2月は妻の緊急搬送入院もあり、人生の中でも深い時間でした。

 

知り合いに当ブログをみている人は少ないので、

あえて落ち着いた今だからブログにだけ少し書かせてもらいます。

 

隣近所、幼馴染の保護者、学校の先生含め、親族以外には

入院のことは黙ったまま過ごしていました。

 

実際のところ、一週間ほど生死をさまようほどの状況が続き、

鼻、腕、お腹、膀胱に4つ管が入り、輸血も手術もありました。

こどもたちは2週間面会ができない日々でした。

 

三児には病状を伏せつつ、できるだけ普段どおりの生活を心がけていました。

それでも、長男には特に炊事洗濯、食事つくりなど多くを手伝ってもらっている状態で、テスト期間もまともに勉強に集中させてあげれなかったなぁと振り返ります。

 

緊急入院から1か月が過ぎ、退院からは半月が過ぎました。

来月も検査があったりとまだまだ元通りの生活にはほど遠いです。

 

妻のケアマネの仕事は、私がすべて引き継いでいましたが、

その期間も様々な感情は私の中にありました。

 

優しい声をかけてくださった家族、事業所がほとんどですが、

一方で私が代理ケアマネとして動くことに不満がある方も正直なところありました。

 

この仕事は、心身ともにお辛い方のケアに関わる重要な仕事というのは、

30年も関わっていると十分理解しているのですが、

実際、身内が生き死にで苦しんでいて、今までと違う生活になったとき、

優先順位としては我が三児の生活のほうが大事だったりします。

 

何とか、元の仕事スタイルに戻りつつありますが、

今後の独立ケアマネジャーという仕事について、

妻は継続を望んでいますが、私は以前から言っている縮小路線が

より一層強くなりました。

会社の終わり方はよく二人で話し合わないといけないなぁと思える出来事でした。

 

 

今日は長男の年度最後の懇談会。

成績の話もあったので、妻の入院のことを伝えました。

テスト期間中の入院。生徒会としての三年生を送る会の実行。

今春の新入生の受け入れ準備。

そして野球部のキャプテンとしての公式戦。

様々なできごとが長男の中にはありました。

そのようなお話しをしたのですが、入院を感じさせない

全く普段どおりだったことに先生も驚かれておりました。

 

手前味噌ですが、一度も弱音を吐かず、母の退院までよく頑張ってくれました。

父親としても何度もこどもたちの振る舞いに救われました。

 

三児の人生の中で、最長となった離れ離れの家族時間。

この経験は必ず将来につながるはずです。

 

悪いほうに考えるより、毎日を前に向かっていきたいので

先生にも、ラグビーや野球の指導者にも、

ケアマネ先の利用者家族様にも、

妻の検査が今後も必要であることなどの詳細は伝えていませんので、

妻の一見元気な姿に、深刻には捉えられることはないと思います。

具体的にひと様に言うことでもないでしょうし…。

 

出産時もそうでしたが、常に元気に振舞おうとするので、

もう少しゆっくりしてと伝えますが、なかなか言うことを聞いてくれません…

夫婦間で性格を変えてというのはなかなか難しい問題です…

 

とりあえず今は…

家族ひとりひとりが、一日を大切に生き、

毎日を一緒に過ごすことができていること以外、

何もいらないなぁと思います。

 

成績も大事、スポーツで勝つことも大事。

でも、まず生きていることが何よりも大事。

 

あと4日で卒業の次男坊。小4から始めたラグビーも卒業。

3年よく頑張った‼ 

中学ではお兄ちゃんの後を追いかけるようです(笑)

 

 

 

 

次男と最後になるであろうランパス。

本当に幸せなことです。

 

みんな頑張れ~