これは森林公園でランニングをしていた頃の話し。
「いま全力疾走したら、どれ位走れるだろうか」
恥ずかしながら、森林公園の緩い上り坂でやってしまった。
100mも走ったら、目の前がチカチカと火花で見えなくなって…
暫く往生してしまった。
それなのに、後日のランニングで、またその上り坂が近づいて来たら…
心の中のもう一人が叫んだ「もう一度やって見ろ、ダッシュ! 」
しかし、今度は少し速くなったように想えた。
全力で走れる距離も少しだが伸びた。
身体に良いとは言えないが、
チカチカと火花が見えた後、呼吸の乱れの回復も早くなっている。
そう、
チャレンジするとは、こういう事でいいのではないか。
チャレンジの過程で、タイムを速く、体力の消耗も少なくする目標が出現した。
失敗しても、あきらめない。
もう一回、工夫を加えてチャレンジしてみる。
もっと速く走るために呼吸法を変えてみる。
次の可能性に向けてチャレンジし続ける。
負けた時、失敗した時、目標を持ってチャレンジしたら、
その結果から受け取る何かが全く違うのだ。
自分が行うあらゆる挑戦や仕事に目標を設定するだけで、成長が加速する。
一番つらいことは、目標の無いままに続く苦労だ。
だから、目標が必要なんだ。