おひさしぶりです。

コロナのせいで、春を感じることもないまま夏になってしまいました。

友達にも会えず、外食もできず、推しに関するイベントは見事に全て中止となり(ヲタクとしてはこれが一番辛かった)、慣れないテレワークに苦戦し、コロナ太りしながらも(これは自分のせい)なんとか元気に暮らしております。

ブログにおいては放置し過ぎて、上半期どころか「8月まで振り返る」などと中途半端なことになってしまいましたが、忘れっぽい自分のためにも私の2020年を書き残します。

時は2月の上旬、ダイヤモンドプリンセス号が横浜港に停泊していた頃の話です。

コロナは中国と韓国では感染が広がっていたけど、日本はまだ平和だった。

私は生まれて初めて「自発痛」(=何もしなくても歯が痛むこと)というものを経験し、毎日歯痛と戦いながら会社に通っていた。

大体1〜2時間おきに10〜15分の激痛、痛み始めると仕事なんて手につかなかった。

最初は上の歯1本だけだったのに、次第にそのすぐ下の歯も痛み出した。

痛みの原因は「噛み締め(食いしばり)」だった。

元々歯医者に行く度に酷いとは言われていたものの、寝ている間に無意識にやってしまうのでどうしようもなく、そうこうしてるうちに歯に強い力が加わり過ぎて、歯が浮いて神経に当たっている、とかそんな感じだった。

この時は噛み合わせの調整をしてもらい、引き続き痛い部分は使わずに温存して様子を見ることに。

自然に治ります、ということだった。

が、1ヶ月後の3月初旬、歯茎に違和感を感じて鏡を見たら、BB弾のようなそこそこデカいできものを発見。

無知な私は癌かと思い、慌てふためく。

いやでも待てよ?
ここはこの間まで痛かった歯の歯茎。
何か関係あるのか??

不安すぎて、一連の事情を知っている歯科衛生士の友人に連絡。

「それ、多分フィステルだと思う」

フィステル???

フィステルとは膿の袋で、神経が死んだ時に中の膿が外に出てきてできるものらしいです。

ん?私の神経はお亡くなりになったの?

もう痛くもなかったし、治るとも言われていたし、神経が死ぬといえば虫歯が悪化したパターンしか知らなかったのでそこそこ衝撃だった。

再び歯医者へ。

かつてあんなにも痛かった歯が、先生に棒で叩かれても。。。

また痛くなるのが怖すぎて触らずに過ごしていたので、感覚がなくなっていることにも全く気付いていなかったけど、友人の見立て通り、私の神経は力尽き死んでいた。

こうして今度は神経治療が始まり、このコロナ禍、歯医者にだけは通い続けることとなる。

感染対策はしっかりしてくださっていたけれど、歯医者さんでもクラスター発生したりしてたから怖かったよ。。。

5ヶ月間かけて、ようやく先月治療が完了しました。

どれだけの方に参考になるか分かりませんが(いや、実際のところほとんどの方が無関係とは思いますが。。。)
神経が死ぬ原因は

①ひどい虫歯
②噛み締めによる強い負荷
③転んでぶつけたなどの強い衝撃

とのことです。

今回の私の②は、なんと自分の体重と同じぐらいの負荷がかかるらしい!

そりゃ神経も弱るよね。。。

老後に向けてもできるだけ健康な歯を維持したかったのに、自分で自分の神経を死なせてしまった自責の念。。。

みなさまもお気を付けください。