容易には信じられませんが

2024年は3分の1が

終わってしまうようですよ。

 

いつの間に!

 

 

そんなことに!

 

というわけで2024年

4月、最終日でございます。

 

今月は途中2回くらい

「これ、第三次世界大戦

始まっちゃうんじゃない?」

という瞬間が

私にはあったんですけど

皆様はいかがでしたか?

 

外で牛を追いかけて

家に戻ったら戦争が

始まっていた、みたいなことに

なったら嫌だな、と

思いながら長靴を

履いたことを覚えております。

 

・・・案外のちの

歴史の教科書では

『第三次世界大戦は

2022年に

開始されたとされる』とか

書かれちゃう気も

しないではないんですけど・・・

 

まあそんなわけで

スコットランドでは

先ほどユサフ首相

(与党独立党党首。

連立を組んでいた

緑の党と決裂、野党の

不信任案を否決できない

見通しに)が辞任を発表。

 

わが夫(英国人)は

数日前にこれを予言していて

「ユサフ氏は辞めますね」

 

「何故そこまで

自信をもって言い切れる」

 

さっきのニュース

『辞任の意思はない』って

言っていました。

『辞任する気はない』と

政治家が言ったら

それは辞任予告の

ようなものでしょう?」

 

スペインの首相

(奥様の汚職疑惑が

問題視されている)も現在

「辞任はしない」と

明言しているんですが

夫の理論は通用するのか。

 

チャールズ国王は

明日(30日)から

公務を再開なさるそうです。

 

6月には日本から

天皇皇后両陛下を

国賓として

ご招待なさるとのこと。

 

それまでに世界が

もう少しこう・・・

安定化というか

平和な方向に進んでいると

嬉しいなと思うわけです。

 

4月が、終わります。

 

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わが愛犬アーシー

(黄色大犬)の

お散歩仲間の

牧羊犬ちゃん

「アーシーのことを

・・・もしかしたら

友達・・・とは

思っていない・・・んだけど

・・・ほらこの子、

『友達』って概念と無縁に

育っちゃったから・・・

でも好きではあるのよ」とは

牧羊犬ちゃんの飼い主の

毒舌奥様の弁。

 

「散歩に行こうって車に乗って、

で、『今日はアーシーと

一緒に歩けるわよ』って言うと

『え?アーシー?』って

立ち上がって窓の外を

確認しようとするのよ。

それでアーシーを見かけたら

尻尾を振り始めるから

バシバシバシバシそれはもう

けっこうな音を立てるの」

 

しかしそんな牧羊犬ちゃんは

車を降りると割と素っ気なく

軽く尻尾を振って

私には挨拶するものの、

アーシーとは目を一瞬

合わせるだけで素通りというか、

まあアーシーはアーシーで

牧羊犬ちゃんに挨拶するより先に

毒舌奥様に愛想を

振りまくことに忙しいので・・・

 

そんなつかず離れずの二人、

もとい、2匹は先日散歩中に

リードをつけた

ボーダーコリーと

すれ違いまして。

 

 

 

 

ここらへんの山道を

リード付きで

散歩している犬というのは

たいてい何かしらの

理由があるものですから

(まだ躾が入っていないとか

引き取られたばかりで

情緒が不安定だとか)

私はアーシーに念のため

「お行儀よくしたまえよ」

 

 

言われたアーシーは

「大丈夫大丈夫」と

ボーダーコリーちゃんから

少し距離をとったところで

足を止めて尻尾を振ると

これがボーダーコリーちゃんの

癇(かん)に障ったのか

ボーダーちゃんは身をすくめて

「ワン!」

 

あっ、これは何か挨拶法を

間違えちゃったか、

ごめんごめん、と

アーシーが身を翻して

その場を離れようとしたその時、

それまで後方で

様子を見守っていた

牧羊犬ちゃんが突然

2匹の間に割って入り

ドスのきいた唸り声

「うううるるる!」とあげ

ボーダーちゃんの顔を

睨みつけまして。

 

驚くアーシーと私、

そしてボーダーちゃん、

事態が把握できていない

ボーダーちゃんの飼い主をよそに

牧羊犬ちゃんの飼い主である

毒舌奥様が厳しい声で

「そんな声、おやめなさい!」

 

牧羊犬ちゃんは奥様の声が

聞こえていることを示すように

一瞬そちらに目線を移すも

すぐまたボーダーちゃんの顔に

視線を戻してもう一度

「うううるるる!」

 

その場は別にそれ以上の

事態にはならなかったのですが

後から奥様が本当に不思議そうに

「あれは何だったのかしら?

うちの子、全然関係ないのに

突然喧嘩を買いに出たわよね?」

 

「喧嘩というかアーシーは

あの場をすぐ

退散する姿勢でしたけど

・・・牧羊犬ちゃんは

明らかにアーシーを

かばいに出ましたよね?」

 

「でもうちの子がアーシーを

かばう必要なんてなかったわよね?

