低金利で借りれるカードローン5選【上限金利15%以下】

低金利で借りれるカードローン5選【上限金利15%以下】

低金利でお金を借りれるカードローンのおすすめを教えてください。

本記事では、こういった要望にお答えします。

本記事の内容
  • 低金利で借りれるカードローン選びのポイント3つ
  • 低金利で借りれるカードローン5選
  • 低金利のカードローンを利用する時の注意点4つ
  • 低金利のカードローンを申し込む時のよくある質問

なお、本記事の筆者は、2009年から現在まで中小企業の資金繰り改善コンサルタントとして活動しており、年商数百万の個人事業主から年商10億円以上の企業まで、幅広く対応してきました。

こういった経験をもとに、本記事では、低金利で借りれるカードローンの情報をまとめました。

低金利のカードローンは上限金利18%のカードローンと比べて審査基準は厳しめですが、その分、上限金利が低めに設定されているので、金利の支払い負担を抑えられます。

カードローンの中には、無利息期間や利息のキャッシュバック、利息半額などの特典もあり、特典を活用することで金利支払い負担を減らしつつ、お金を借りることもできます。

この記事では、低金利で借りれるカードローンを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。利

目次

低金利のカードローン選びのポイント3つ

低金利のカードローン選びのポイントは下記3つです。

  • 上限金利の低さで選ぶ
  • 無利息期間の有無で選ぶ
  • 優遇キャンペーンで選ぶ

上記のとおり。

上限金利の低さで選ぶ

借り入れする際は、なるべくなら上限金利の低いカードローンを選ぶといいですよ。

上限金利とは、「3~15%」と記載されていれば、最も高い数値である15%です。

初めての借入は、

  • 限度額が低めに設定される
  • 上限金利が適用される

といったことが多く、新規申し込みでいきなり下限に近い金利で借りれることがないからです。

カードローンの金利は利用回数・返済実績を作らないと引き下げできないので、新規申し込み時は上限金利に着目するのがポイントです。

無利息期間の有無で選ぶ

カードローンの中には、新規契約者を対象に一定期間利息0円で借りれるキャンペーンを実施しています。

カードローン名無利息期間
東京スター銀行「スターカードローンα」契約日から30日間
PayPay銀行カードローン初回借入日から30日間

また、直接的に無利息で融資を実行するのではなく、融資実行後に利息をキャッシュバックすることで実質的に無利息で借りれるキャンペーンを実施しているカードローンもあります。

カードローン名キャッシュバック期間
JCBカードローン FAITH 最大2.5か月分の利息
クレディセゾン マネーカードゴールド最大2か月分の利息

このようなカードローンを利用すれば、金利の支払い負担を減らせます。

無利息の期間内に返済すれば、利息の支払い負担なく借りることもできます。

優遇キャンペーンで選ぶ

優遇キャンペーンがあるカードローンを利用すると、実質的に低金利でお金を借りれます。

前項の「無利息期間」もそうですが、カードローンには下記のような優遇キャンペーンが利用できるものがあります。

  • Web申し込みで金利1%引き
  • 入会でポイント付与+利用残高に応じて30,000ポイント(楽天カードローン)
  • ローン会社が扱っている証券口座に登録していると、金利0.5%引き(住信SBIネット銀行)
  • 新規契約で現金プレゼント(住信SBIネット銀行)

優遇キャンペーンがあるカードローンを利用することで、実質的に低金利で融資を受けることができます。

以上が低金利のカードローン選びのポイントです。続いて、低金利で借りれるカードローン5選を紹介していきます。

低金利で借りれるカードローン5選

低金利で借りれるカードローン5選は下記のとおりです。

  • JCBカードローン FAITH
  • クレディセゾン マネーカードゴールド
  • 楽天銀行スーパーローン
  • 東京スター銀行 スターカードローンα
  • 住信SBIネット銀行 カードローン

上記のとおり。

JCBカードローン FAITH

JCBカードローン FAITHは、年利4.4%~12.5%で融資を受けられる低金利のカードローンです。最短即日で審査結果が分かり、カードを郵送で受け取る前に借り入れできるので、お急ぎの方にも最適なカードローンです。

