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唐十郎世界・わがこころの旅台湾疾風録と花蓮の海鮮レストラン 2 @ 洄瀾湾景観餐廰

2024-05-06 11:25:37 | 喫茶店・レストラン・餐廳

昨日劇作家・俳優・作家の唐十郎氏の訃報に接しました。年代が違うこともありアングラ劇団のころは知りませんし、若い方には大鶴義丹の父親といったほうが判り易いかもしれません。ただ大きく印象に残っているのが今から30年前の1993年にNHK衛星第2で初回放送された世界・わが心の旅台湾疾風録です。当時「ビンローの封印」という戯曲を台湾で上演した氏が九份金瓜石の水湳洞精錬場遺跡から始まり、明石総督も葬られていた日本人墓地の上に大陸から逃れてきた國民党下級兵士が住み着いた康樂市場、戒厳令解除直後の金門島、新竹の義民節で巨大な豚のお供え物とストリップに驚き、淡水河の川べりの公園で老人から檳榔を貰い特有の赤い唾を吐く場面など非常に興味深い内容でした。康樂市場は現在都市公園に生まれ変わっており西にホテルオークラとロイヤルニッコー、北にリージェントタイペイという好立地ですが、わずか30年前まではいわゆるスラムというような場所でした。そして現在の大安森林公園もその少し前までは細い路地が縦横に走る眷村で周りを取り囲む信義路以北・建國南路以東・和平南路以南・新生南路以西とは明らかに違い他地区の住民が近寄りたがらない一帯でした。わずか30年前の風景ですがその後の目覚ましい経済発展によって消えてしまった台湾台北の原風景ともいうべきものが捉えられており、もしかしたらこの機会に再放送があるかもしれませんのでチェックしておいてください。

さて花蓮の海鮮レストラン洄瀾湾景観餐廰の2回目です。海老やイカなど素材は同じでもさっぱりとこってり・スパイシーなど調理法を変えたお皿が出てきます。

伊勢エビのガラで取ったスープ 非常に濃い味わいだったそうです

 

伊勢エビのトマト風味

 

イカと茸・スナップエンドウにパプリカの炒め物

 

葱・生姜に唐辛子がピリリと効いた海老の炒め物

 

更に伊勢エビのオニオン焼 伊勢エビも二品出てきました

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