皆様
しばらくブログをお休みしていてご無沙汰しておりました。
色々事情があり、長い間更新する事が出来ず、状況も一転、二転し、ドラフトを書いても追いつかず・・・。日付が大分さかのぼってしまいますが、私自身の運命の人探しの旅の記録の為にも、過去にさかのぼって更新していきたいと思います。引き続き宜しくお願いします。(=⌒▽⌒=)

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そしてついに記念すべき・・・



杼得と一緒の感謝際!!



昼と夜、両方とも私の友人宅に招待され、はしごすることになった。

午後に女友達のお宅にお邪魔して、イタリアを愛する彼女によるイタリアンテーマのランチ。
美味しいスパークリング・ワインもご馳走になり、彼も彼女の作った「ラザニア」に感動!
杼得が、マンマの「ラザニア」の味に近いと感動しているので、私は要観察。
近いうちに見よう見まねで作って彼を驚かせようと、心に決めた。

その後はタクシーを飛ばし、クイーンズ区にある別の友人宅にダッシュ!あし

ゲイ・カップルで、出会った瞬間にお互い魅かれあって、まさにザーザーズー体験をして、早々同棲しているラブラブカップルなの。


到着した私を見るなり、


「**!!OMG, Who's this hot girl!!! 」と私に、そして

「このぉ~幸せ者が~!」と杼得に。


おかまちゃんだから、おねえ言葉に大げさな表現で、私を十二分に持ち上げてくれる。


照れる杼得の表情を見たら、


二人、ありがとよーかお
と心の中で叫んでしまった。


この二人がとてもお料理上手で、彼らの焼いた七面鳥は、今まで食べた中でも一番おいしいと言っても過言ではない。

フレンドリーな友人達に、おいしいお料理で杼得も満足そう。
ほとんどのゲストが皆カップルだったが、私達はお雛様のように奉られてテーブルの真ん中の席で隣り合わせて座った。女の子男の子
カップル同士のこういう集まりに行くと、本当に「カップル」として認められているようで、私達の自覚も強まる気がして嬉しい。


キッチンで立ち話をしている時に無邪気な友人の腑瑠納戸が、触れてはいけない話題に触れてしまった・・・。


「貴方達、クリスマスはどうするの?」



・・・・・・・・・・・・


一瞬の間が合った後に杼得が答えた。



「イタリアへ帰国するよ」


そしてまた、突っ込んではいけない所へ突っ込んでしまった・・・


「あらぁ!素敵!**、貴方も行くんでしょ!?」


・・・・・・・・・・・


あちゃちゃちゃちゃちゃちゃ・・・・痛い痛い


「私は・・・いかないよ・・・一人で行くんだって~。」


少し女友達にすねて告げ口するような口調で言った。



「エエエエエエっ!!信じられない!何!?**をクリスマスに一人置いて行くの!?」


「ぎゃああ~~~~!ひどい、ひどい! 良いわ、**は私達が連れて行くから!!」



みんなから避難の嵐がごーごー


この家では、見かけは皆男の子だけど、心は女の子だから、女の子は私一人のはずなのに、皆私の見方だったのだ。

杼得、四面楚歌・・・ガーン


かろうじて反論した


「でもニューイヤーには**は僕を置いて日本に行っちゃうんだよ!」


本当だった。実は祖父が入院したので帰国を決めていたのだった。

私が「パートナーに相談」と言う見本を見せないとと思い、杼得には時期について事前に相談した。

彼がイタリアに行くクリスマス休暇中に私も帰省したら、年末には戻って新年は一緒に過ごせる。
だが、年末年始の方が休暇も多く取れて、日本の家族はお正月休みで家族ともっと沢山時間を過ごせる。

どーしよー

事情を聞いて杼得は即答した。

「少しでも沢山家族とゆっくり出来る年末にしなよ。ニューイヤーに君が居ないのは寂しいけど、僕の事は心配しなくていいから。」


彼は・・・自分の寂しさよりも、私が家族と過ごす時間を優先させてくれた・・・。


お見舞いも兼ねて一年ぶりの帰国なのに、「彼とのニューイヤーズ・イブのお祝い」を優先する気持ちが少しでもあった自分が恥ずかしくなった。


あまりにもあっさりしていたので、本当は居なくても別に良いのかな?大して気にしてないのだと思っていたけれど、実は彼も私に「置いてかれて寂しい」と思っていたのか・・・。


私のようにいちいち騒ぎ立てずに、そっと自分の胸の内に留めて私の負担にならないようにしてくれていたのかも知れない・・・。


彼の謙虚なやさしさが見えた。



今年はすれ違いで、初めてのクリスマス、初めてのニューイヤーもお預けになってしまったけれど、素敵初めての感謝際だった。

Happy Thanksgiving day!





