3月4日金曜日
次男が塾から帰ってきてから夕飯になった。
パパはいない。
ご飯も終わった頃、まだ食卓にいる長男
「バカできるヤツのこと少し羨ましく思う。
後先考えずに行動できたり、発言できたりって
昔はやっていたのに 小3の学芸会の練習の時に
吐いちゃったことあってそれがトラウマになって
人と関わらない様に、しゃべらないようになっていって
中学になるころには全く変わっちゃった。。。」
と
初めて 自分の発達障害のことを自分から話してきた。
かなり前から我が家は発達障害のことを告知してきていたので
改めて障害について話すことはなかった。
症状も長男がかなり我慢して自分で抑えていて
先生にも全くわからない程だったし
思春期で親とゆっくり会話するなんてほとんどなかったから
そのまま何もない様に過ごしていたから。
「普通のおとなしい人って思われて 普通に生活もできるし
これが普通なんだと思うけど・・・」
「自分が本当の自分じゃない生活をしていることが疲れるってこと?」
「もう慣れてるけど、もっと好き勝手やっていた自分がいたのに・・・
突然後ろの席の机に落書きしたり、発言もいっぱいしていたのに
出来なくなってる自分が・・・どうしたら戻れるのかわかならい・・・」
「お兄ちゃんは
すごくすごく
いっぱい、いっぱい
我慢して生活してきたことは
よぉーーーーーーーくわかってる。
大変だったよね。頑張ってきたよね。
学校は校則やきまりが沢山あるから
本当に辛かったと思ってる。
これからは 大学生や大人になれば
学生みたいな厳しいきまりはあまりないから
もっと楽に生活できるよ。
あたし達はずっとおにいちゃんの支えになるし
そばにいるよ。」
こんな言葉じゃきっと彼の心の中は晴れなかったかもしれない・・・