大器晩成

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 人は、誰しも、人生の節目で受けた言葉というのがあるのではないでしょうか。座右の銘とも違うな、とても感銘を受ける言葉というのでしょうか、例えば、結婚式で仲間から頂いた忘れがたい言葉であるとか、失意のどん底にいるときに誰かから救われるような言葉をもらったというような感じかな。

 

 私は小学校を卒業するとき、どういうタイミングであったかは忘れたけれど、担任教師が私と母を前にしてこんなことを言ったことを今でも覚えています。

 

 「お母さん、レインくんは将来が楽しみですよ。彼は大器晩成です。」

 

 大器晩成・・・。

 

 結局、小学校を卒業するまで私は学業成績がまったく奮わず、ユーモアはあったけれど、あまり人望のない少年だったんですよね。だから、大器晩成なんていう言葉を私たち親子に贈ったのかもしれませんね。

 

 いずれにしても、私は、その時、担任教師が言い放った大器晩成という言葉を事あるごとに思い起こしては頑張ってきたんじゃなくて、頑張ろうと思ってきたのです。

 

 時々、脳裏に浮かんでいた大器晩成という言葉も40歳になる頃には、いつの間にか思い浮かばなくなっていた。代わりに大器反省という言葉に苦しめられるようになった。まあ、これは冗談ですが、しばらく、そんな言葉は忘れていたのですが、2年位前からかな。どうも自分の人生が今までにない程に良い方向に向かっている自覚を得るようになったのです。悲観思考で控えめな私がいうのですから、満更錯覚ともいえないような気がします。

 

 そして、最近、大昔、担任教師が私と母に贈った大器晩成という言葉がまたぞろ蘇ってきたのです。私の人生における計算だと、万事において現役でいられるのは、後15年です。そして15年以降は、本当の余生というのでしょうかね。春の縁側で日向ぽっこをするかのように幸せな人生を回顧するような毎日を送ろうと思っているんですよね。

 

 時間がない、ここで停滞しては死んでも死にきれない、そんな感じで頑張り出したわけですが、遅すぎたかな。遅すぎても、そんな気持ちになれたこと自体がとても嬉しいところです(^^♪

 

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