皆さん!!!

つ・い・に!! 





杼得と一緒の感謝際!!




アメリカのホリデーシーズンの切り出しとなる感謝際はクリスマス同様、もしくはアメリカではそれ以上の「家族行事」。

恋人がいようが、航空運賃がベラボーに高かろうが、皆それぞれ家族の元へ帰っていきます。


そして、


私と杼得が一緒にお祝いする初めての感謝際です!ニコニコ



私達のように感謝際文化の無い国出身の外国人で、実際に「家族」の元へ帰らない人達には友人家族などからいくつか誘いがかかり、「どちらの招待を受けるか」ということにも、やや政治的な要素がある。


杼得は去年は遠縁の親戚の家に行き、今年も「おそらく」招待を受けると思うが、こちらから聞くわけにも行かない。しかも、今年は「私」も居る。
ギリギリまで待ったのだが、その間に私の友人からお誘いがあり、私達は彼らの家での感謝際ディナーに一緒に参加することになった。




携帯

「嬉しいよ! 僕達の初めての感謝際だ!Love you!」


杼得からほほえましいテキストメッセージだった。



初めての感謝祭・・・



そうだ・・・


これまでも二人の「初めて」が沢山あった。


初めてのデート
初めてのキス
初めてのお泊り
初めての週末旅行
初めてのロング・バケーション
初めてのハロウィーン・・・


つい先日、初めて杼得のお誕生日も一緒にお祝いした。

初めての経験ってなんと言っても感動が増す。



彼も、慎重ながらに、こうして私達の関係が深まっていっている事が嬉しいのだ。


こうやって、一歩ずつ、一段階づつ・・・確実に階段を上っていっている。



この前、イタリアでのクリスマスは願わずと、非常に残念に思ったが、全部今年中に「初めて」を経験してしまったら・・・

やり尽くし感が出ないか!?




確かに、付き合って一年でぼーっと熱して、盛り上がって、駆け足で既に「全部一緒」に経験してして、「冷めたダウン」となる場合もある。


私のような恋愛体質の者は、常に恋愛モードで居たく、次から次に盛り上がる刺激を求めそうだ。
非日常の。



「初めての~」「記念日」「思い出の」・・・
連ねていくと、まるでわが子の成長を綴る育児思い出のアルバムみたいだが・・・ガーン


つまり、



初めてゴトは、ひとつずつ、丁寧に味わって、他は来年の楽しみに残しておく・・・

頂き物の美味しいお菓子を、大事に大事に分けて少しづつ味わって頂くように・・・


少しづつ、お互いの愛を確かめ合いながら進んでいく、逆に毎年楽しみが残っていて良いのかも!!!

悟りを開いた日でした。


病は気から。気は心。全ては心持ち次第。
落ち込んでないで、楽しみに変えないとね!


今年存分楽しんで胸に焼き付けるのは、
初めて一緒に祝う感謝際!




杼得のお誕生日当日は平日なのでレストランで食事をする事にした。




「どこに行きたい?」

と聞いた私に、

「気持ちは嬉しいけど、こんなご時勢だから無駄遣いしないでおきな。家で何かやればいいよ。僕は君と一緒に家に居るだけでいいの知ってるでしょ。」



だけど、彼のお誕生日には先日買ったばかりのドレスを着ることになっていたので、出かけよう!と言う事になり、



トライベッカにあるMEGUへ!




私に素敵なお誕生日をプレゼントしてくれた彼のために、私も何か素敵な演出がしたかったの。

MEGUはお店の真ん中に氷で出来たBuddahの彫刻があるトレンディな和食のお店。


だけど、追記の条件があった・・・




「ご馳走させてくれるなら行く」



これは、謙虚なんだか、彼の気遣いなのか、私の財政状況を相当心配されてるのか・・・


いや、私だって、年に数回位、奮発できるよ??

