小正月の「魔滅」を楽しみませんか? | 前をむいて ♪ 

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「Workshop×Dining まっとうなくらし」主宰 
食を通して生きるを応援するライフコンサルタントです。


「小正月」です。小正月は旧暦の1月15日、新年を迎えた年始めの大切な節目として、多くの地域でさまざまな行事が行われてきました。

小正月といえば、家族そろって特別な料理をいただく風習も各地に残っています。日本の伝統では、小豆粥(あずきがゆ)を食べることが多いですね。赤い小豆には邪気を払い、災いから守る力があると信じられてきました。

「魔滅(まめ)」の意味、ご存じですか?
小正月に小豆を食べる風習のルーツは、「魔滅(まめ)」に由来すると言われています。「魔を滅ぼす」と書く通り、小豆や豆類には厄を祓う力があると考えられてきたのです。
この考えは、節分の豆まきにもつながっていますよね。豆を撒くことで邪気を払い、福を招く。食べることで、内側からも「魔を滅する」エネルギーを取り込むわけです。

小正月を彩る料理
小豆粥以外にも、小正月には各地域で様々な料理が楽しまれています。
たとえば、地域ごとに違う「だんご汁」や「お餅」を入れた汁物、小豆を煮たぜんざいなども人気です。こうした料理には、お正月に重たくなった胃腸を優しく整える意味も込められています。

「魔滅」のひと品としておすすめなのは、簡単に作れる小豆の甘酒スープ。

 

甘酒と小豆のドリンクに豆乳を加えると、さらにクリーミーで優しい味わいになり、口当たりもまろやかに仕上がります。豆乳は薬膳的にも「脾や肺を養い、潤いを与える」働きがあるため、冬にぴったりな組み合わせです。

甘酒・小豆・豆乳のホットドリンク
*材料(2~3人分)*
甘酒(ノンアルコール、無加糖):200ml
豆乳(無調整タイプ推奨):200ml
茹で小豆:50g(市販の茹で小豆または自家製の茹でたもの)
生姜のすりおろし:小さじ1/2(好みに合わせて増減)
塩:ひとつまみ
蜂蜜または黒糖:小さじ2〜(お好みの甘さで調整)

*作り方*

1.生の小豆を使用する場合、たっぷりの水で柔らかくなるまで茹でる(小豆缶や市販の茹で小豆を使ってもOK)。
茹でた小豆を鍋に移し、水分が足りなければ少量の水を足し、温め直しておく。

2.別の鍋に甘酒と豆乳を入れ、弱火でじっくり温める。
沸騰させないように注意し、混ぜながら滑らかにする。

3.生姜のすりおろし、塩を加えて軽く混ぜる。
茹で小豆を投入し、全体が均一になるように混ぜながら温める。

4.蜂蜜または黒糖を加えて好みの甘さに仕上げる。

*仕上げと盛り付け*
温度が適温になったらカップに注ぎ、クコの実や白ごまを飾ると華やかに。

*体の潤いをサポート*
甘酒や小豆が補う栄養に加えて、豆乳が肌や喉を乾燥から守る効果も期待できます。

*アレンジアイデア*
シナモンをひと振り:味のアクセントに加え、体をさらに温める効果があります。
豆乳泡立て器を活用:豆乳を泡立てて、カプチーノ風に仕上げると見た目も楽しい。
黒ごまペーストをプラス:コクを増し、腎を補う冬に最適なアレンジ。

 

 

小豆をコトコト煮込んで温かく、体に優しい「魔滅」をお楽しみください。
一年の無病息災を願って、小正月の文化に思いを馳せながら、美味しいひとときをどうぞ✨

 
 
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