公式サイト

FAITHの返済方法は下記2種類あり、

  • リボ払い
  • キャッシング1回払い

1回払いの場合、5万円までの借り入れであれば年利5%で利用できます。

おまとめローンにも対応しているので、他社借入を一本化して支払い利息を減らすことも可能です。

比較ポイント
  • 年利は4.4%~12.5%の低金利
  • 最大2.5か月分の利息をキャッシュバック
  • カード受け取り前に借り入れできる
  • おまとめローン対応
  • 全国のコンビニATM・金融機関で利用可能。手数料0円(月3回まで)
金利キャッシングリボ払い:4.4~12.5%
キャッシング1回払い:5% 
無利息期間最大2.5か月分の利息をキャッシュバック
利用限度額キャッシングリボ払い:50万~500万円
キャッシング1回払い:5万円
利用対象20歳以上69歳以下(学生、パート・アルバイトは除く)
審査時間最短即日融資スピード最短即日
担保・保証人不要返済方法リボ払い
1回払い
収入証明書必要在籍確認審査後、勤務先へ在籍確認(詳細は公式サイトでご確認ください)

公式サイト

クレディセゾン マネーカードゴールド

クレディセゾン マネーカードゴールドは、借入コースごとに金利が決まっているカードローンです。金利は固定なので、上限・下限なく分かりやすく利用できるのが大きな特徴です。

コース名利用可能枠年利
300万円コース最大300万円6.47%
200万円コース最大200万円8.47%

公式サイト

審査時間は最短即日ですが、実際に借り入れできようになるのはカードが届いてから(1週間~10日ほど)となるため、急ぎでお金が必要な方はご注意ください。

比較ポイント
  • 年利は6.47%/8.47%の2種類(固定金利)
  • 最大2か月分の利息をキャッシュバック
  • 全国のコンビニATM・金融機関で利用可能。手数料0円
金利6.47% / 8.47%無利息期間最大2か月分の利息をキャッシュバック
利用限度額最大200万円/300万円利用対象20歳から70歳までの年収400万円以上の方(学生、主婦、年金収入のみの方は 除く)
審査時間最短即日融資スピードカード発行後(1週間~10日程度)
担保・保証人不要返済方法リボ払い
収入証明書必要 ※1在籍確認審査時に確認あり(勤務を証明する書類の提出で代替可能)
  • 1 下記いずれかに該当する場合、収入証明書が必要です。
    • クレディセゾンの借り入れ契約金額が50万円を超えるとき。(クレディセゾン発行のクレジットカードのキャッシング利用可能枠を含む)
    • 他社を含む貸金業者からの総借入額が100万円を超えるとき。
    • 勤務先が変わったとき。
    • 既に所得証明書類を提出済みで書類の発行日から3年が経過したとき。

公式サイト

楽天銀行スーパーローン

楽天銀行スーパーローンは、年利1.9%~14.5%で借り入れできる低金利のカードローンです。入会すると楽天ポイントが1,000ポイント、さらにローン利用残高に応じて最大30,000ポイント貰えます。

公式サイト

利用限度額は最大800万円と大きく、月々の返済は2,000円から利用できるので返済方法の自由度が高いです。また、楽天会員ランクに応じて審査優遇もあるので、楽天のサービスを利用している人に最適なカードローンです。

比較ポイント
  • 年利は1.9%~14.5%の低金利
  • 金利半額キャンペーン年0.95%~7.25%(2024年7月まで)
  • 入会だけで1,000ポイント、利用額に応じて最大30,000ポイント貰える
  • 全国のコンビニATM・金融機関で利用可能。手数料0円
金利1.9%~14.5%無利息期間
利用限度額最大800万円利用対象満年齢20歳以上62歳以下の方(パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下)
審査時間最短即日融資スピード最短翌日
担保・保証人不要返済方法リボ払い
収入証明書50万円以下の場合、原則不要在籍確認審査時に確認あり

公式サイト

東京スター銀行 スターカードローンα

東京スター銀行のスターカードローンαは、年利1.5%~14.6%(※1)で借り入れできるカードローンです。

公式サイト

限度額は1,000万円(※2)と大きく、資金使途も自由なので、様々な用途に利用できます(事業性資金を除く)。

また、「自動融資サービス」が利用できるので、預金口座から現金を下ろす際、残高が不足していても不足分を自動で借り入れることができます(※3)