とりあえず条件を飲んだ~にひひ(のむのには簡単な条件だ~)



私も新しいドレスを身に纏い、思いっきりおしゃれして出かけた。



不景気のせいか半年前には想像もつかなかった状況・・・



ガラガラ~



でも私達にとってはラッキー。
セミプライベート状態だもんね。
事前にお誕生日祝いなのでと連絡していたので、Buddhaの近くの良い席を用意してくれたし、2~3人のウエイターが代わる代わるサービスしてくれたし。
デザートの時には皆集まってハッピーバースデーの曲も歌ってくれ、彼のロマンチックお誕生日演出のキャスティング・メンバーになってくれたのだ~。


スポンサーは本人だけど。ガーン



来年も素敵なお誕生日を一緒に迎えられるといいね。ニコニコ


「はい!ニコニコ



当日の朝、ソファーに座ってカプチーノを飲む杼得に軽く包装したそれを渡した。


杼得には「日曜日は空けておいてね!」とだけしか伝えておらず、前夜には、「明日はちょっと早いけど7時半起床ね。ニコニコ」とだけ・・・。

「何、何?どこ行くの?」
教えてもらえないのを分かっていても聞いてきた杼得だったが、その問いは本当に「知りたい」と言うよりも、ウキウキニコニコの気持ちの表現のようだった。



杼得は手に持っていたカプチーノをさっとテーブルに置き、まるでクリスマスプレゼントの包みを開ける子供のように目をキラキラさせて夢中で包装を開けた。


「杼得のバースデーウィーケンド」と彼の写真も入ったしおりの表紙から何が出るのかと好奇心に満ち溢れた目で丁寧にページを捲っていった。


イントロの後に続くページのクルーズ船の絵に彼の目が釘付けになり、


「貴方のお誕生日をお祝いするにあたって何か思い出に残る素敵なことを考えました・・・。 私が知っている少しの貴方の事と、貴方の生まれたこの季節、そして日本人の季節を生活に取り入れる文化を取り入れた物を考えていて・・・この広告を目にした時、『これだ!』と直感で思ったわ。気に入ってくれると嬉しいです。」




二人共、遠足に向かう小学生のようにウキウキした軽い足取りで船着場へ向かった。
一番後ろの席も取れ、ゆったりとハドソン川両岸の紅葉を満喫した。もう既に風は冷たく感じるが、恋愛モード全開の私はそれぐらいでヘコタレない。グー

ハドソン川を北上して行き、ブロンクスも過ぎてしばらくすると、マンハッタンの摩天楼とはかけ離れた、木々に囲まれる穏やかな景色が広がっている。

ベアーマウンテンに着いた時には日も高くポカポカで、思い出のお誕生日サプライズ紅葉ツアーにはもってこいの雲ひとつない晴天。

船着場から少し上がっていった湖のほとりにビアガーデンがあり、小さいながらもオクトーバーフェストが催されていて、ドイツソーセージとビールで乾杯した。

湖畔をぐるりと回り、少し岡の上まで行ってなんとなくゆっくり過ごすのかな~と思っていた矢先に杼得が言った。




「山の頂上まで上ろうよ!」



手を繋ぎ、ぐんぐん登り始めた!


約1時間のハイキング、最後の方は暑いし、膝にも負担がかかってきていたが、頂上から見下ろすベアーマウンテンの裾の紅葉はまるで絨毯のように広がっていた。

人は「共感」することで心のつながりを感じるというから、こうして美しい風景を黙って一緒に眺めるたびに・・・私達の絆は深まっているに違いない。


ジャーマンソーセージにハイキングだったので、さすがに帰りの船ではお疲れモードだったが、船から見る夕暮れのマンハッタン、自由の女神の背景でみるみる内に沈んでいく燃えるような夕日が印象的だった。


杼得の握る手の力が一瞬強くなり、言った。

「Arigato」



たぶん、たぶん、たぶんだけどっ、

このサプライズ誕生日プレゼント大成功!



