ジェンダーレスファッションとしてのメンズのスカートは夏コーデでありかもしれないと思う理由 | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

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数年前からジェンダーレスファッションとしていろいろと雑誌でも取り上げられていました。

そもそも、ジェンダーレスファッションというのは何なのか?という方向けに解説します。

 

背景としては↓

2015年に持続可能な開発目標(SDGs)が国連で決められたことによって、ジェンダーレスのファッションは広がりました。SDGsの目標には、ジェンダー平等を達成し、女性や女児に対する環境改善を目的としている内容が織り込まれており、ジェンダーレスやジェンダーフリーといった考え方が広く浸透したためです。その結果、ジェンダーレスファッションも世界中で注目されるようになりました。

また、2015年に有名ブランドのクリエイティブディレクターが「固定観念にとらわれるのではなく、良いものは男女の性別に関係なくデザインに取り入れる」という自由なアプローチを始めました。これもジェンダーレスファッションが広がった理由のひとつです。

 

具体的に↓

ジェンダーレスは性別にとらわれないという意味であり、ジェンダーレスファッションは、女性が男性の服を着る、男性が女性の服を着るといった2パターンではありません。性別がわかりにくい見せ方をする「ジェンダーニュートラル」というファッションもジェンダーレスファッションだといえます。

女性らしさ、男性らしさの固定概念にとらわれることなく、自分らしく自由な発想で楽しめるファッションです。

 

このような感じです。

まだまだ大きな広がりは無いかも知れませんが、ファッションビジネスとしての市場はまだ小さいかも知れません。

 

しかし、メジャーブランドのデザイナーがジェンダーレスファッションを発表しています。

 

この、ジャケットとスカートはバレンシアガです。

 

私は、これはありだと思います。

ビジネスでも通用するのでは思う感じがします。

 

そもそも、ジェンダーレスファッションという面でなくても、このスカートを見て思ったのは、着物の裾のように見える。

着物ファッションを取り入れたいと思っていたので、このスカートはありだと思いますね。

 

しかも、これから夏は、パンツよりもスカートの方が涼しい。

男性も、このようなスカートであれば良いのかと思っています。

 

ただし、大きなスリットが入っていますから、脚が見えてしまいします。

もともと、男性がスーツのパンツでハイソックスを履いていた歴史背景としては脚のスネ毛が見えるとカッコ悪いという面がありましたが、脱毛男子も増えているので脚が綺麗な人も多いはず。

そうであれば脚を見せるのもありなのかと。

短パンでも脚が綺麗な方が良いわけですから、このスカートも同じ事ですよね。

 

ちょっとこのコーデはムッチャ興味が沸きますね。

 

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