ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

おかんさま語と生育史。

2024-04-07 | Weblog
我が家のおかんさまが「林檎でも切らない?」というのは、「林檎を切って出しなさい」
という意味だったりする。
提案のように見せかけて我意を通すので、なかなかに始末が悪い。

ワタクシメ「きっと子どものときからそういう言い方してたんだよねー」
おかんさま「周囲の大人になんか、そんな言い方してないわ!」
ワタクシメ「じゃあ、おじさんとか」
おかんさま「……言ってたかも」

聞けば、丁寧に剥きためていたピーナッツを「いらないの?じゃあもらうね」とかっさらうような悪逆非道を繰り返していた由。

ワタクシメ「ひっでぇ……」
あねうえどの「なんつージャイアン……」
ワタクシメ「いっしょに焼き肉やりづらそう。育ててたお肉かっさらう系な」

子どもの時の叔父上を大泣きさせているおかんさまの写真が残っていたりもするのだが。
そんな叔父上の命日も近づく桜の頃である。
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