本日2回目の更新です。
 

 

昨日は、高砂市の古刹 十輪寺にて、作家 玉岡かおる先生の文学の碑 除幕式ならびに祝賀会が催されました。

 

読売新聞オンラインの報道をご覧ください。

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光栄なことに私は式典と祝賀会の司会を仰せつかりました。

 

昨日1日を振り返ります。

 

十輪寺さま

 

十輪寺には、玉岡先生の『帆神』の主人公 初代 工楽松右衛門と二代目 工楽松右衛門のお墓もあります。

 

除幕式の前に、玉岡かおる先生とツーショットをお願いしました。

 

 

式典前に、来賓のお一人 神戸女学院 理事長・院長 飯謙先生を見つけ、お声をおかけしました。

飯先生は私の在学中はチャプレンでいらっしゃいまして、私は一回生の時に「キリスト教学」を教えていただいたと記憶しています。

事前の打ち合わせの時に、お客様の中に飯先生のお名前を発見しておりましたので、お越しになってすぐにお声かけすることができました。

 

先生は「神戸女学院出身の玉岡かおるさんの文学の碑が建立され、同じく神戸女学院出身のあなたが司会をしてくれるなんて、なんて素晴らしい。嬉しいことです」と、とても喜んでくださり、私も嬉しかったです。

 

除幕後の石碑を前に。

 
この碑は幅約2m、高さ約1.5メートル。本を開いた形になっています。
碑文は、『帆神〜北前船を馳せた男・工楽松右衛門』の中で十輪寺が登場する場面が刻まれています。
 
私は司会を担当していたため、これ以外の写真を持っておりません。
ここからはお借りした写真をもとに、再現していきます。
 

 

  〜 除幕式 〜  写真ご提供:冨居雅人さん

 

式典は2部構成でした。
 
第1部は石碑の除幕式。
当然屋外です。
 
皆様に長時間お立ちいただかなくても良いように、来賓のご紹介やご挨拶は一切抜きで、
シンプルに除幕と玉岡先生からのお礼ご挨拶、フォトセッションだけで終わりました。
30分かからなかったのではないかしら?
 
始まる前、ただいまマイクのチェック中。
 
第2部は本堂に場を移しました。

十輪寺さんの本堂は心が清められるような雰囲気に満ちていました。

 

 

今回の文学の碑建立は、十輪寺の名誉ご住職の発案。

高貴な緋色の衣を纏った西田光衛名誉ご住職は93歳という年齢を感じさせないご様子で、

玉岡先生とのご縁や文学の碑建立の経緯を語られました。

玉岡先生がもうすでに戒名をお持ちというお話がありまして、びっくり。

でも、元気にご活躍の時にそういう準備をされている方の方が、かえってご長寿なのではないかなと、根拠はないけど、そんな気がしました。

 

私は向かって右側奥の柱2本の間に立って司会をしていたのですが、意図したわけではないけれど、着ているものの色合いが本堂の柱や装飾と同系色で、溶け込んでしまっております。

 
名誉ご住職と、ご住職のお話の後は、玉岡かおる先生の文学の碑建立と、最近の先生の歩みについて、7分ほどの上映がありました。
映像制作は、以上の写真をお貸しくださった冨居雅人さんです。
音楽と画像のマッチングが素晴らしかったです。
 

 

  祝賀会 写真ご提供:ワッキーさん

 

祝賀会はお庭が見える大方丈で。

 

先ほどご紹介した神戸女学院 理事長・院長の飯謙先生と、関西大学 学長の前田裕さまのご来賓挨拶を皮切りに、乾杯、祝宴となりました。

 

お料理は、旭屋さんのステーキと、コロッケ。

十輪寺さんご自慢のお庭で調理してくださっているのです!