例えば、預金口座の残高が10万円の状態で、12万円と入力してお金を下ろす場合。
通常であれば残高不足で下ろせませんが、自動融資サービスを利用していると不足分を自動で借り入れるので、12万円下ろせるようになります。

電子マネーや交通系icカードのオートチャージのようなイメージですね。

ATMでお金を下ろす他に、公共料金の自動振替などでも利用できるので、料金の支払い遅延を防止できます。

比較ポイント
  • 年利は1.5%~14.6%(※1)
  • 全国のコンビニATM・金融機関で利用可能(詳しくはホームページをご確認ください)
  • 不足分を自動で借り入れできる「自動融資サービス」
  • 1 保証料を含みます。金利は審査により決定します。
  • 2 10万円以上1,000万円以下(10万円単位)の範囲で審査により決定します。
  • 3 自動融資の対象外の取引があります。詳しくは商品説明書をご確認ください。
  • 4 お借り入れ日ではなくご契約日から30日間となります。
  • 5 ローン残高10万円以下の場合。月末時点のローン残高に応じて翌月の約定返済額が決定します。
金利1.5%~14.6%(※1)無利息期間契約日から30日間(※4)
利用限度額10万円~1,000万円(※2)利用対象満20歳以上69歳以下の方(パート・アルバイトの方でも利用可)
担保・保証人不要返済方法残高スライドリボルビング方式
月々2,000円~(※5)
収入証明書必要在籍確認審査時に確認あり

公式サイト

住信SBIネット銀行 カードローン

住信SBIネット銀行のカードローンは、年利2.49%~14.79%で借り入れできる低金利のカードローンです。審査時間は早く、最短1時間で融資の可否が分かります。

公式サイト

限度額は1,000万円と大きく、カードローン新規申し込み+借り入れ利用で最大36,500円の現金が貰えます。

また、SBIグループの金融サービスを利用していると、基準金利から最大年0.6%の金利優遇があり、お得に利用できます(詳細はこちら)。

比較ポイント
  • 年利は2.49%~14.79%の低金利
  • 新規契約・借り入れで最大36,500円プレゼント
  • 全国のコンビニATMで利用可能(ATM手数料0円)
  • 所定の条件を満たすと基準金利から最大年0.6%金利優遇
金利2.49%~14.79%無利息期間30日間(契約日から起算)
利用限度額最大1,000万円利用対象毎月一定の収入がある、満20歳以上65歳以下の方(パート・アルバイトの方でも利用可)
審査時間最短1時間融資スピード最短1週間
担保・保証人不要返済方法リボ払い
収入証明書必要在籍確認審査時に確認あり

公式サイト

以上、低金利で借りれるカードローン5選でした。続いて、低金利のカードローンを利用する時の注意点を解説します。

低金利のカードローンを利用する時の注意点4つ

低金利のカードローンを利用する時の注意点は下記4つです。

  • 審査は厳しめ
  • 申し込み条件が厳しめ
  • 審査期間が長い
  • 約定返済額が低いと返済総額が高くつく

上記のとおり。

審査条件は厳しめ

基本的に、低金利のカードローンは審査が厳しめです。

借入金利は低くなればなるほど審査は厳しくなります。

理由は下記のとおりです。

  • 審査基準を緩くすると、返済能力のない利用者に貸し出すリスクが高くなる
  • 低金利で貸し付けて回収不能に陥った場合、ローン会社の損失が大きいため(高金利であれば、損失は少なくなる)

回収不能に陥るリスクを少しでも回避するため、返済能力の有無を厳しめに審査しているのです。

申し込み条件が厳しめ

低金利のカードローンは申し込み条件が厳しめです。

例えば、

  • 年収制限がある(例:年収400万円以上の方)
  • 毎月、継続的に安定収入がある方
  • 保証会社の保証を受けられる方(個人信用情報にキズがない方)

などのように、申し込み条件が厳しめになっています。

申し込み条件を厳しくすることで返済能力のない利用者に貸し出すリスクを排除しています。

審査期間が長い

低金利のカードローンは審査に時間がかかる場合が多いです。

審査結果は比較的早い段階で分かりますが、実際に借り入れできるようになるには収入証明の提出後などの条件があり、申し込みから融資実行まで1週間ぐらいかかる場合がほとんどです。