また杼得と私の思い出の一ページに加わった




絨毯のようなに包まれて、
私達の愛も温まりました~。


杼得は11月生まれ。



今回は正式に付き合い始めて最初の彼のお誕生日ケーキ。去年は数日過ぎてから食事にだけ行ったから・・・。

私に素敵なお誕生日をくれた杼得に素敵なお誕生日のサプライズをあげたい。



男性へのプレゼントはいつも頭を抱える。


シャツ、ネクタイ、時計・・・


どれも沢山持ってるし・・・


しかも彼、腐ってもイタリア~ノ、結構こだわりがある・・・




何をあげたら喜ぶのか・・・分からないよー

無駄な物は嫌だし、だけど、何が欲しいか聞くのは味気ない・・・



彼がぜんぜん期待していなかったようなサプライズで思い出に残るものにしたい!


今までで一番素敵なお誕生日にしたい!




思い出に残るアクティビティーでもいいなー



彼の好きな事、彼の生まれたこの季節・・・

何か意味のあるものにしたい・・・





ふと、目にした広告目





 これだ!!!ひらめき電球






 ベアーマウンテン紅葉クルーズ!!


マンハッタンのミッドタウンからクルーズ船にのり、ハドソンヴァレーと呼ばれるハドソン川沿いの紅葉を眺めながら北上し、ベアーマウンテンへ。 そこで半日下船し、ハイキングや紅葉を楽しむ。


紅葉の季節に生まれた杼得
海辺の街で生まれ育ち、船が大好きな杼得




ぴったり!



しかも、オクトーバーフェストをやっているではないか!

杼得はドイツびいきで、ドイツソーセージも大好き!!!



これにした~!



そして私は、情報や写真なども入手し、パワーポイントを使ってビジュアルにも凝り、当日の朝にサプライズで渡す旅のしおりをせっせと作成。

チケットをぽぉーんと購入するだけじゃなくて、手間ひまかけた、手作り感のある一日遠足を企画。

最近仕事でストレスをためている彼のリフレッシュにもなるだろう。



杼得も喜んでくれるかなー。ニコニコ


杼得とは毎日、メールやテキストをしている。夜は電話もする。

連絡事項であったり、「おはようニコニコ」や「おやすみキスマーク」、お昼に何食べたとか、今日はインフルエンザの予防接種をしたとか・・・。
他愛無い一言、二言の日常会話でも、気持ちが繋がっている気分になって好き。


今日は突然、


「ベイビー!デスクを整理していたら、去年フランスから送ってくれた葉書が2枚出てきたよ!」




去年、玉砕覚悟で杼得に会いに行った直後のフランス旅行で、トゥルーズとニースから送った絵葉書だった。

一応大事に(?)保存しておいて、懐かしく眺めてくれたことが嬉しい。

お互いの気持ちを探り、探り、進んでいた一年前のあの時とは、違う気持ちで読み直したのかもしれない。



私の言葉遣いもよそよそしかったに違いない。


あの頃の気持ちが鮮明に蘇ってきた。
私は、ザーザーズーを感じているのに、毎日のように「Ciao」とは言うのに、はっきりしない杼得の態度にヤキモキして玉砕覚悟で思いをストレートにぶつける気分だったけど・・・。


彼はどんな気持ちだったことを思い出したのだろうか?


そして今日はそんな「初々しい気持ちラブラブ」をお互いに思い起こしながら、毎日何通も送りあっているメールを交換している。


時の流れって不思議だな。


アメリカ流の「褒めて伸ばす」文化は日本人的には最初とても違和感がある。


初めての外国人ファミリーとの食卓で、親が自分の子供を褒めまくり、「I'm Proud(誇りに思う)」などと息子や娘の肩をたたきながら他人に豪語してしまう所などに、どう反応して良いのか戸惑った経験は米国居住者なら誰でもあると思う。


