ひとりで3役をこなす わたし…

発達障害児(高機能自閉症・アスペルガー症候群)+ADHDの母親であり、 妻であり、でもその前に私は私です…

☆高校生になって自分を振り返る息子☆

2016-03-07 15:24:12 | 子供の事

3月4日金曜日

次男が塾から帰ってきてから夕飯になった。
パパはいない。
ご飯も終わった頃、まだ食卓にいる長男


「バカできるヤツのこと少し羨ましく思う。
 後先考えずに行動できたり、発言できたりって
 昔はやっていたのに 小3の学芸会の練習の時に
 吐いちゃったことあってそれがトラウマになって
 人と関わらない様に、しゃべらないようになっていって
 中学になるころには全く変わっちゃった。。。」



初めて 自分の発達障害のことを自分から話してきた。

かなり前から我が家は発達障害のことを告知してきていたので
改めて障害について話すことはなかった。
症状も長男がかなり我慢して自分で抑えていて
先生にも全くわからない程だったし
思春期で親とゆっくり会話するなんてほとんどなかったから
そのまま何もない様に過ごしていたから。


「普通のおとなしい人って思われて 普通に生活もできるし
 これが普通なんだと思うけど・・・」

「自分が本当の自分じゃない生活をしていることが疲れるってこと?」

「もう慣れてるけど、もっと好き勝手やっていた自分がいたのに・・・
 突然後ろの席の机に落書きしたり、発言もいっぱいしていたのに
 出来なくなってる自分が・・・どうしたら戻れるのかわかならい・・・」

「お兄ちゃんは
 すごくすごく
 いっぱい、いっぱい
 我慢して生活してきたことは
 よぉーーーーーーーくわかってる。
 大変だったよね。頑張ってきたよね。
 学校は校則やきまりが沢山あるから
 本当に辛かったと思ってる。
 これからは 大学生や大人になれば
 学生みたいな厳しいきまりはあまりないから
 もっと楽に生活できるよ。
 あたし達はずっとおにいちゃんの支えになるし
 そばにいるよ。」

こんな言葉じゃきっと彼の心の中は晴れなかったかもしれない・・・



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