝という可能性もありますが、佐久間さんの初優勝を見たいですね。ただ、佐久間さんはネギック理論が気になります。尾関さんも調子良いですし、天本さんも今シーズンは安定しています。川﨑さんが久しぶりに上位ですし、蛭田さんも2日目はネギック理論の壁でスコアが停滞しましたが最終日は伸ばしてきそうです。
名前を挙げた選手の優勝争いならテレビ中継も楽しめそうです(笑)。
横峯さくらさんは2日目イーブンパー、通算3アンダーで予選落ちでした。1打足りませんでした。
16番の1.2mのパーパットを入れておけば・・・という展開でしたが、このコースでパーオンが36ホールのうち22回ではこの順位でも良い方でしょう。ショットの精度が上がらない限り同じことの繰り返しになります。何かを徹底的に変えないと無理でしょうね。