3月の読書リスト | ただぼんやり生きている

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ただなんとなく過ごしている日々の戯言~編み物と本と食べ物 その他

3月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1964
ナイス数:26

昨日のパスタ (幻冬舎文庫 お 34-20)昨日のパスタ (幻冬舎文庫 お 34-20)感想
前作のあとがきが気になって、続きのこちらを読みました。 そのことに直接触れてはいないけれど、思い悩んだことが書いてあったり、言葉の端々に「あれ?」と思う表現があったり。 まだ言葉にできないのかもしれないけれど、気持ちの整理がついたら、作品としてまとめてほしいと思っています。 二日目のカレーならぬ、スープを吸った翌日のショートパスタはちょっと気になります。
読了日:03月29日 著者:小川 糸


こぽこぽ、珈琲 (おいしい文藝)こぽこぽ、珈琲 (おいしい文藝)感想
以前、カレーのアンソロジーを読みましたが、そちらが味に対しての直接的な記述が多いのに対して、珈琲のほうはまつわる背景とか雰囲気とか間接的な良さを書いてある気がします。 前回読んだ吉田篤弘さんの「なにごともなく、晴天。」で種村さんの珈琲の話が触れられていて、読み返したいと思っていたタイミングで読むことができたのが一番の感動でした。
読了日:03月26日 著者:阿川佐和子,泉麻人,井上ひさし,植草甚一,内田百閒,柏井壽,片岡義男,草森紳一,黒井千次,小島政二郎,佐野洋子,清水幾太郎,滝沢敬一,種村季弘,團伊玖磨,塚本邦雄,寺田寅彦,常盤新平,外山滋比古,永江朗,野呂邦暢,畑正憲,星野博美,湊かなえ,向田邦子,村上春樹,村松友視,森本哲郎,山口瞳,吉田健一,よしもとばなな


精選女性随筆集 幸田文 (文春文庫 編 22-1)精選女性随筆集 幸田文 (文春文庫 編 22-1)感想
好きな作家さんなので読んだことのある話も多々あったが、川上弘美さんチョイスらしいセピア色っぽい雰囲気の文章が多かった。 競馬の重馬場を自分得意の裁縫の運針がスムーズにいかないときに見立てたりするのが面白い。 人生相談の回答文は初めて見たのですが、手厳しさの中にユーモラスを感じられて文さんらしいと思いました。
読了日:03月22日 著者:幸田 文


真夜中の栗 (幻冬舎文庫)真夜中の栗 (幻冬舎文庫)感想
2019年のエッセイ 丁寧な暮らし、地元山形との和解が心に残った。
読了日:03月18日 著者:小川 糸


なにごともなく、晴天。 (中公文庫 よ 39-10)なにごともなく、晴天。 (中公文庫 よ 39-10)感想
まずいコーヒーと銭湯と探偵と。 10年ぐらい前に吉田篤弘さんの企画展で紹介されて気になっていた「荒野のベーコンライス」の話とレシピを読めて満足。続編もぜひ読みたい。
読了日:03月14日 著者:吉田 篤弘


極楽鳥とカタツムリ (河出文庫)極楽鳥とカタツムリ (河出文庫)感想
古代の博物学を引用しつつ、動物の魅力的な解釈を繰り広げる。象と貝の話が面白かった。
読了日:03月12日 著者:澁澤 龍彦


針と糸 (毎日文庫)針と糸 (毎日文庫)感想
お母さまの話は「食堂かたつむり」を連想させられる。 ご自身では意識していないけれど、物語に表れているように思えた。 そしてあとがき。 さらりと大きな環境の変化が書いてある。。
読了日:03月07日 著者:小川 糸


洋食 小川 (幻冬舎文庫)洋食 小川 (幻冬舎文庫)感想
ベルリンと東京の二重生活。 犬のゆりねちゃんが可愛い
読了日:03月05日 著者:小川 糸

読書メーター

 

4月も残すところ2日ですが

先月の読書記録を記していなかったので簡単に。

 

ずっと積読にしていた

吉田さんの文庫が面白く

読まずに過ごしていたことを後悔しました。

話に登場するベーコン醤油ライスも

真似して作ってみましたが美味しかったです。

 

4月はちょこちょこと待ち時間があり

読書も進んだので

また感想をまとめます。


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