加熱しても白いサツマイモ(笑)
腐っているとかカビとかじゃなく、普通に白い。
品種は紅はるかというメジャーなサツマイモなんだけどね。
今までこんなサツマイモに出会う事がなかったので面白いのでご報告を。
何でもカロチンが分解されたため、こんな風に白くなったのでは?という事でした。
まあ、お味の方はちょっと通常の紅はるかに比べるとやや甘味が少ないかなと思う程度です。
色さえ見なければ、サツマイモのお味でしたわ。
毎度おなじみの乙女、サクラでございます。
さて、なんちゃって理系夫婦の喧嘩のお話です。
理系と言うと頭が賢い、クールなイメージがあるかと思いますが、我が家はなんちゃって理系夫婦です。
なので、皆様のイメージする理系とは違うかもしれませんが、そこは大人としてスルー、ノークレームでお願いします。
以前にアサリをたくさん手に入ったので砂抜きをするために、オジサンに「約3%の食塩水を1L作って」とお願いしました。
デジタルはかりと食塩と1Lのペットボトルを用意して、私はベランダに干してある洗濯物を取り込みに行った。
でな、ここまで用意したら出来上がっていると思うやん?
それができてないのが、オジサンという残念な生き物なのです。
オジサンが出来てなかった理由を聞けば、なるほどなーと思うのですが、まず一般的な3%の食塩水の作り方のおさらいをしましょう。
1Lの水に30gの食塩
算数的には970mlの水に30gの食塩になります。
まあ料理などでは、基本的に1Lの水に30gの食塩で良いかと思います。
で、ここまで聞くと簡単なのにオジサンはなぜ作れなかったか。
皆様はどうしてだと思いますか?
1.そもそも作り方を知らなかった。
2.面倒だから作らなかったのか?
申し訳ございませんが、答えは1でも2でもありません。
答えは簡単に言えば、1Lのペットボトルでは970mlが量れないから(笑)
1Lのペットボトルと言え、ピッタリ1L入っているわけじゃないやん?
量った事がないから何とも言えないけど、1L容器ならば1L強はいる容器になっているのではないかと思う。
なので、厳密1Lではないという事だ。
何ていうか、個人的にはそこにオジサンがこだわるとは思わなかったんだよな。
たまによく分からないこだわりを見せるオジサン。
いやー、言っている事は正論だし、分かるんだよ。
でもさ、ここで重要なのはキッチリした濃度でもなく、量でもない。
アサリが砂をちゃんとはくかどうかなのだよ。
オジサンは精密な器具でキッチリはかってすることの重要さを横でほざいていたが、こだわるとしたら、このアサリの生産地、どのようなところで育ったかだろうな。
例えば川の近く所と川から離れたところでは塩分の濃度は違うやん?
なるべく育った環境に近づけた方が、アサリもリラックスして砂をちゃんと吐いたりするもんじゃない?(笑)
だけど、アサリってさ、〇〇産とか表示されている事は多いけど、実際どのような場所で育ったとかはスーパーでは表示されてないよね。
なので、詳しいお育ちは不明。
そもそも海水を食塩だけでは作ることが不可能である(笑)
ペットボトルに給湯器のお湯(37度)を約1/5入れ、そこに食塩を30g入れる。
横にはアバウトな感じを許せないオジサンは精密さを説く。
要するにちゃんとはかれという事だ。
だけど、ペットボトルを使う事には意味がある。
何もはかるのが面倒だからとかじゃない。
一番の理由が、冬という事で水が冷たいと食塩が溶けにくいという事だ。
まあ低温でも溶けない事はないけど、早く溶かすには高い方がいい。
だけど、ここで問題になるのはアサリが生物であるという事である。
あまり高い温度で作ると、砂をはかす前に死ぬだろう。
なので、ペットボトルに37度くらいの生ぬるいお湯をいれて、そこに食塩をいれて振って溶かす。
その作業はオジサンに任せる。
真面目に振りながらも、ちゃんとはかる事の大切さを説く。
「確かにちゃんとはかる事は大切だよ。
でもオジサンは目的と手段(工程)が入れ替わっている事を理解してほしい」
いわば、約3%の食塩水を1L作る事は手段(工程)であり、目的ではない。
あくまでも目的は、アサリを美味しく食べたいから砂をはかせることである。
逆に言えば、コストや時間を気にしなければ、高級料理店が使用するような絶対に砂がありませんとかのアサリを購入したらよい。
そうすれば別に3%食塩水を1L用意しなくてもいいんだから。
だが、我々は由緒正しい貧乏人である。
近くのスーパーで、多分砂抜きはしましたが、少し残ってるかもしれません的なアサリしか買えないのである。
まあ究極は少々のジャリジャリは気にせず食べたらいいって事だけど(笑)
でも同じ食べるのならば美味しく食べたいよね!ということで、砂抜きしてるんだけどね。
多分、食塩は溶けたと思われたので、そこに水道水を注ぐ。
先ほどではないが、オジサンは正しい3%の食塩水の作り方を唱える。
オジサンという生き物は、極端な知識の中で生きている生き物である。
それが良いか悪いかは別として、特に生活に対する知識は〇〇でないといけないという思い込みがある。
例えば、正しい3%の食塩水を作ろうとする。
計量カップで970mlの水道水をはかりボールに入れ、そこに30gの食塩を入れる。
もう一つ100mlに3gの食塩をいれて混ぜ混ぜし、完全に溶けたらそこから30mlだけ970mlのボールに入れて、混ぜ混ぜする。
すると1Lの3%の食塩水が出来上がる。
これが正しいけど、季節は冬であり、我が家の台所はかなり寒い。
真冬のこの季節、ヒーターつけても20℃以上にはなかなかならない。
ならば、水の方を温めたらいいかというと、厳密に言えば温めたら湯気がでるじゃん?
それはその瞬間に蒸発しているという事になるやんな?
水温を室温まで下げるとしたら、多分、なかなか溶けない。
ならば、戸棚の奥にあるハンドミキサーを出動させないとあかんわな。
まあ厳密に言えば、湿度も関係してくるし、めちゃくちゃ大変なことになるのは分かるよね。
よって、ペットボトルに給湯器から37℃設定のお湯をいれてシェイクするというのは、理にかなっているのだよ。
多分さ、オジサンの頭の中にはハンドミキサーを出して、またキレイに拭いて戸棚の奥にしまうという手間とか時間は入ってないだろう。
なぜならば、やったこと、つまり経験したことがないからだ。
っか、それに関連する事もしたことがないから、想像もできない。
これはさ、良し悪しなんだけど、自分の親が子供のお世話を十分にすると、自分で身の回りの事をしなくてもいいから、分からないんだろうね。
例えばその辺に靴下を脱ぎ捨てても、お母さんが拾ってちゃんと洗濯して干してペアにしてくれたら、またその靴下をはける事を。
その辺に上着とかズボンとか脱いだままにしてても、すぐにハンガーとかにかけてくれるから、シワにならない事を。
いい加減に学べよなー。
たまに長さの違う靴下とか、シワだらけ、猫の毛もたまについてるのに。
さて、長くなったので、前編と後編に分けますね。
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