●広島ー阪神は天候不良のため、午後 2時45分に中止が発表された。阪神の試合中止は今季初めて。チームは6連戦の 4戦目で、30日、 5月 1日も敵地で広島と対戦する。阪神は西勇輝投手(33)、広島は大瀬良大地投手(32)が予告先発として発表されていた。広島市は日中から本格的な雨が降り、夜まで降り続く予報になっている。貯金5で首位を走る昨季王者にとっては休息の 1日になる。勝率5割で4位の広島は 3度目の中止。
●原口文仁内野手(32)が29日、遠征先の広島で国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。チームで今年に入って国内FA権取得は坂本誠志郎捕手(30)、大山悠輔内野手(29)、糸原健斗内野手(31)に次いで 4人目。
● 2戦連続先発落ちの木浪聖也内野手(29=亜細亜大學OB)は明るい表情で汗を流した。26日の東京ヤクルト戦(甲子園)で 3失策を犯し、27、28日の同戦は小幡が遊撃でフル出場した。気持ちの切り替えは完了。出番を待ち続ける。
●好相性の難敵撃ちで不振脱出や!!佐藤輝明内野手(25)は29日、広島戦が雨天中止となったマツダスタジアムの室内練習場での練習に参加。ここまで打率.186と状態が上がらず、28日の東京ヤクルト戦(甲子園)では今季初のスタメン落ちした。30日の相手先発の床田寛樹投手(29)は昨年 2本塁打を放つなどお得意さま。攻略して上昇へのきっかけをつかむ。長いトンネルも、こじ開けるのは自分のバットしかない。今シーズン初めて乗り込んだ広島の地で、復調の兆しをつかむ。プロ 1年目の21年10月24日。マツダスタジアムの広島戦で24号アーチを放った。当時はNPB野手ワーストの59打席連続無安打や2軍降格など、どん底を味わっていた。そんな中、約 2カ月ぶりの本塁打を敵地で記録した。昨季は打率2割7分5厘と相性は悪くなかった舞台。流れを変えるにはうってつけの場所だ。その表情は、決して曇ってはいなかった。
●森下翔太外野手が好調のまま 4月を駆け抜ける。11試合連続安打中と好調の森下翔太外野手(23)は打撃練習やノックで汗を流し、充実した表情で引き揚げた。ここまでチームトップの5本塁打、16打点で首位を走る虎を引っ張る。30日先発の床田寛樹投手(29)には前回対戦で 3打数無安打。リベンジを誓った。好左腕撃ちで 1カ月を締めくくる。
●30日の 4回戦に先発する村上頌樹投手(25)はキャッチボールなどで調整。対広島連勝を目指す。 9日に 7回無失点で勝利を挙げた以来となる広島戦に力を込めた。マツダではプロ 1年目と昨季の 2度先発しているが、いずれも敗れて未勝利。平常心で2勝目をつかみにいく。
●広島戦(マツダ)が雨天中止となった29日、岡田彰布監督(66)は、 2年目の門別啓人投手(19)を 5月 3日の巨人戦(東京ドーム)で今季初先発させることを明かした。「長嶋茂雄DAY」として行われる伝統の一戦に期待を込めた。待ちわびていた先発チャンスを得た左腕も気合十分だ。普段以上に歴史を感じられる伝統の一戦で新風を吹き込む。「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた 5月 3日の巨人戦。雨の広島で、岡田監督は記念試合のマウンドに今季初先発となる 2年目左腕を送り出すことを明言した。巨人は今季が球団創設90周年。節目を迎え、王貞治氏(83=現ソフトバンク球団会長)との「ON」として球界の歴史を彩ってきた長嶋氏の功績をたたえようと、永久欠番と同じ 3日にメモリアルな企画を組んだ。球団創設89周年を迎え、ともに球史を彩ってきた阪神にとっても気合の入る一戦。ワクワクする試合を任された門別の言葉にも力が入る。ゴールデンウイークも重なる記念試合。注目度の高まりも予想されるが、門別は重圧について泰然自若だ。好右腕に投げ勝ち、プロ初勝利を飾りたいところだ。この日は室内練習場での往復ダッシュなどで調整。念願の先発マウンドに向け、入念に状態を仕上げていく。
●青柳晃洋投手(30)が29日、2軍鳴尾浜に合流した。26日のヤクルト戦で 4回途中 5失点。27日に出場選手登録を抹消されていた。次回登板へ向け、少し間隔を空けて、ギアを入れ直す。2軍戦での調整登板についてはベストの形を模索する。
●阪神が16安打12得点で大勝した。 1回、片山雄哉捕手(29)の先制の 2点打と中川勇斗捕手(20)のタイムリーで 3点を先行。阪神は 3- 3の 7回に「5番・DH」で出場のヨハン・ミエセス外野手(28)が勝ち越しの3ランを放った。二死から四球と井上広大外野手(22)の安打でつくった 1、 2塁で、カウント 1ー 1からオリックス育成・中田惟斗投手(22)の高く浮いたスライダーを振り抜いた。快音を残して打球は左翼フェンスを越えて防球ネットへ。豪快な一打で勝ち越した。 1回の打席では上半身に死球を受けてうずくまる場面もあったが、プレーを継続。影響を心配を振り払う一発でファンの大きな拍手を浴びた。先発の茨木秀俊投手(19)は 7四死球を出しながら要所で締めて 5回 1失点。 3月に右肩を痛めて出遅れていたD4位・百崎蒼生内野手(18=東海大熊本星翔高)が 8回に代走で起用され、ウエスタン戦初出場を果たした。

