カルマとは、結果をともなう行いのこと。この世で自分が経験することは、カルマの法則といわれるしくみで作られていきます。
カルマの法則とは、自分がした行いのエネルギーが、いつか何かの結果となって自分に戻ってくるスピリチュアルなしくみのことです。
この法則は生まれ変わりをまたいで作用するので、
今世で自分が経験することは、前世の行いがもとになっていることも、今世の過去の行いがもとになっていることもあります。
日々、自分がさまざまな「行い」をすることで、新しいエネルギーが加わっていくので、人生のシナリオは常に書き換わります。
新しいエネルギーがとりこまれ、シナリオが変わる余地があることを、運命は変えられる、などと言ったりもします。
過去の行いのエネルギー(カルマ)も、影響力が大きいものも小さいものもあります。小さいものは、そこまでの強制力がありませんので、途中で増える新たなエネルギーで、結果がいかようにでも変わります。
しかし中には、そうした日々つくりだされるエネルギーでは書き換わることがない、そうなるとほぼ決まっている事柄もあります。
それを宿命といいます。
運命と宿命は同じ意味でつかわれることもありますが、つかいわけるとすれば、変化の余地があるか、そうでないかで区分けされます。
宿命として決まっていることは、日々つくられる新しい行いのエネルギーにより、別の方向に進みそうになったとしても、
元のシナリオに戻そうとする強制力が働くイメージです。
これは決して悪いことばかりではなく、良いことも含めて、こうして軌道修正がかかって進まされる道もあるということです。
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