負けに不思議の負けなし | 鳳山雑記帳アメブロ版

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立花鳳山と申します。ヤフーブログが2019年閉鎖になったのでこちらに引っ越してきました。歴史ネタを中心に好き勝手なことを書いています。宜しくお願いします。

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 野村監督の言葉だったと思いますが「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」というものがあります。実は昨日の衆議院東京15区補選の負けで自棄酒を飲みすぎ二日酔いで今も苦しいです。

 

 ネット上で飯山陽さんや日本保守党を応援していた人たちは傷口を舐めあうようなぬるい動画を上げていますが、今回の敗北の原因を突き詰めないとまた同じような負けをしますよ。厳しい言い方ですが、飯山陣営は日本人の良識を信じすぎたのだと私は思います。

 

 過去最低の投票率、しかも当選したのは立憲共産党の阿呆で2位は須藤元気ですよ。いったい何を評価して投票したんでしょうか?組織票で上から言われるまま投票しただけでしょう。中身を見ていないし中身を理解する頭も無い。要するに愚民なんですよ。YOUTUBEで誰かが(誠実革命さんだったかな?)独自出口調査をしていましたが、投票理由が酷すぎて顔を知っているだの、人柄が良さそうだからなどくだらないものばかりでした。

 

 おそらく飯山さんの演説内容を理解できないような頭の持ち主ばかりだった印象です。候補者がいくら良いことを言っても理解できる頭がない馬鹿に何を言っても無駄。それより愚民を動かすような策を講じる必要があります。その意味では汚い手段だと思いますが、有名人を擁立する既存政党のほうが正しいと言わざるを得ない。馬鹿が有名人だからという理由で投票してくれるからです。

 

 こんなこと言うと眉を顰める人もいるかと思いますが、私はナチスの政権奪取の手法を学ぶべきだと思いますね。選挙は戦です。綺麗ごとではない。カリスマ的指導者が聴衆を催眠状態に陥らせ熱狂的支持者とする。そのためにはゲッベルスが駆使したような巧妙な宣伝が必要です。

 

 参政党の神谷代表はナチスや共産党の手法を学ばなければいけないと主張しているそうですが、ある意味正しいと思いますね。もっとも参政党がそれに成功しているとはとても思えませんが…。

 

 今回の東京15区補選出馬はある意味仕方なかったと思いますが、日本保守党はまず参議院全国区を目指すべきです。いきなり小選挙区はハードルが高すぎる。そして地方議員や首長を増やすことにまず注力すべきです。東京都知事選に有本香事務総長の出馬を待望する人が多いですが、このままではまた組織票でやられて惨敗します。勝算も無いのに戦に挑むのは馬鹿です。それよりはもっと取りやすい首長選から始めるべきです。そして独力ではなくなるだけ組織票を取り込む。

 

 小選挙区だと福井の稲田朋美の選挙区など狙い目だと思うんですよね。あそこは自民党支持層が完全に稲田にそっぽを向いている。LGBT法の元凶ですからね。何とかうまく交渉し福井の自民党支持勢力を味方につければ勝機はあります。各種団体にも手を付けるべきでしょう。ネットの空中戦だけで勝利できるほど選挙は甘くありません。選挙のプロも雇うべきでしょうね。それができないなら、ひとまず小選挙区には手を付けないこと。

 

 綺麗ごとばかり言っていても愚民は動きませんよ。愚民を動かすための方策を考えないと駄目。今回の補選で分かったことは、此処まで日本が危機的状況に陥っているのにそれを理解できない愚民が大半だったという事。台湾有事が発生して実際に日本人も酷い目に遭わないと悟らないんでしょうか?私は日本人に犠牲が出ても変わらないような絶望感を持っています。

 

 ともかく今回の選挙で日本人の正体が分かりました。真剣に日本の未来を憂う良識派は極少数。しかし良識派も愚民も一票の重さは変わらない。何とか愚民を扇動してでも勝ちを得なければ日本の未来は暗いと言わざるを得ない。皆さんは必ずしも日本保守党の支持者ではないと思いますが、今回の衆院三補選の結果、どのように評価されていますか?