1周回って原点回帰!? ジェームズ・ガンの『スーパーマン』2025年夏公開!!!! | ぶっちゃけシネマ人生一直線!❁
2024年12月20日(金) 03時41分13秒

1周回って原点回帰!? ジェームズ・ガンの『スーパーマン』2025年夏公開!!!!

テーマ:DC作品NEWS

 

 

12:40update●予告編&ポスターを日本版に差し替え


2013年に『マン・オブ・スティール』で始まった「DCエクステンデッド・ユニバース」はわずか10年で終了したが、新生DCスタジオで仕切り直す「DCユニバース」も『スーパーマン』でリ・スタートする。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでマーベルスタジオを卒業したジェームズ・ガンが「DCユニバース」を任されることになり、ピーター・サフランと共同でDC映画を一新する。

その記念すべき「DCユニバース」映画第1弾で、ジェームズ・ガンがメガホンを取る『スーパーマン』の予告編がついに解禁!

スーパーマンといえば古くはジョージ・リーヴス版があるが、何と言っても『スーパーマン』映画として決定づけたのが1978年から87年まで製作されたクリストファー・リーヴ主演シリーズ。その流れを汲んで2006年に公開された『スーパーマン リターンズ』は1、2作目の続編として製作され評判は上々、続編も企画されたが興行が予想よりも下回ったため実現しなかった。

 

その7年後の2013年に「DCエクステンデッド・ユニバース」が発動し、当時のDC映画の舵取りを任されていたザック・スナイダー監督が『マン・オブ・スティール』としてリブート。ヘンリー・カヴィルが『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』と三度スーパーマンを演じた。

 

2022年10月にカヴィル本人がスーパーマン復帰を宣言したが、スタジオは「DCエクステンデッド・ユニバース」の終了とジェームズ・ガンの『スーパーマン』の製作を発表したため、その願いは叶わなかった。ショックを受けたカヴィルはDCを捨てマーベル映画『デッドプール&ウルヴァリン』でカヴィルリンの出演を決めたという(ウソ)。また、『ザ・フラッシュ』では幻となっていたニコラス・ケイジのスーパーマンが初めて映像化され、ファンの間で話題となった。

ジェームズ・ガンにとってDC作品は『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』、ドラマシリーズ『ピースメイカー』に続いて3本目。『ザ・スーサイド・スクワッド』は興行は振るわなかったが、作品評価は高かったので本作の注目度も高い。新たなスーパーマン役に抜擢されたのが『Pearl パール』『ツイスターズ』のデヴィッド・コレンスウェット。

 

予告編ではいきなり空から堕ちてきて怪我を負って苦しんでいるスーパーマンのもとに愛犬クリプトが駆けつけるという衝撃的な場面が。スーパーマンはめでたく赤パンツ、黄色のSマークと初期スタイルのルックに戻っており、新聞社デイリー・プラネットで働くおなじみのスタイルのクラーク・ケントが映し出される。恋人ロイス・レイン(レイチェル・ブロズナハン)、宿敵レックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)の姿や、さらにグリーン・ランタン/ガイ・ガードナー(ネイサン・フィリオン)、ホークガール(イザベラ・メルセド)が登場することも判明しており、その姿も一瞬だけ確認できる。

 

過去の『スーパーマン』映画にはなかったジェームズ・ガンらしい街を破壊する巨大クリーチャーも。ヒーローであるはずのスーパーマンが人々から嫌われている場面では、『マン・オブ・スティール』であまりも多くの犠牲者を出し、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でスーパーマンを脅威の存在としてシリアスに描きすぎてオールドファンの受けが今ひとつだったザック・スナイダー版を思わせる。しかしジョン・ウィリアムズのあのテーマ曲をアレンジした音楽が使われていることからDCEU版との決別とも見て取れる。

2025年7月11日米国公開。日本公開も夏予定。