記事をまとめてみました。

 

 

 <広島 - 阪神=打てん(雨天)中止>◇ 4回戦◇阪神 1勝 2敗 0敗◇29日◇MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(略称=マツダスタジアム)
 広島ー阪神は天候不良のため、午後 2時45分に中止が発表された。阪神の試合中止は今季初めて。チームは6連戦の 4戦目で、30日、 5月 1日も敵地で広島と対戦する。阪神は西勇輝投手、広島は大瀬良大地投手が予告先発として発表されていた。


 土の部分がシートで覆われたマツダスタジアム
 午後 2時45分に中止が発表された。広島市は日中から本格的な雨が降り、夜まで降り続く予報になっている。
 阪神の試合中止は今季初めて。この試合は6連戦の 4試合目。27日、28日の東京ヤクルト戦(甲子園)は連続して逆転での 1点差勝ちと、接戦を乗り切ってきた。
 貯金5で首位を走る昨季王者にとっては休息の 1日になる。
 勝率5割で4位の広島は 3度目の中止。

 


  3月29日、巨人との開幕戦の円陣で声出しを行う原口文仁内野手=東京ドーム
 原口文仁内野手が29日、遠征先の広島で国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。
 「15年目で取れたので、いろいろ考えると、ファームにいた期間が長かったので、その頃はFAとかそういうことは全くイメージとか想像もできなかったんですけど、多くの方に携わっていただいて、この権利を取れたのは本当にありがたい気持ちでいっぱいです」


 ノックで軽快な動きを見せる原口文仁内野手=マツダスタジアム
 原口は帝京高から2010年にドラフト6位で阪神に入団。育成契約も経て、支配下に復帰。16年 4月27日の巨人戦(甲子園)で1軍初昇格、出場を果たした。19年 1月に大腸がんを発症したことを公表し、手術を受けて 6月に1軍復帰。昨季は代打の切り札として54試合に出場した。今季の年俸は3100万円(金額は推定)。

 練習を終えた原口文仁内野手は室内練習場を引き揚げる=マツダスタジアム
 チームで今年に入って国内FA権取得は坂本誠志郎捕手、大山悠輔内野手、糸原健斗内野手に次いで 4人目。権利の行使については「まだ使う使わないっていうのは、ちょっと自分の中でもあんまりその実感もわかないですし、今はチームがすごく大きな目標に向かって進んでいる中で、連覇に向けてチーム全員で一丸になっているので、もうそのことしか今は考えられない」と話した。

 


 室内練習場に向かう木浪聖也内野手=マツダスタジアム
  2戦連続先発落ちの木浪聖也内野手は明るい表情で汗を流した。「 2日間、試合に出ていないが、頭の整理と準備と、もう一回しっかりとやろうという気持ちにもなれた」。26日の東京ヤクルト戦(甲子園)で 3失策を犯し、27、28日の同戦は小幡が遊撃でフル出場した。気持ちの切り替えは完了。「準備は大丈夫」と出番を待ち続ける。

 


