「頻繁な訪問」伝説

宮沢賢治の「彼女への対応」に対して色々考える

「頻繁に訪問してくる高瀬露さんに困惑した宮沢賢治が彼女を遠ざけるために取った対応」、実はどれも、次に取り上げる「ライスカレー事件」と共に「元ネタ」があるのですが、それは「悪評の原因」としてまた後日述べていきたいと思います。 当記事では一連の...
「頻繁な訪問」伝説

「頻繁な訪問」が出来るのか考える

羅須地人協会活動期間中の高瀬露さんの勤務校は、下根子桜の宮沢賢治の住まいから約7〜8キロの距離があることが分かりました。 そんな距離から、しかもお勤めを持つ身で「賢治が辟易するほどの頻繁な訪問」が出来るのかを当記事で考えていきたいと思います...
「頻繁な訪問」伝説

話の内容・西方の村・彼女の勤務校

当記事より「高瀬露さんが宮沢賢治のもとを頻繁に訪れるようになった、それに対して賢治がどういう行動を取ったか」という「逸話」について感想や意見を述べていきたいと思います。 話の内容を整理します 露さんが賢治と知り合う・羅須地人協会の活動に関わ...
悪評系文献

悪評系2大文献まとめ

「悪評系2大文献」に対する意見と感想は当記事でひとまず締めとし、次記事からは「宮沢賢治と高瀬露さんに関する様々な話」への意見と感想を述べていきます。 当記事では「両文献の良い点と問題点」「文献の内容以外に気になったこと」を記していきたいと思...
悪評系文献

儀府文献・空々しさとずるさと

儀府文献への意見・感想の続きです。「やさしい悪魔」に戻り(ページも270ページから252ページに戻ります)まとめ部分の気になる箇所、「火の島の組詩」の記述から儀府文献に思うところを述べていきたいと思います。 空いた口が塞がらない 儀府は「や...
悪評系文献

儀府文献が描く「その女性」

さて、改めて儀府成一の文献「やさしい悪魔」「火の島の組詩」に対する意見・感想に入りたいと思いますが、儀府文献は前記事でも書いた通り「読み応えがあり過ぎる」内容、特に「やさしい悪魔」は森荘已池の文献を大きく膨らませて派手なデコレーションを施し...
悪評系文献

「悪評系2大文献」のもうひとり・儀府成一

次に儀府成一の文献を取り上げていこうと思います。 取り上げる文献は以下の2点。1.やさしい悪魔2.火の島の組詩 両者とも1972(昭和47)年・芸術生活社出版の「宮沢賢治 ●その愛と性」という書籍に収録されています。 1は約43ページにわた...
悪評系文献

森荘已池文献・和服姿の女性は幻?

1926(大正15)年秋〜1928(昭和3)年夏にかけての森荘已池の「動向」が判明しましたがひとまずそれは脇に置いて、引き続き森の文献「宮沢賢治と三人の女性」「高雅な和服姿の”愛人”」より気になるところを抜き出し、意見・感想を述べていきます...
悪評系文献

森荘已池文献・和服姿の女性

まずは森荘已池の文献から取り上げていきます。 当記事で取り上げる文献は以下の2点。1.宮沢賢治と三人の女性2.高雅な和服姿の”愛人” 1は1974(昭和49)年・津軽書房出版の「宮沢賢治の肖像」に収録されており、初出は1949(昭和24)年...
お知らせ・ご挨拶

旧ブログの記事を再公開いたします

当ブログ公開1ヶ月前の2023年10月1日にgooブログ版「「猫の事務所」調査書」(以下「旧ブログ」)の大半の記事を非公開にしましたが、本日2024年2月6日より当ブログの記事公開状況に合わせて関連記事を再公開してまいります。 旧ブログの記...