身内が身内を褒め称えるなど、日本人の美徳とはかなりかけ離れていると思う。


日本人は余り素直に褒めない。
自分の成功や幸せを語ると、「自慢」や「うぬぼれ」になってしまうし・・・。



どうしても、良い所を褒める割合より、悪い所をつつく割合が多くなってしまう気がした。

でも日本人でも褒め上手の人は居るし、特に『男性』を褒めて、立てることを器用にこなす人も多い。


私はこの辺が苦手分野だと思う。
思ったこと素直に言ってしまうし、取り繕うのも得意じゃないし・・・。
つい、相手の弱点にも突っ込みを入れてしまう。


おべっかを使う必要は無いが、相手を良い気分にさせて悪い事は無いと思う。
この辺、私も改善が必要だと思うし、アメリカンスキーに学ぶ所があるのではないかと。



そして最近、功を成したのが、「Positive Enforcement

ポジティブに行動を促す。


杼得は私に花束をくれる。
何の理由も無いときに。週末にくれて、月曜日に仕事に行くときはオフィスに持っていき飾る。
お礼は既に言ってあるのだか、オフィスに着いてから改めてメールでお礼と感激を示した。


「お花を生けました。味気ないキュービクルがぱっと明るくなって嬉しいです。同僚達にもうらやましがられちゃった。素敵なお花を本当にありがとう!」

彼は、私を「ハッピーに出来た」ことに異常な喜びを感じ、同僚にどんなにうらやましがられたのかも聞きたがり、同僚の反応を伝えると、更なる満足度を示した。


その後、

それから、ほぼ毎週、花束をくれる・・・・。


そして、

会社では、「さすがイタリアン!」ともてはやされロマンチックなボーイフレンドで知られるようになった。



国際恋愛で大切なのは「褒め上手」になることだと思った。

欧州人も日本人に似通った所があって謙虚な一面もあるが、親密な中だとやはり「認められたい」と言う気持ちが大きいらしい。そしてそれを表すのに「褒める」行為が分かりやすいようだ。


「前はもっと頻繁にお花くれたのにぃー」
「OOちゃんの彼はXXしてくれるらしいよー」
「ぜんぜん~してくれなーい」


なんてすねて見るのが、女の子らしいと思った。
そしてもしかしたら、「女心は分からない」、「気が利かない」と自覚のある日本人男性には効くのかもしれない。


だけど・・・


イタリアン男子


女性を喜ばせる天性があると思っています。
女性を喜ばせるのが宿命であると思っています。



それが彼らのプライドキラキラです。

だから、「すねられる」、「ねだられる」と、自分が女性を満足させていないと自己評価ががくーん!ダウンと下がってしまうようです・・・。

そして、喜ばせられたと感じられると、バリバリ満足して、「よっしゃーまた、がんばっちゃうぞーグー」と、気合が入ってしまうらしい・・・。



そういえば痲里にも以前言われたことがある。

私がガミガミ文句を言うと、


Bitterness(苦い物)よりもSweetness(甘いもの)の方がより大きなものを動かせると・・・


それって、あの・・・

北風台風太陽晴れ』の原理じゃないか?




何?相手に言われたからやりたくない?

それじゃあ、まるで反抗期のティーンエージャーじゃないかい!

と思わず思ってしまうが・・・。



人の心理とはそういうものなんかも知れない。

特に男性陣は・・・。



と言う事で・・・


目指せ、褒め上手!チョキ

去年のブログエントリーを読み返していた。



たったの一年で自分の状況も心情の変わりように自分でも驚くこともある。



これが、私だったのか・・・2007年の私・・・

本当に、一年後どうなっているかなんて誰にも分からないものだ。




上瓦弥のお誕生日会での「悲しいできごと」

今考えれば、私の全くの被害妄想だったようだ。あの皮膚科医の彼女はあれから一度も見たこと無い。

泣きすぎて翌日頭痛がしていた私を友人のKが励ましに誘ってくれたカラオケで聖子ちゃんの、「あなたに会いたくて~Missing You~」を歌ったが、歌詞が余りに切なくて最後まで歌えなかったという下りがあった。




そして、



たとえ理想的でなかったり、「???」と思う所があっても、

私のすべてをかけて、見つめて行こう、この人を



という意気込みだったらしい。



ぷぷぷ~にひひ笑っちゃう。




「いい、**?お願いだからフランス人だけはやめておきなさいよ!」


と言い、国民性の違いを主張していた大叔母には、人生について色々なことを教えられた。

大正生まれの女性だから、今は時代が違うと話半分に聞いている時も少なくも無かったが、幾度も人差し指を立て、彼女は私に言った。

「いい!?一つ、『これは!』という信頼できる良い所を見つけたら、後はとことん付いて行きなさい。」


何もかも完璧な人なんて居ない。

一つ、尊敬できる素晴らしいクオリティがある男性だったら、他の欠点には目を向けず、上手く手綱を引きながらも、とことんついていけと。




今の私はどうだろう?