あれ、放っておけば別に

アーシーがその場を離れて

それでおしまいになる

状況だったものね?」

 

ボーダーコリーに吠え掛かられて

アーシーは全然気にしていない、

というか「あ、ごめん」くらいの

気持ちだったのに対して

牧羊犬ちゃんはどうも

「あんたうちのアーシーに何を

舐めた真似してくれてんの」

みたいな反応を示したという・・・

 

・・・君はこの間まで

アーシーのことなんて

特に好きじゃなくて

他の犬のことは

全然好きじゃなくて

例の超大型犬に噛まれてからは

体の大きい犬のことは正直怖くて

友好的じゃない犬に出会うと

毛を逆立てて震えていたのに・・・

 

牧羊犬ちゃんにとってアーシーは

友人ではないのかもしれませんが

身内というか、毒舌奥様いわく

「同じ群れの一員なんでしょうね」

 

2人と2匹で群れをなし

今日も我々は山を歩いております。

 

 

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スコットランド、

どうやら本格的な

春になりました。

 

北のほうではまだ

雪が降っているらしいんですが

『春の雪』というのもまた風流。

 

少なくとも我が家周辺は

今週から完全な春。

 

こういうのは断言した者勝ち。

 

ただまあ私は

スノードロップが咲いたら

冬は終了、すなわち春」な

人間ではあるのですが

今回はわが夫(英国人)も

春の到来に同意。

 

今週初め、わが背の君は

朝の庭散歩から帰ってくると

「水場を!ヒキガエルが!

泳いでいましたよ!」

 

「・・・はあ」

 

「あれはきっと恋の相手を

探しているところなんですよ」

 

「・・・世間のカエルお嬢さんは

もう産卵を済ませているだろう?

カエルたまごがそろそろ

オタマになる時期じゃないか。

そのヒキ君は出遅れていないか?」

 

「大丈夫、それはアマガエル。

ヒキガエルの恋の季節は

これからなんですよ」

 

そして時を同じくして

我が家の上空を

燕(ツバメ)の

先遣隊が飛び始め、

ああ、ツバメたちが

来たからには

もうこれは春だな、と

納得していたところに

われらが愛犬アーシーが

とどめの一撃を。

 

・・・アーシー、

今週に入ってから・・・

 

毎日頭部にマダニ

ひっつけていて・・・

 

アーシーはマダニの駆除薬を

毎月飲んでいるので

安全は安全なんですが、

犬にひっつくのを諦めた

マダニ君が次に

どこを狙うかといったら

それは人間である可能性も

高いわけで・・・

 

昨日なんか

ブラッシングをしていたら

「あれ、なんか頭部に

ゴミがついているな」って

よく見たら

それが潰れマダニで・・・

 

私もどれだけ力を入れて

犬にブラシを

かけているのかって

話なのかもしれませんけど・・・

 

ともあれ、春です。

 

 

疑問「わが愛犬はどこで

マダニを拾ってくるのか」

 

 

 

 

回答「どこでもかしこでも」

 

・・・春ですね!

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人間一番危ないのは

『自分は経験があるから

知っている』的な

思い込みでございます。

 

巻き毛や長毛の犬の

被毛のお手入れの大変さ、

私はこの度初めて

理解しましたよ・・・!

 

いやほら、うちのアーシー

(母犬がラブラドール・

レトリバー、父犬が

ゴールデン・レトリバー)の

春先の換毛期の抜け毛に

すっかり消耗して

「いいなあプードル」な

気持ちになり、散歩中に会う

巻き毛犬の飼い主さんたちに

「お宅の犬って抜け毛が少ない、

むしろほとんどないって

それは本当の話ですか」

 

「そうですね、

抜け毛はないですね」

 

「いいなあいいなあ羨ましい」

 

でも・・・でもですね。

 

ああいう犬はああいう犬で

『毎日のブラッシング』が

欠かせないのだそうです。

 

え?

毎日?

またまたそれちょっと

誇張っていうか大袈裟でしょ?

 

そう思っていた時が・・・

 

私にもありました・・・

 

いえ、うちのアーシーは

週に1度とか2度の

ブラッシングで問題ないんですよ。

 

 

換毛期はもう少し頻度が

上がりますけど基本的には

「なんか毛がボサついているな」

って思った時に

ブラシでごしごしすれば

それなりの風采になってくれる。

 

巻き毛犬たちは

毎日ブラッシングをしないと

毛が『玉』になり、そして

その『玉』をほぐすには

技量と時間が必要で、

「そんなのセーターの

毛玉と一緒で

切っちゃえばいいじゃん」と

思ったそこのアナタ、

素人がそれをやると!

 

犬が怪我をするらしいんです!

 

で、毎日のブラッシングに加えて

彼らはプロに毛の手入れを

してもらわねばならない。

 

それが5週間とか8週間に1回。

 

・・・5週間ごとの

美容室通い、

人間だってそこまで

お洒落な人って

なかなかいませんよ・・・!

 

アーシーごめん、

抜け毛なし巻き毛犬を

羨ましがっていたのは

隣の芝の青さを

うらやむようなものだった、

私のズボラさに

対応してくれるのは

まさに君のような犬だよ!

 

この春は感謝の気持ちを込めて

アーシーをブラシで

こすりたいと思っています。

 

 

 

 

ごしごし。

 

 

逆に言えば私の周囲にいる

長毛・巻き毛犬の

飼い主の皆さんは

愛犬を本当に上手に

お世話しているんだな、と

 

これはあれだ、

美人は自然体に見えるとか

そういうのと同じ理屈だ

 

私とかアーシーは

「不潔感がない」

「好感が持てる」あたりの

センを目標にしたいと思います

 

・・・その目標も

あらためて目指すとなると

結構大変じゃありません?

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