 室内練習場でノックを受けた佐藤輝明内野手=マツダスタジアム
 好相性の難敵撃ちで不振脱出や!! 佐藤輝明内野手は29日、広島戦が雨天中止となったマツダスタジアムの室内練習場での練習に参加。ここまで打率.186と状態が上がらず、28日の東京ヤクルト戦(甲子園)では今季初のスタメン落ちした。30日の相手先発の床田は昨年 2本塁打を放つなどお得意さま。攻略して上昇へのきっかけをつかむ。
 長いトンネルも、こじ開けるのは自分のバットしかない。不振が続き、28日の東京ヤクルト戦では今季初のスタメン落ちを経験した佐藤輝。今シーズン初めて乗り込んだ広島の地で、復調の兆しをつかむ。
 「状態は悪くない。やるだけなので。頑張ります」


 笑顔を見せながらノックを受ける佐藤輝明内野手=マツダスタジアム
 「復活の地」で暴れてみせる。佐藤輝明内野手が、スタメン復帰を目指し気合を入れた。
 前日28日の東京ヤクルト戦(甲子園)で今季初のスタメン落ち。代役糸原の 3安打をベンチで目撃し、自身は代打で空振り三振に倒れていた。直近 5試合で19打数1安打、12三振と苦しんでいるが、30日の広島先発は昨季2本塁打している床田寛樹。この日の試合は雨で流れ、リフレッシュ十分でスタメン復帰の可能性もある。もちろん、好調糸原の先発継続も考えられるが「しっかり対策して挑みたいかなと思います。状態は悪くないので、頑張ります」と前を向いた。


 打撃練習を行う佐藤輝明内野手=マツダスタジアム
 雨が降る広島で、黙々とバットを振った。室内練習場では水口1軍打撃コーチと話をする場面も見られ、「いろいろ話をしました。いろいろ確認しました」。岡田監督が練習を見守るシーンもあった中、復調への糸口をつかもうと必死だった。指揮官は前日の試合後、「ボールを振らないで、ストライクを打ってくれたらいい」と指摘。復調のカギは、実にシンプルなものなのかもしれない。「岡田の教え」を体現し、代名詞の豪快アーチといきたいところだ。


 ファンにサインする佐藤輝明内野手=マツダスタジアム
 プロ 1年目の21年10月24日。マツダスタジアムの広島戦で24号アーチを放った。当時はNPB野手ワーストの59打席連続無安打や2軍降格など、どん底を味わっていた。そんな中、約 2カ月ぶりの本塁打を敵地で記録した。昨季は打率2割7分5厘と相性は悪くなかった舞台。流れを変えるにはうってつけの場所だ。「やるだけなので、頑張ります」。短い言葉に決意を込めた。その表情は、決して曇ってはいなかった。

 


 ハビー・ゲラ投手と相合い傘で移動する森下翔太外野手=マツダスタジアム
 11試合連続安打中と好調の森下翔太外野手は打撃練習やノックで汗を流し、充実した表情で引き揚げた。「雨の中でどうやって練習するかは大切。その中で有意義に過ごせた」。ここまでチームトップの5本塁打、16打点で首位を走る虎を引っ張る。30日先発の床田寛樹投手には前回対戦で 3打数無安打。「すごくいいピッチャーなので、点も簡単に入らないと思う。 1打席 1打席課題を修正しながらやっていきたい」とリベンジを誓った。

 打撃練習を行う森下翔太外野手=マツダスタジアム
 森下翔太外野手が好調のまま 4月を駆け抜ける。
 16日巨人戦から、自己最長の11試合連続安打を継続中。開幕から5本塁打、16打点はともにチームトップの数字だ。「自信を持ちながら臨んでいたので。とりあえず 4月(の終わりを)こういう成績で迎えることは順調だと思う」。30日広島戦には床田が先発。「 1打席1打席、課題を修正しながらやっていきたい」。好左腕撃ちで 1カ月を締めくくる。

 


 ハビー・ゲラ投手(左)と話をする村上頌樹投手=マツダスタジアム
 30日の 4回戦に先発する村上頌樹投手はキャッチボールなどで調整。 9日に 7回無失点で勝利を挙げた以来となる広島戦に「いいイメージを持ちながらしっかりと準備していきたい」と力を込めた。マツダではプロ 1年目と昨季の 2度先発しているが、いずれも敗れて未勝利。「応援がすごいのでそこにのまれないように、落ちついて自分の投球ができるように心掛けたい」と結んだ。