お姫様願望を口実に
実は杼得に甘えているのではないか?

彼ならわがままを聞いてくれるという甘えから出たものではないか。

甘えられる人にはとことん甘える。

それは私を思ってくれている彼の気持ちに付け込むことではないのか?




私が杼得と交際しているのは彼が尊敬できる人だから。
彼が私をお姫様扱いしてくれるからというのは一つの理由に過ぎない。
それが全てではない。


なのに、一つのハードルを越えると、また一つ、また一つと、自分の理想に近づくように求めすぎて居ないだろうか?


小さなことで「きぃー!」となりそうになったら、不満を抱いたら、思い出してみよう。

ほんの一年ちょっと前は、どんな思いで毎日を過ごしていたか。「温度差事件」やら、セントラルパークで見る数々のカップルの姿に胸を痛めていた事など。杼得と初めてのデートの日にどんなウキウキした気分で眠りについたか・・・。毎日の「チャオ」にどれだけの笑顔を貰ったか・・・。彼と手の温もりなどでどれだけ安心を貰っているか・・・。



彼の優しさ、ある意味安心に甘んじて『初心』を忘れてはいけない気がした・・・。




どうやら・・・


負け犬わんわん」の後に続く流行言葉は・・・


婚活」らしい。


最近の恋愛ブログのキーワードにもなっている。
婚活」、「崖っぷち」、「アラフォー」。
ネットを通じて、遥か地球の裏側の日本における、三十代女性の「あせりショック!」が感じられる。



母は私にいわゆる婚活をして欲しいのだろうか・・・?


婚活とは「就職活動」のように結婚に向けて相手探しの「活動」を積極的にすることのようで、「お見合い」的なことも含めるよう。
その中から、合いそうな人と「結婚を前提に」お付き合いをし、ゴールイン?

愛情をじっくりと育む」時間はなさそう、またそれは「無駄」のようだ・・・。

いかに早く、効率よくゴールへたどり着くか。

結果を出してなんぼ。



私のテーマ、「ワンツー・ワンツーあし」は、完全にアウトらしい・・・。

やれ、 「ザーザーズー」だの、「はじめての、L-Word! ラブラブ」だの・・・
ペースと次元が違いすぎるらしい。


「結婚願望は?いつぐらいまでに?子供は何人希望ですか?」


と、さっさと話を進めるべき・・・。


でも、「この人!」か、分からないうちに、そんな話進めてどうするんだろう。


でも母曰く、私にはもう、「のんびりしてる時間はない」らしい・・・。ガーン




えーっと

私、31歳、独身 結婚暦無し、子供無し(ただし姪は4人居ますが、カウントされますか?)

世間一般では、正真正銘の「負け犬わんわんですが、何か?

男性には狩猟本能があります。

これを踏まえて、よく「男には追わせろ」なんて言いますが、これは少し浅い考えです。

あなた自身が「獲物ヒツジ」では、捕らえられたところで狩りは終了。

つまり、飽きられてしまいます。



いい男が追うべき、本当の獲物は『』です。

出世や、お金儲け、名誉などの、男として、より大きな獲物を捕らえることで

愛する女性や、家族を守り、幸せにすることが、男性の誇りです。

いい女は「自分を追わせる」のではなく、あたたかく男性を励まし、癒し、見守り「大きな獲物」を、自分のために追わせるのです。



そしてもう一つ。

本当のいい女である貴女には、よくある恋愛マニュアルを、必要としない人になってほしいと思います。

人は自分を操ろうとしている人に、心から好意を抱くことはありません。

またマニュアルには、前述のように本能を取り違えて「すぐに飽きられる女」を生む危険性があります。

貴女には小手先の技で、相手の気持ちを操るのではなく『素』のままで、愛されるようになってほしいのです。

貴女なら、かならずなれます。


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『一生続く、恋をしよう』からの抜粋です。

なるほど、『を追わせる』か・・・。



男女の違いや、人の心を理解する冷静さと

彼だけに溺れる情熱を持った、

最高のいい女を目指そう!