一定の収入があることを証明するエビデンスが確認できるまで融資は実行されないので、急いでいる方には向いていないです。

ローン会社によっては、利用枠が50万ぐらいであれば収入証明の提出不要で融資を実行してくれることがあります。その場合、低金利でも審査は早いです。

約定返済額が低いと返済総額が高くつく

約定返済額が低いと返済期間が長くなるため、トータルの返済額は高くなります。

イメージしやすくするために、10万円借りて、毎月10,000円ずつ返済した場合と、毎月2,000円ずつ返済した場合を比較してみます。

借入条件
  • 金利:15%
  • 借入金額:10万円
  • 返済方法:元利均等返済

シミュレーション結果は下表のとおりです。

毎月の返済額10,000円2,000円
返済回数13回82回
返済額の総額108,927円161,166円
利息額の合計8,927円61,166円
みずほ銀行提供のシミュレーションツールを使用させて頂きました。

毎月の約定返済額が低いとお財布には優しいですが、トータルの返済総額は大きくなります。

金利負担を少しでも減らしたいとお考えの方は、なるべく早めに返済した方が金利支払い負担は軽くなります。

以上が低金利のカードローンを利用する時の注意点です。続いて最後に、低金利のカードローンを利用する時のよくある質問とその答えを解説していきます。

低金利のカードローンを利用する時のよくある質問

低金利のカードローンを利用する時のよくある質問とその答えは下記のとおりです。

  • 100万円借りる場合、年収はいくら必要ですか?
  • 他社で借入があるけど利用できますか?
  • 住宅ローンの借入があるけど利用できますか?
  • ディーラーローンで車を購入したけど利用できますか?

上記のとおり。

100万円借りる場合、年収はいくら必要ですか?

カードローンで100万円借りる場合、年収は最低でも300万円必要です。

理由は下記のとおりです。

  • 信販会社・消費者金融などの貸金業者は総量規制を超える貸付はできない
  • 銀行カードローンは総量規制の対象ではありませんが、総量規制に準じた対応を実施している

総量規制とは、貸金業者からの借入を原則として年収の3分の1までとする規制です。クレジットカードのキャッシングも含まれます。

参考リンク お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

年収の3分の1を超えているかどうかは貸金業者からの借入の合計で判断されます。

例えば、年収300万円で現在50万円の借入残ある方が2社目の借入を申し込む場合、50万円以上借りることはできません。

50万円以上貸付けると年収の3分の1を超え、総量規制に抵触するからです。

ちなみに、借入の可否は年収だけではなく総合的に判断されるため、年収300万円でも100万円借り入れできるとは限らないのでご注意ください。

他社で借入があるけど利用できますか?

100万円借りる場合、年収はいくら必要ですか?」でも解説しましたが、総量規制の範囲内であれば、他社に借入があっても利用できる可能性があります。

例えば、年収500万円で、他社借入残が100万円の場合。

  • 年収500万円の3分の1 = 166万円
  • 166万円 – 100万円(他社借入残) = 66万円

66万円までは総量規制の範囲内に収まるため、他社に借り入れがあっても50〜60万円ぐらいは借りれる可能性があります。

「カードローンで借りれる総額は年収の3分の1」と覚えておくと計算しやすいですよ。

住宅ローンの借入があるけど利用できますか?

住宅ローンは「除外貸付」といって総量規制の対象外(ノーカウント)です。したがって、住宅ローンの借入があっても利用できます。

参考リンク 総量規制が適用されない場合について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

ディーラーローンで車を購入したけど利用できますか?

下記を利用して車を購入した場合、住宅ローンの借り入れ同様、総量規制の対象外となります。

  • 銀行のカーローン(都市銀行・地方銀行・信用金庫などが提供するローン)
  • ディーラーローン(カーディーラーの提携金融会社(信託会社・クレジットカード会社・保証会社など)が提供するローン

したがって、年収の3分の1を上限に借入できます。

まとめ

以上、低金利で借りれるカードローン5選でした。

おわり。

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