想像の世界(1718)ひとえに風の前の塵に同じ”、…ゴーン、ゴーンと、祇園精舎の鐘の声が聴こえてくる…。


想像の世界(1718)ひとえに風の前の塵に同じ”、…ゴーン、ゴーンと、祇園精舎の鐘の声が聴こえてくる…。



中国の街や村の財政が、8兆円とか10兆円の負債を抱えて、赤字にみんな苦しんでいるらしい。

それでも広大な敷地と14億人の人口を持つ、かつては世界の工場と言われ、アメリカに次ぐ第二の経済経済大国だった中国共産党は、習近平を始め、みんな虚勢を張っているわけだ。

世界各国の企業は、次々と中国での企業活動を止め、中国を去っているわけで、それでもその工場を、いわばタダで手に入れた中国は、まだそれなりに活動は続けているわけだ。



ま、18歳の頃から、中国共産党もソビエト連邦も共産党はみんな大嫌いで、言っている事は結構素晴らしいが、やっている事は真逆で、醜い奴等はみんな大嫌いな性格の俺は、アメリカのニクソン大統領が、日本の頭越えに中国と国交を結び、慌てて日本の田中角栄首相が、中国へ尋ねて国交を結んだことで、日本の経済界も、慌てて中国との経済交流、経済活動を始める始末で、すると、世界中が草木もなびくように、中国へ中国へと流れていったわけだ。

ま、俺は、この馬鹿ども、いずれ中国にみんな乗っ取られて、しっぺ返しを受けて大損するぞと、冷ややかに見ていたわけだ。



でも、俺が思った以上に、中国と世界の経済界の密月は意外と長続きしたわけで、その間に世界の工場として莫大な利益を上げた中国は、世界の貧困国にも資金を貸し付けて、結局その工場やインフラさえも乗っ取る始末で、横暴を極めた政策を進めてきたが、その政策もやっと終わりを迎えつつあるわけだ。

ま、考えると俺が期待したよりもかなり長続きした中国の経済も、そろそろ終焉を迎えつつあるのだ。

そしてYouTubeにも、中国の崩壊の記事が目立って増えており、ま、俺にしたら、やっと世界が中国での企業活動の虚しさに気がついたかと思ったわけだ。



俺に言わせれば長すぎた春で、しかも騙され続けた、長過ぎた春だったわけだ。

国内でも日本一を誇ったダイエーは潰れ、今や日本一に躍り出たイオングループも危ないわけで、俺に言わせれば、海を隔てて沖縄での企業No.1に踊り出たサンエーも、しばらくは海に守られて、他県からの進出に対して、当面サンエーの優位は保てると思ったが、何せ、”驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し、猛き人もついには滅びぬ、ひとえに風の前の塵に同じ”、…ゴーン、ゴーンと、祇園精舎の鐘の声が聴こえてくる…。

うーん、ご愁傷様!



ま、サンエーも今はまだ沖縄一を続けているわけで、思えば俺がサンエーを沖縄一の企業に築きあげたのは、もう45年以上も前で、逆にまだ沖縄一を続けているわけで、流石にサンエーも長すぎた春で、俺なんか、途中で企業活動はほとんど辞めてしまったのは、レイチェルの沈黙の春を読んだおかげで、企業活動の虚しさをつくづくと分かったせいで、本当にこの40年は、最初の10年は倒産した後、いわば無一文のゼロ状態から、また沖縄一の企業を作ろうと、当初はユニバーサル・マーケティング。訳してユニマークと言う。アメリカのドーム・ホームメーカーの極東総代理店になったりして、アメリカ人を専務にして、アメリカ人との取引等にも頑張ったりもしたが、レイチェルのおかげで企業活動の難しさをつくづく知ったわけで、全てを辞めて、故郷の宮古島で、自由にのびのびと暮らそうと帰ってきて、当初は無一文のド貧乏で帰ってきたが、何とか2年で300万円は貯まってしまったので、取り敢えずメシの種とつくった海鮮酒家中山(ちゅうざん)という居酒屋生活が、もうドハマりして天職になったわけで、あれから34年を間もなく迎える居酒屋暮らしは、正解だったなーとつくづく思うので、幸せすぎるぐらいに幸せな毎日だ。



ま、俺は5万円の給料だが貰ったことは一度もなく、見たことさえ一度もないわけで、10年余り買い物をした事は1回もないわけで、ま、昔から金の使い道などさっぱり分からない俺は、手元に3ドルぐらい持ってアフリカを目指したわけで、アフリカに行くにもパスポートが必要だとはまるで想像したこともなかった高校生の頃、いや、4歳から78歳の今日まで、脳天気な生活はまるで変わっていないので、損得などまるで考えず、ただ節子が望むので、最初の結婚では一応金持ちを目指したわけで、宮古島一になり、沖縄一の企業になるのに6年もかからなかったのは、ひとえに人を集める方法を考えただけで、ま、大企業も風の前の塵に同じってわけだ。

ま、驕れるなよ、みんな。

じゃあな。



2024年3月30日



人生波乱万丈!73歳脳出血後遺症と共に歩む中山誠氏の思い出話が面白い。
中山誠の思い出 memories
中山誠氏の思い出話しが面白い。本当に、相当面白いのだ。これだけの波乱万丈な人生を送ることができる人が、いったいどれだけいるのだろうか?そしてこの物語(思い出)には、戦後沖縄の歩んで来た歴史の中で起こる様々な出来事ともとても関連が深い。現代の沖縄史といっても過言ではないのか…



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