アメリカツアーメジャー第1戦、シェブロンチャンピオンシップの予選ラウンドが終了しました。

昨日のブログで予選終了時点のトップは8アンダー、カットラインは2オーバーと予想しましたが、その通りとなりました。

2日目は60台が17人、アンダーパーが47人でしたので、初日よりもスコアを伸ばしやすい日になりました。初日よりも午前組と午後組の差が無かったので、初日午前組は少しラッキーだったかも知れません。

 

出場試合5連勝を狙うネリーコルダさんは首位と1打差の7アンダーで3位ですから絶好の位置です。

 

日本人選手と申ジエさんの成績です。

5位 -5 勝さん

21位 -2 古江さん、畑岡さん

41位 E 山下さん、笹生さん

49位 +1 渋野さん、申ジエさん

60位 +2 優菜ちゃん、稲見さん、岩井明愛さん

予選落 +3 西郷さん

 

日本人選手は10人出場して9人が予選通過しました。これだけ多くの日本人選手が海外メジャーの決勝ラウンドに進出し、何よりも予選通過率90%というのは画期的だと思います。

勝さんは優勝目指して、その他の選手もトップテンの可能性はありますし、まだまだ全員20位以内を狙える位置です。決勝ラウンドが楽しみになりました。

 

勝さんは4バーディ3ボギーでした。初日と比較するとショットは荒れたようですが、ロングパットが2回も入り、特に1番で30mのパットが入ったということで運も味方に付けています。トップと3打差なので優勝を狙える好位置です。

 

古江さんは3バーディ2ボギーでした。ティーショットは相変わらず安定していますが、パーオン率が上がりません。ショートゲームでカバーしていますが、飛距離的には少し厳しいのかも知れません。

 

畑岡さんは2バーディ1ボギーでした。ショットはまずまずの数字を残していますが、畑岡さんの絶好調時と比較すると少し物足りません。パットもイマイチでバーディ不足の2日目となりました。

 

笹生さんは4バーディ2ボギー1ダボでした。2日目はフェアウェーキープもパーオンも良くなりましたが、ダボを叩いてしまいました。笹生さんのゴルフ全開です(笑)。

 

山下さんは4バーディ2ボギー1ダボでした。ショットはまずまずですが、山下さんにしては珍しくダボを叩いてしまいました。手堅い選手の代表なのにダボを叩くのが国内とアメリカツアーの違いなのでしょう。

 

渋野さんは5バーディ2ボギーでした。パーオンは10回でしたが、24パットということでパットが好調でした。渋野さんらしいゴルフですが、もう少しショットが安定しないと続けて好スコアというのは難しいと思います。一喜一憂しても意味はありませんが、気持ちでプレーする選手なので、予選通過したことが今後のゴルフにプラスと出ることもあるでしょう。

 

稲見さんは2バーディ2ボギーでした。ショットはまずまずですが、パー5でしかバーディを獲れないのが距離の長いコースで苦労しているところでしょう。

 

岩井明愛さんは1バーディ2ボギー1ダボでした。飛距離を武器にできる選手なので一部のファンからは期待されていたと思いますが、課題のメンタルの弱さが出てしまいました。初日後半はイケイケでバーディを獲りましたが、2日目は前半のダボで苦しいラウンドになってしまいました。

 

優菜ちゃんは2バーディ2ボギーでした。ティーショットは安定していますが、やはり飛距離的に厳しいのかパーオン率が上がってきません。中々バーディチャンスに付けられないことでバーディ不足となっています。予選落ちのピンチもありましたが、後半の8番パー5でバーディを獲って決勝ラウンド進出を決めた勝負強さは彼女の持ち味ですね。

ただ、右腕を痛めてしまい、冷やしながらプレーしていたので残りのラウンドと今後の試合への影響が心配です。痛みは無いとはいうものの、微妙なタイミングのズレがショットミスに繋がることもありますので、無事であることを祈りたいです。

 

西郷さんは2バーディ4ボギーでした。ティーショットは良かったようですが、終盤にボギーを連発してしまったのは勿体なかったです。2日間通してボギーが多すぎましたね。

 

 

国内ツアー、フジサンケイレディスの予選ラウンドも終了しました。

昨日のブログで予選終了時のトップは5アンダー、カットラインは3オーバーと予想しましたが、トップは8アンダー、カットラインは2オーバーとなりました。

思ったよりもスコアの伸ばし合いになりましたね。

最終日も風が強くなりそうにありません。

8アンダーでトップの竹田さんは2週連続優勝のチャンスです。飛距離を活かしたゴルフですがかなり小技も上手くなってきました。鈴木さんはネギック理論の壁との勝負、野澤さんは優勝を狙える位置でプレーするとポカがあって沈むタイプです。トップと5打差の3アンダー組までは逆転優勝の可能性がありそうです。

 

横峯さくらさんは1バーディ7ボギーで通算7オーバーの予選落ちでした。ショットの距離感とアプローチの距離感が悪いですね。アプローチが1m以内に寄らないとパットが入らないという意識が強すぎるのか上手く寄せられないですね。

今日も5mのバーディパットが1回だけ入りましたが、短いパットを何度も外しています。昔のさくらさんもパットを外していましたがバーディパットでした。今はパーパットが2m程度残って、これを外してしまいます。特に100ヤード前後のショットとアプローチを修正しないと同じことの繰り返しになるでしょうね。