 練習後、ファンサービスを行う村上頌樹投手=マツダスタジアム
 30日広島戦(マツダスタジアム)に先発する村上頌樹投手が、対広島連勝を目指す。
 前回対戦した 9日(甲子園)は7回2安打無失点で今季初勝利。「 1回やって抑えられているので、いいイメージのまま入れると思う。いいイメージを持ちながらしっかり準備していきたい」。このまま行けば次週も広島戦となるが「とりあえずこの試合を勝たないと意味がないので」と平常心で2勝目をつかみにいく。

 


 マツダスタジアムの室内練習場で調整する門別啓人投手=マツダスタジアム
 広島戦(マツダ)が雨天中止となった29日、岡田彰布監督は、 2年目の門別啓人投手を 5月 3日の巨人戦(東京ドーム)で今季初先発させることを明かした。「長嶋茂雄DAY」として行われる伝統の一戦に「そら門別いかんと」と期待を込めた。待ちわびていた先発チャンスを得た左腕も「そこで(プロ)初勝利をしたい」と気合十分だ。
 普段以上に歴史を感じられる伝統の一戦で新風を吹き込む。「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた 5月 3日の巨人戦。雨の広島で、岡田監督は記念試合のマウンドに今季初先発となる 2年目左腕を送り出すことを明言した。


 練習で笑顔を見せる門別啓人投手=マツダスタジアム
 「門別はそら、普通通り(巨人戦に)いくよ。そらそうやん。長嶋茂雄DAYやのに。そら門別いかんと」
 巨人は今季が球団創設90周年。節目を迎え、王貞治(現ソフトバンク球団会長)との「ON」として球界の歴史を彩ってきた長嶋氏の功績をたたえようと、永久欠番と同じ 3日にメモリアルな企画を組んだ。球団創設89周年を迎え、ともに球史を彩ってきた阪神にとっても気合の入る一戦。ワクワクする試合を任された門別の言葉にも力が入る。


 練習で笑顔を見せる門別啓人投手=マツダスタジアム
 「ずっと先発をしたいという気持ちがあったので、チャンスをもらえてうれしい。しっかりとここで結果を残さないといけないと思う。結果を残せるように、もっと気持ちを作っていきたい」
 今季は初の開幕1軍入りを果たし、ここまで 3試合は全て中継ぎとして登板。 5日に先発調整のため 2軍降格となり、 2試合に投げて19日に再昇格後は、再びリリーフ陣に加わっていた。ただ、春季キャンプ中から結果を積み上げてきた今春の立ち位置は先発ローテの〝予備1番手〟。27日に青柳が登録を抹消され、出番が巡ってきた。それでも「(先発登板は)急に言われましたけど、あまりビックリせず、しっかりと準備できている」と落ちついている。広島戦が中止となったこの日は室内練習場でダッシュなどを行った。


 室内練習場でダッシュする門別啓人投手=マツダスタジアム
 門別啓人投手がプロ初勝利をかけ、5月3日巨人戦(東京ドーム)に今季初先発する。巨人の球団創設90周年を記念し、「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた一戦でマウンドに上がる。この日の広島戦(マツダスタジアム)が雨天中止となり、先発ローテーションの再編が可能なタイミング。西勇や大竹の登板予定日を入れ替える中、岡田監督は「門別はそら普通通りいくよ。そらそうやん。長嶋茂雄デーやのに、そら門別いかんと」とニヤリ。メモリアルゲームに高卒2年目の左腕を抜てきする。


 キャッチボールを行う門別啓人投手=マツダスタジアム
 ゴールデンウイークも重なる記念試合。注目度の高まりも予想されるが、門別は重圧について「全くないです」と泰然自若だ。今季初登板も3月30日の敵地巨人戦。1回1安打無失点の危なげない投球を見せ、伝統の一戦の雰囲気はすでに把握済みだ。当日は開幕投手戸郷との投げ合いが予想される中、1歩も引かない覚悟だ。
 「あまり戸郷さんから点を取れているイメージはないので、自分も点を取られないように。そこで初勝利したいなと思っているので、しっかり投げ切れれば」
 好右腕に投げ勝ち、プロ初勝利を飾りたいところだ。


