週末に某貯水池の周りを

夫(英国人)と

犬(黄色大犬)と散歩した時

(昨日の話の続きです)、

散策後半気が付けば

われらが愛犬アーシーの

腹回りが泥色になっていたので

「車に乗せる前に

汚れをどうにかしないとだな」

 

「そこの浅瀬で

行水させましょうか」

 

 

すると近くにいた

やはりこちらも犬を連れた

我々と同年代くらいの男性が

「あ、それならここじゃなく

ちょっと行った先に

犬をゆすぐのに

最適の水場があるから

そこまで待ったほうがいいよ」

 

あらご親切に

ありがとうございます、と

そこからお互いの犬を褒めたり

世間話をしたりしたのですが、

それによると

男性の連れている犬の飼い主は

実はこちらの男性ではなく

「友達夫婦の犬でね・・・

夫婦の、旦那さんが病気で・・・

奥さんは仕事があるからさ、

今日は俺が非番だったから

散歩役を買って出たわけ」

 

「それはご親切ですね、

犬にとっても人にとっても!」

 

「うん、でもさ・・・

犬っていいよね、

犬と歩くって本当にいいよね」

 

「そう言ってさしあげるのも

ご親切だと思います」

 

「いやでも実際俺の本音だよ。

この貯水池って散歩に最高でしょ?

でもさ、俺みたいな中年男が

ひとりで昼間にここらへんを

歩いていると皆

怪訝な顔で見てくるのよ」

 

こちらの殿方は非番の日が

平日に重なることが

多いお仕事らしくてですね。

 

「見てきますか」

 

「見てきますよ。でもさ、

同じ俺が犬を連れているとさ、

皆笑顔だし、話しかけてくるし、

なんだろう・・・社会に

受け入れられているって

実感があるよね!犬はいいよ!」

 

・・・まあ確かに・・・

 

犬ってそういう作用、

ありますよね。

 

やはり犬!

 

犬はすべての孤独を解消する!

 

犬との散歩は楽しいものです。

 

 

犬の社交作用が

理解できるあなたも

半信半疑なアナタも

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