「黒革の手帳」に記録された「ブリヂストンタイヤ」子会社元社長の不倫騒動〈パート1〉 | 日刊 鼠小僧

「黒革の手帳」に記録された「ブリヂストンタイヤ」子会社元社長の不倫騒動〈パート1〉

 俗に言う「不倫」は今や、そう珍しいことでもない。


 だが、登場人物が、世界に知られるタイヤメーカー、ブリヂストン子会社の元社長と、お相手が、大手新聞社OBの夫人という不倫なら、関心の度合いも倍加する。


 情報の発信元は九州・佐世保だが、この手の話しは広がるのが早い。やがて、一部のマスコミにも流れ始めた。複数の情報をまとめると、経緯はこうである。

 昨年の暮れ、都下に住む大手新聞社OBのB夫人は、痴呆症の症状が進行し、専門の施設に入居した。ここから不倫の幕が開く。
 ご主人が、妻の寝起きしていた部屋に入り、乱雑に積まれたアルバムなどを整理していたとき、分厚い「黒革の手帳」が出てきた。


 何気なしにペラペラとめくって見ると、2002年~2008年頃に渡った行動が断続的に記録されていた。俳句作りや美術館巡りを趣味にしていた懐かしい妻の字である。
 時々、手帳には自作の俳句が書かれていた。俳句を読むと、男女の恋が匂ったのである。しかも、妻と行ったことのない都市ホテル名が次から次と記録されていた。
 「東京・新宿の京王プラザホテル」、「同、文京区のフォーシーズンホテル」、「同・池袋のメトロポリタンホテル」・・・。同行した相手の男性名が実名で書かれていた。


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