 キャッチボールする門別啓人=マツダスタジアム
 「先発予備1番手」として待機してきた今季は中継ぎとして開幕1軍入り。3試合無失点を継続し、5日からは再び2軍で先発調整を続けてきた。金曜日の先発マウンドを守ってきた青柳が前回登板で4回途中KOされ、27日に出場選手登録を抹消。いよいよ巡ってきたチャンスだ。
 「ずっと先発したいという気持ちだった。チャンスをもらえてうれしいのと、しっかりここで結果を残さないといけないと思う。残せるように、気持ちを作っていきたい」
 この日は室内練習場での往復ダッシュなどで調整。念願の先発マウンドに向け、入念に状態を仕上げていく。

◆長嶋茂雄DAY 巨人は5月3日の阪神戦を、球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として行う。永久欠番「3」をユニホーム右袖、キャップ、ソックス側面に施した特別仕様のものを着用し、試合に臨む。なお同28日福岡ソフトバンク戦を「王貞治DAY」として開催する。

 


 キャッチボールをする青柳晃洋投手=阪神鳴尾浜球場(愛称=タイガース・デン)
 青柳晃洋投手が29日、2軍鳴尾浜に合流した。26日のヤクルト戦で 4回途中 5失点。27日に出場選手登録を抹消されていた。
 「いったん(登板間隔を)空けると言われたので、そこに従うだけ。不安はないし、監督の、 1年間やる中での戦略だと思う。それに従って、次、勝てるように」と冷静に前を見た。
 2軍に合流したといって、調整は「変わらないと思う。ボールはいいボールがいっていると思う」。次回登板へ向け、少し間隔を空けて、ギアを入れ直す。


 キャッチボールをする青柳晃洋投手=阪神鳴尾浜球場
 青柳晃洋投手が2軍鳴尾浜練習に合流した。
 26日の東京ヤクルト戦で 4回途中 5失点で降板。27日に出場選手登録を抹消されていた。「(コーチから)いったん(登板間隔を)空けると言われた」と説明。調整を緩めず、再びの1軍登板機会へ備える予定だ。「監督の 1年間やる中での戦略だと思う。それに従って、次、しっかり勝てるように」と冷静。2軍戦での調整登板については「がっつりはないと思うけど、コーチと相談しながら」とベストの形を模索する。

 

 ウエスタン・リーグ<阪神12- 4オリックス>◇ 6回戦◇29日◇阪神鳴尾浜球場
 阪神は 3- 3の 7回に「5番・DH」で出場のヨハン・ミエセス外野手が勝ち越しの3ランを放った。二死から四球と井上広大外野手の安打でつくった 1、 2塁で、カウント 1ー 1からオリックス育成・中田の高く浮いたスライダーを振り抜いた。快音を残して打球は左翼フェンスを越えて防球ネットへ。豪快な一打で勝ち越した。 1回の打席では上半身に死球を受けてうずくまる場面もあったが、プレーを継続。影響を心配を振り払う一発でファンの大きな拍手を浴びた。


 ヨハン・ミエセス外野手=阪神鳴尾浜球場
 阪神が16安打12得点で大勝した。 1回、片山雄哉捕手の先制の 2点打と中川勇斗捕手のタイムリーで 3点を先行。 3ー 3と追いつかれた後の 6回、ヨハン・ミエセス外野手が左越えに勝ち越し3ランを放って 6ー 3とした。 8回には打者一巡の攻撃で一挙6点を奪って突き放した。先発の茨木秀俊投手は 7四死球を出しながら要所で締めて 5回 1失点。 3月に右肩を痛めて出遅れていたD4位・百崎蒼生内野手(東海大熊本星翔高)が 8回に代走で起用され、ウエスタン戦初出場を果たした。

 

※ 4月30日の予告先発は、広島・床田寛樹投手(29)―阪神・村上頌樹投手(25)です。どちらに軍配が上がるか、楽しみですね。

 

 2024年シーズンのチームスローガン『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』

 リーグ優勝と日本一に輝き、王者として迎える2024年。
しかし王者といえど、野球に王道という道はない。ただ確かなことは、歩みを止めてはいけないということ。
 2024年も、阪神タイガースは挑戦をやめない。チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける。
 そんな挑み続ける阪神タイガースの姿勢をスローガンにしたのが『A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)』です。

 

 

2024年 オープン戦順位表

 

2024年 公式戦順位表

 

2024年 公式戦日程表と結果(03月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(04月)

 

2024年 公式戦日程表と結果(05月)

 

 

 

 

 

 ペタしてね