仏像・お寺・HeavyMetal
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2011-12-15 14:30:00

江戸三十三観音札所 圓乗寺(11番)

テーマ:江戸三十三観音札所
護国寺を出て、不忍通りを東へ。
春日通りを超えて、本駒込、白山を目指します。

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途中、坂道のアップダウンがあるけど、
道なり距離でおよそ3km強。ウォーキングにはいい距離(´∀`)

約30分で11番札所、圓乗寺に到着。
こちらは前回8月に来たとき、時間が遅くて門が閉まっちゃってたお寺さん。
こちらのお寺さんは16時半で閉門なので、
参拝される際はご注意ください(・∀・)

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この奥に見えるのが圓乗寺。
白山通りに面した背の高いマンションの裏手にあります。

圓乗寺
天台宗の寺院で、本尊は釈迦如来。札所本尊は聖観音菩薩。

圓榮法印大和尚 (天正9年8月1日寂) が、 本郷四丁目に密藏院を開基し、
その後天和6年 (1620年) 實仙法師大和尚が圓乗寺と改めました。
寛永8年に現在地に移転しました。 現在、 比叡山延暦寺末ですが、
一時寛永寺末の時もありました。 本尊は釈迦牟尼如来坐像1尺七寸余です。

- 出典:天台宗東京教区の寺院 - 圓乗寺 -

こちらは以前にちょっと書きましたが、
八百屋お七の逸話関連のお寺。

「八百屋お七」とは、江戸時代の頃、相方さんの吉三に
恋焦がれるがあまり、放火事件を起こし、火炙りの刑に処された
14歳の少女の事。その儚くも悲しいストーリーは、
井原西鶴の「好色五人女」で取り上げられ、浄瑠璃、歌舞伎の題材
としても高く人気を集めました。

お七にまつわる逸話が残っているお寺さんは、
以前にも訪れたことがあった(・∀・)

相方さんの吉三のお墓がある目黒の大円寺
お七を弔う「ほうろく地蔵」がある白山の大圓寺
お七と吉三の比翼塚のある吉祥寺

こちらの圓乗寺には、お七のお墓があります。
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こちら。
3基の墓石、中央は圓乗寺の住職さんが供養のために建てたもので、
右側はお七を演じた歌舞伎役者、四代目岩井半四郎が建立、
左側は近所の人が270回忌法要のために建てたもの、だそう。

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お墓の隣には、お七地蔵尊が。

目黒の大円寺のお七地蔵は、吉三がお七の菩提を弔うために
造立されたものと伝わっていますが、
こちらのお七地蔵は、四代目岩井半四郎がお七のお墓
を圓乗寺に建てた後(もしくは同時期?)に奉じられたで
あろうと思われます。
。。違ってたらごめんなさい(;´∀`)


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こちらが本堂。
右手のお守りとか売ってる寺務所でご朱印は
いただけます。

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こちらのお寺さんにも青面金剛さんがいた(´∀`)
白山、本駒込の寺院での青面金剛さん遭遇率かなり高いよ。

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今回は江戸三十三観音巡りのエントリーなのに、
サイドストーリーのほうがメインストーリーになっちゃったね(;´∀`)


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2011-12-12 11:15:00

江戸三十三観音札所 護国寺(13番)

テーマ:江戸三十三観音札所
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お次は第13番札所の護国寺。
神楽坂からだと、道なり距離で約3km。もちろん徒歩での移動。

神楽坂を駅方面にちょっと戻ってから、
赤城神社の前で右に曲がり、赤城坂を下って目白通り方面に抜ける。

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自分の足で徒歩25分前後かな?
目白通りを渡ってからは、大通り沿い(講談社の社屋なんかがある道ね)
に真っ直ぐだから道も分かりやすいよ。

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護国寺
真言宗豊山派の大本山。本尊は如意輪観音。
札所本尊も同じ( ゚∀゚)

護国寺の寺歴等は過去記事を参照してね(´∀`)

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しかしほんと天気良くてすがすがしい日だったなあ(´∀`)

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境内の植え込みにあった謎の名札(´Д`)
光合成なうって、そりゃまあ、そうだろうけども。

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日曜+お茶会が催されていたということもあって、
境内は多くの人が。
でも本堂に入ってくる方は少なくて、
本堂内は荘厳静寂の空間でございました。
前回参拝したときは、本堂内改装中で
ちょっとバタバタしてたので、今回やっとゆったり落ち着いて参拝(´∀`)

わたくし、こちらにいらっしゃる
昭和の不動明王立像になんとも惹かれるんですよね~。
ギョロリとむき出した眼球、どこかデフォルメチックで、
見方によっては愛嬌すら感じる憤怒っぷり。
でもすごくエネルギッシュで、身体全体にグオオと漲る
パワーみたいな、オーラみたいな、
なんかそんなものを感じるんすよね~(´∀`)

矜羯羅、制多迦の両童子もおんなじタッチの眼球で、
かなりのキモカワ系。。いや、、カワユさは。。ないかもw

護国寺のサイトに写真が掲載されてますので、
興味のある方はこちらから。

護国寺のほとけさまたち

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2011-12-11 14:45:00

江戸三十三観音札所 安養寺(16番)

テーマ:江戸三十三観音札所
さ!(´∀`)
3ヶ月もブランク開いてますが、何事もなかったかのように
始めますよ( ゚∀゚)ww

三十三観音巡り。
本日は、
安養寺→護国寺→圓乗寺→浄心寺の順に廻りました。

東京メトロ東西線の神楽坂駅1番出口(大手町よりの出口)を出て、
坂を少し下ると、交差点の左手に安養寺があります。
徒歩で2,3分くらいかな。
大江戸線牛込神楽坂駅、JR飯田橋の駅から歩いても
そんなに遠くないよ。

この辺りは5月まで勤務していた現場に近くて、
神楽坂は帰宅時に毎日ウォーキングがてら通ってた道。
現場が移動になってからは、もう全くこなくなっちゃったから、
神楽坂に来るのも半年振り。
まだ全然前じゃないんだけど、なんかプチノスタルジイw

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ちょっとだけ懐かしさを感じる街並み。
。。とはいっても、まだ半年しかたってないから、
様子はほぼ変わってないけどね(;´∀`)

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この神楽坂上の交差点に安養寺はあります。

安養寺
天台宗の寺院で、本尊は薬師如来坐像。札所本尊は十一面観音。

開基は円仁大師と伝わり、往時は江戸城内にあったそうですが、
徳川家康の江戸城入府に際し、現在の地に移転したのだそう。

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門を入って直ぐにあるのは本堂ではなく、歓喜天を祀る聖天堂。
十一面観音あるところに歓喜天あり、だね(´∀`)

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こちらの歓喜天さまは、第234代天台座主の
大椙覚宝氏が拝まれていた伝統ある尊像で、規模こそ大きなお堂
ではないけど、政財界の著名人が奉納した天蓋などがあります。

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本尊の薬師様は、ご住職の住居とつながっている建物の2階部分に
いらっしゃいます。丈六金ピカの立派な坐像!( ゚∀゚)

この写真の奥に玄関があって、そこでご朱印はいただけるよ。
お宅チックな雰囲気が強いから、
ちょっと呼び鈴押すの気まずい系だったけど、
ご婦人がすごくご丁寧にご対応していただけました(´∀`)

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神楽坂上の交差点のすぐ脇なので、
境内もすごくこじんまりとしたお寺さん(´∀`)

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しかし大正~昭和初期までは東京を代表する花街だった神楽坂
祀られている歓喜天。
なんとも濃密なお力が強そうですよこりゃ!(*´Д`*。) 


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