(写真ご提供:ワッキーさん)


そしてまねき食品さんの穴子の押し寿司とおいなりさん

ドリンク類は、光明商店厳選の素晴らしいラインナップに加えて

玉岡先生の『お家さん」ゆかりの鈴木商店の系譜で数量限定の「サクラビール」も。

 

和室で膝を突き合わせながらというスタイルのおかげもあってか、場がとっても和やかになったところで、清興がスタート。

 

実はこのイベントの打ち合わせで教えていただいたのですが、お寺など格式の高いところで行われるものには「余興」ではなく「清興」という言葉が使われるのですって。

調べてみたら「清興=風雅な楽しみ」。

勉強になりました!

 

さて、その清興。

 

オペラ テノールの矢野勇志さん、ソプラノの矢野文香さん、ピアニスト川口真由子さんによる歌のプレゼント、続いてチベットの声楽家バイマーヤンジンさんのスピーチとお歌。

盛り上がりました!

 

その後、急な指名による1分間スピーチ。

皆さまメリハリの効いた短いスピーチをしてくださったおかげで場がだれることなく終盤へ。

 

十輪寺総代でもいらっしゃる玉岡かおる先生の夫 釜谷隆秋さんのご挨拶、

そして玉岡かおる先生のご挨拶で祝賀会はお開きとなりました。

 

玉岡かおる先生は今年、文壇デビュー35周年を迎えられます。

嬉しいことに6月30日(日)には神戸ポートピアホテルで

「文壇デビュー35周年&『さまよえる神剣(けん)』出版記念パーティー」が開催されます。

もう2ヶ月ほどでまた玉岡先生とお会いできるとは。嬉しい〜

 

ちなみに『さまよえる神剣(けん)』は今週の水曜日(4月17日)に新潮社から出版、販売開始されたばかり。

安徳帝とともに壇ノ浦に沈んだとされている草薙剣をめぐる物語です。

私は読み始めた最初の数行で「これは面白い!」と確信しました。

もしよろしければ是非是非。

 

 

 

  お土産

 

この度の文学の碑除幕式と祝賀会のお土産には、十輪寺名誉ご住職手書きの石碑と、

玉岡先生による唐草模様とサイン。

130枚以上、全て手書きですって。

 

 

十輪寺さんの令和7年版画カレンダー。

 

 

味わい深い版画は、十輪寺名誉ご住職 西田光衛さまの作品です。

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玉岡先生の『帆神 〜北前船を馳せた男・工楽松右衛門』の文庫本。

単行本は持っておりますが、文庫版ではなんと女優の高島礼子さんが解説を書いておられるのです。すごいー。

 

以上、玉岡かおる先生の文学の碑除幕式と祝賀会の様子でした。

本当は昨日アップしたかったのですが、翌日である今日の午前中いっぱいフヌケになっておりました。

 

というのも、ご本人がご活躍中・ご存命中に文学の碑が建立されるなんてまず ないことなのです。

そのため、玉岡先生ご自身も大変な重責を感じておられたご様子ですし、これまで数々のパーティーを企画運営してこられたベテランスタッフの皆さまも、初めてのことばかりで戸惑っておられました。

ましてや、この私が緊張しないわけがありません。

偉大な記念日を汚したらどうしよう、と。

 

結果は、お集まりくださったお客様方の温かいお祝いのお気持ち、ゲストの皆さまの華やかさ、チーム玉岡の尋常ならざる活躍のおかげで、とても良い会になったと思います。

進行表も綿密に作っていただいていたし、私はただただそれに乗っかり、進行するだけで済んだのです。

ありがとうございました!

 

そして玉岡先生、本当におめでとうございました。

 

 

  これまでの玉岡先生のパーティ司会

 

私が玉岡かおる先生のパーティの司会をさせていただくのはこれが4回目です。

遡って振り返ると、先生は年々輝きと風格を増しておられ、私は丸みを増しているのがわかります。

 

 

 

 

 

玉岡先生が今後ますますご活躍されますように。
いちファンとして、これからもついていきます!!
 

 


 

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